東雲彰人
なんだここ…
青柳冬弥
始めてみる風景だな。ここら辺も賑わっている。
東雲彰人
だな。……まさか異世界にでも来たのか…?
青柳冬弥
とりあえず、ここがどこか人々に聞いてみよう
その時ある2人組の声が聞こえてくる
タルタリヤ
もー、鍾離先生、またモラ忘れたの?
鍾離
ああ、すまない。持ってくるのを忘れた。
タルタリヤ
仕方ないなぁ。俺がまた奢ってあげるよ
東雲彰人
……モラってなんだ……?
東雲彰人
冬弥知ってるか?
青柳冬弥
……いや、聞いたことない言葉だな……
東雲彰人
というか、あの二人の衣装コスプレか何かかよ……ますます異世界に来た気分になる…
青柳冬弥
そうだな……ああいうのを東京で見たことないな
青柳冬弥
少し、あの二人にここの世界について聞いてみる。
東雲彰人
えっ、まじか……何か怖くねぇか?もっと一般人っぽい奴らに話しかけた方が……
青柳冬弥
あの……すみません
タルタリヤ
ん?
鍾離
?
東雲彰人
ちょっ、おい冬弥……
青柳冬弥
ここはなんという地名でしょうか……?
タルタリヤ
ん、別の国から来た人かな?ここは璃月だよ
東雲彰人
璃月……?
青柳冬弥
璃月って、、、どこですか?
鍾離
……?璃月は璃月だぞ。国名だ。
東雲彰人
ウソだろ……
東雲彰人
……まじで異世界来たのか……!?
青柳冬弥
……そうみたいだな
タルタリヤ
異世界ー?君たち、どこから来たの?
東雲彰人
東京だ。
鍾離
……東京……テイワットにそんな名前は無いが……
東雲彰人
いやテイワットって何すか……
タルタリヤ
大陸だよ。……君たち、本当に異世界の人間なら俺らが帰れる方法考えようか?
青柳冬弥
良いんですか…?でも、俺らは寝たらここに居たので……どうやって帰れるか分かりません
鍾離
ふむ……璃月で色々探したら情報が見つかるかもしれない……2人1組で探すのはどうだろうか
東雲彰人
2人1組……分かった。とりあえずそうするか
タルタリヤ
じゃあ俺は同じオレンジ髪だし、君と組もうかな!……というか、名前聞いてなかったね
東雲彰人
ああ、俺は東雲彰人です
青柳冬弥
青柳冬弥です
タルタリヤ
…んー、名前は稲妻に居そうな名前してるけどね
鍾離
そうだな。……俺は鍾離
タルタリヤ
俺はタルタリヤだよ
東雲彰人
……分かった。よろしくお願いします、タルタリヤさん
タルタリヤ
ああ、よろしくね~
青柳冬弥
じゃあ、俺は鍾離さんとですね
鍾離
ああ、よろしく頼む
タルタリヤ
んー、これといって特に変わった場所は無いね。
東雲彰人
あー、マジすか……もしかして…俺ら一生戻れないんじゃ…
タルタリヤ
大丈夫だって。もし戻れなくなっても、璃月の暮らしは楽しいと思うよ?
東雲彰人
いや、そういう問題じゃねぇっす……俺には大切な仲間や家族が居て……
タルタリヤ
まあ、それもそうだね。
タルタリヤ
とりあえず続けて探そう。
東雲彰人
嗚呼、
東雲彰人
はぁ、はぁ、、この世界ヤベーな…怪物がそこらじゅうに居る…!
タルタリヤ
まあここは璃月港内じゃないからね~。そとには沢山ヒルチャールとか湧いてるよ。
東雲彰人
俺らの世界ではこんな怪物居ないんですよ……!
タルタリヤ
え?そうなの?……じゃあ尚更早く戻らないと死んじゃうかもね?
東雲彰人
こんなとこで揶揄うなよ……
青柳冬弥
……沢山見たことない妖怪のようなものが居ますね
鍾離
ああ、安心しろ。守るから大丈夫だ。
青柳冬弥
心強いです…!尊敬します
青柳冬弥
はぁ、、少し疲れてきましたね
鍾離
ああ、色んな場所を探してみたが……特に変化したところは無かった。
青柳冬弥
……一体どうすれば…
その時ヒルチャールが冬弥に攻撃しようとする
青柳冬弥
っ、、、
鍾離が攻撃して制圧する
青柳冬弥
……こんな異様なものが居る場所だったら…俺はすぐ死んでしまう……
鍾離
大丈夫だ。璃月港ならヒルチャールなどはいない。
青柳冬弥
……でも、、、帰れないのは困ります
鍾離
そうか……色々な所を歩き回って疲れただろう。すこし璃月の食べ物を食べに行こう。
青柳冬弥
は、はい!
青柳冬弥
……おしゃれですね…
鍾離
ああ、ここは店内も綺麗で食べ物も美味しいぞ。……好きなのを頼んでくれ。
青柳冬弥
分かりました……
青柳冬弥
ふぅ、、、とても美味しかったです
鍾離
そうだな。では、璃月をまた探索しに行こう
青柳冬弥
あの……お会計は、、、?
鍾離
……あ、、、
鍾離
モラがない……
青柳冬弥
えっ?
青柳冬弥
……モラって……もしかしてお金のことですか?
鍾離
お金……?……食事をしたらモラを払わないと行けないのだが……忘れてしまった。
青柳冬弥
そ、それってお金ですよね……俺、一応お金持ってるんですけど……
青柳冬弥
ここではモラという物で支払うのなら……日本のお金では支払えないですよね……
鍾離
うむ……どうしたものか……
東雲彰人
はぁ、はぁ、、、結局手がかりは無しか……
タルタリヤ
あはは、そうだね~。鍾離先生達は何か見つけられたかな~。電話してみようか
その時タルタリヤのスマホが鳴る
タルタリヤ
ん……?
鍾離
公子殿……
タルタリヤ
あ、鍾離先生。ちょうど電話をかけようとしてたんだ
タルタリヤ
手がかりは見つかった?
鍾離
……いや、実は…
かくかくしかじか
タルタリヤ
ちょ、!何やってるのさ!
鍾離
とりあえず、公子殿、お金を貸してくれないか?
タルタリヤ
はぁ、仕方ないなぁ……
タルタリヤ
…っ、レストラン行くよ!
東雲彰人
はっ、、?いきなりすぎません、?
タルタリヤ
いいから行くよ!
東雲彰人
は、はい……
タルタリヤ
も~、鍾離先生ったら……
東雲彰人
なんでレストランに来て金忘れたことに気づいてねぇんだよ……
青柳冬弥
た、タルタリヤさん、……申し訳ございません。俺がモラを持ってなくて……
東雲彰人
いや、冬弥は持ってねぇの当たり前だろ……謝らなくていいぞ
鍾離
公子殿、ありがたいな。今度返す。
タルタリヤ
ハイハイ。大丈夫だよ。
青柳冬弥
に、日本のお金をモラに変える事って出来ませんかね……奢らせるのは申し訳ないです
タルタリヤ
ははっ、俺別にモラ沢山あるからこんなの大したことないよ
青柳冬弥
でも……
タルタリヤ
大丈夫!
タルタリヤ
俺が払うよ☆
モラが無いと 俺が払うよを 言わせたかっただけです…







