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俺はずっと何かを探してた
"あの化け物が何か"
とか
誰かが俺の前からいなくなるたび
幸せって何？
っていう疑問が湧いてくる
俺はずっと人生のどん底にいたんだ
誰かにその答えを導いて欲しくて
もがき続けた
だけどあの人に会ってから
俺は何となく自分が変わったって思えた
若狭
……(凄く綺麗だな……)
若狭
……(って何考えてんだよ、俺……)
燈穂
アナタ大丈夫ですか？
若狭
平気だ、このくらい……
若狭
……(めっちゃ血出てんじゃんって思われたかな……)
燈穂
……(反転呪術)
若狭
?!(は、え？)
燈穂
僕の名前は花屋敷燈穂
若狭
俺は今牛若狭
若狭
……(花屋敷燈穂……覚えとこ)
燈穂
気をつけて帰って下さい
若狭
ありがとな、燈穂(ﾆｯ
燈穂
……?!
若狭
……(初対面で呼び捨てはなかったか……)
若狭
……(でも、可愛いな……)
可愛らしくて
俺より強くて
憧れた
俺はその時から
恋に落ちてたんだ
燈穂が助けてくれて
生きる意味ができた
また会いたい
頭にそんな言葉がよぎる
だって
好きになったから。
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作品ページ
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