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雲霞 幽

ふーん

雲霞 幽

いいよ、やってやるよ

雲霞 幽

蜘蛛の力、みせてあげる

幽は優雅に向けて糸を放つ

夕凪 優雅

…!

しかし、その糸は再び正道によって溶かされる

雲霞 幽

なるほど、糸は使わせないつもりなのね

神楽 正道

糸だけじゃねぇよ……

雲霞 幽

?!

ジュワァと音を鳴らしながら、幽の背中から生えていた蜘蛛の足が、溶けていった

雲霞 幽

はーん…能力を使わせないつもりなのね

雲霞 幽

(これじゃあ能力を出しても体力を消耗するだけ、1度解除するか……)

雲霞 幽

(でも、どうやって私の能力だけを溶かしているんだろう、直接触れている訳でもない、現に優雅たちに被害はない……)

雲霞 幽

(…それに、私自身は溶けていない…)

夕凪 優雅

俺たちのこと、忘れないでください

雲霞 幽

…!

優雅は幽に向けて薙刀を振るう

幽はそれをギリギリで避ける

夕凪 優雅

さすが、普通の人なら喰らっているのに、かすり傷すらつかない

雲霞 幽

舐めてもらっちゃ困るよ…

雲霞 幽

さて、誰から片付けようか

幽は順番に3人を見渡す

雲霞 幽

…?

幽は正道の手に違和感を覚えた

雲霞 幽

(手が……赤い…)

そう、正道の手は赤く爛れていた

雲霞 幽

ふーん

雲霞 幽

そーゆことね!

幽は再び能力を使う

幽は蜘蛛の足で、弥斗を斬ろうとする

狗噛 弥斗

…!

しかし、弥斗はそれを影を使って避けた

そして、幽の蜘蛛の足が再び溶けていく

それよりも早く、幽は蜘蛛の糸を出していた

その糸は弥斗に向かって素早く伸びた

そして

狗噛 弥斗

っ…!!!!

弥斗の腹を真っ二つに斬った

狗噛 弥斗 脱落

夕凪 優雅

(どうして……!能力は正道が溶かしていたのに…それよりも早く……)

夕凪 優雅

(いや……)

夕凪 優雅

溶けるのが、遅くなってる……

神楽 正道

っ……

雲霞 幽

分かっちゃったんだ

雲霞 幽

正道くん、その酸は、虫にしか効果がないんでしょ

雲霞 幽

空気中に酸を撒き散らしていたけど能力の虫にしか効果がない

雲霞 幽

だから私自身や優雅達には効果がなかった

雲霞 幽

でも

雲霞 幽

正道くんは、右腕をその何とか虫にしてるから、右腕爛れてるんでしょ!

雲霞 幽

でー、その影響でだんだん能力が弱くなって、私の能力が溶けるより早く、弥斗くんをころせた!

雲霞 幽

ねぇ、あってるよね?

幽はにっこりと正道を見つめる

神楽 正道

くそっ……

神楽 正道

てめぇの予想通りだよ……

雲霞 幽

分かったらこっちのもんよ、

幽は再び背中から蜘蛛の足を出す

夕凪 優雅

ちっ…

優雅は能力を使い、異空間からバーチャル人形を出した

その人形たちは幽に襲いかかる

しかし、その人形たちは全く意味が無かったかのように、瞬時に砕け散る

雲霞 幽

ざーんねん♡

夕凪 優雅

っ…!

優雅は慌てて電気を放とうとする

しかし、それよりも早く幽の攻撃が優雅に届いた

夕凪 優雅

…!!

優雅はその攻撃を避けようとしたが、腕を切られてしまった

夕凪 優雅

はっ…っ…!!

雲霞 幽

痛いよね、ごめんごめん

雲霞 幽

すぐに楽にしてあげるっ!

その言葉を言い終わると同時に、優雅の腹を蜘蛛の足が貫通する

夕凪 優雅

がっ…!

夕凪 優雅

夕凪 優雅 脱落

神楽 正道

くそっ…

正道はタコの足で幽の拘束を図る

しかし、それは瞬時にバラけ散った

雲霞 幽

もう終わりだよ、正道くん

雲霞 幽

そんな怪我で勝てるわけが無い

神楽 正道

るっせぇ…

正道はふらりと立ち上がる

そして、幽に向かって突進した

雲霞 幽

グチャリ、と嫌な音がした

幽が正道の腹を抉りとったのだ

神楽 正道

がっ…は…

ドサリ、と正道はその場に倒れ込む

既に重症を追っていた正道には、十分すぎる致命傷だった

神楽 正道

はっ…負けちゃ……ダメなのに……っ

雲霞 幽

正道くん

幽はその場にしゃがむ

雲霞 幽

どうして君がそこまで勝ちにこだわるのか知らないけどさ

雲霞 幽

そんなにマイナスにならないでよ

雲霞 幽

正直、君の攻撃がいちばん焦ったからね

神楽 正道

っ…

神楽 正道

く…そ……

神楽 正道 脱落

勝者 Aチーム

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