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ボスキと主様

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ボスキと主様

38 - 第38話 デートは決まってお祭りで (バスティンと主デート編)

♥

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2024年09月18日

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主とバスティンは、屋台を見て周っていた。

バスティン

ん。これは、主様も好きそうだぞ。1口食べてみるか?

とハンバーガーのような食べ物を主に向けるバスティン。

//////

(間接キスになるってわかってるのかな?////)

バスティン

食べないのか?

じゃぁ、少しだけ…////

バスティン

あぁ。食べてみてくれ。

【パクッ】ん~!
おいひい!

バスティン

そうだろう?好きそうだと思ったんだ。

そう、微笑むバスティンにドキドキしている主の耳に黄色い声が聞こえてくる。

町娘

きゃ~!バスティン様よ~!

花屋の店員

本当だわ!バスティン様だわ~!あ~なんて今日もカッコイイのかしら...。

(バスティンのこと…話してるみたいだけど…。)

バスティン

ん?どうした?主様。

あ、ううん。なんでもない。行こう。

町娘

誰?あの隣にいる子?

花屋の店員

まさか、バスティン様には恋人が?!ショックだわ~。もう、今日は店終いにしようかしら…。

後ろから聞こえる黄色い声を無視するように、主は近くの人がいない落ち着いた公園のベンチにバスティンと 行き、共に座った。

バスティン

急にどうしたんだ?具合いでも悪くなったのか?

と不安そうに心配して聞くバスティンに、主は少しムカつき、少しだけ怒ったように否定する。

ううん。

バスティン

では、どうしたんだ?

わからないわけ?

バスティン

なぜ、今度は怒っている?!訳がわからない…。

(言わないとわかるわけないことを怒るなんて…私もどうかしてるってわかってるけど…。少しは、気づいて欲しかったな…私が嫉妬したんだって…。あれ?私、今…嫉妬した?彼女たちに?/////)

自分が、バスティンを急に好きになっていたことに気がつく主は赤面する。それを余計、誤解するバスティンは、的外れなことをいう。

バスティン

そんなに〇〇さんが顔を赤くする程、怒るようなことを俺はしたのか…?すまない…。だが、直すにしても、何も言ってくれないと直ようがない。教えてくれないか?何に怒っているのか…。

ごめん。バスティンは悪くないから。

バスティン

俺が悪くないなら、なぜ怒っているのだ?

違うの、いや、さっきまでは少し怒ってたけど、今は恥ずかしくて…///

バスティン

余計わからないのだが…。

だからね。バスティンを好きな子たちの声が聞こえて…それで…私、嫌だなって、思って…////
ようは、ただの嫉妬!////

バスティン

つまり、嫉妬したことを俺が気づかないことに怒っていたのか?

そうだよ!!だから、バスティンは、悪くないの!////わかった?!

バスティン

あぁ。わかった。つまり、嫉妬するということは…俺の事を好きになってくれたということだろう?〇〇さんは…/////

……うん////

バスティン

なら、俺と付き合ってくれ。

//////

そんな…ストレートに…////

バスティン

ストレートはダメだったのか?
なら、言い方を変える。
〇〇さんが、俺を良いと思ってくれるのなら、これからも〇〇さんのそばに居ることを許してくれるのなら、俺のこの手をとってほしい。

そういい、主の前に立ち、やや主に対してかがみ、紳士的に左手を主の前に差し伸べ、主を優しく見つめるバスティンに主は胸の高鳴りを感じ、その手をとった。

バスティン

いいんだな?本当に。

……うん////

恥ずかしくて下を向く主。

バスティン

〇〇さん。立てるか?

うん////

そのまま、主の右手を掴んだまま、優しく主を立たせるバスティンは、主の腰に右手をまわし、自分へ引き寄せる。

バスティン

〇〇さん。好きだ。

私も好き…だよ////
バスティン。

その言葉に、主の右手を掴んでいた左手を離し、主の顎に手を当て上にクイッと軽く向かせると、主の唇にキスをする。

ちゅっちゅっちゅっレロ

んっ…はぁむぅんっんっ…////

バスティン

(〇〇さんにキスしてるのか。俺は。付き合ってすぐしてもよかったのだろうか。でも、嫌がっていない。むしろ…。)

1度、主の唇から離れるバスティンは聞く。

バスティン

〇〇さん。もっとキスされたいのか?

//////

バスティン

(恥ずかしがってるのか?)

バスティン

言ってくれないとわからない。

バスティンは、
ずるい!/////

バスティン

なぜだ?!

そんなこと聞かないでよ…恥ずかしいじゃない…//////

バスティン

恥ずかしがることはない。俺は、〇〇さんの全てが知りたいんだ。そして、俺のことも知ってほしい。

バスティン…。

バスティン

俺にどうされたいんだ?

…キスされたい…////

バスティン

わかった。〇〇さんが望むならたくさんする。

バスティンは、私とキスは望んでいないの?

バスティン

俺は、いつでも〇〇さんにキスしたいと思っている。なぜだ?

///////

(聞かなきゃ良かった…/////ドストレートすぎて、直視できないんだけど!)

バスティン

していいのか?

うん…////

ちゅっちゅっちゅっレロ

んっ...///はぁむぅん…///

バスティン

(〇〇さんずっと顔赤くて、のぼせないだろうか。少し休憩がてらに、涼しい所へ連れていこうか…。)

2人の唇が離れ、2人は見つめ合う。

(今日は、ドキドキしっぱなしだな…。私、のぼせちゃうんじゃないかな?////お風呂でもないのに…////)

ぐ~~~

?!

バスティン

す、すまない////緊張したら、お腹が鳴ってしまった////

ふっはははっ。

バスティン

仕方ないだろ…?//////

ごめんごめん。ご飯食べに行こっか。

バスティン

あぁ。たくさん、屋台もあるから1つずつ周って食べるのもいいだろうな。

うん。いいね!
そうしよう!

バスティン!あそこにバスティンが好きそうな屋台が見えるよ。

バスティン

なに?!どこだ?

ほら、あそこ!

バスティン

あぁ!確かに。
ステーキ肉の串か。
いいな!
主様も食べられるか?

いいの?

バスティン

あぁ。俺も今日、主様とデートという話があがった時にたくさん持ってきたんだ。だから、一緒に食べないか?

(あ~。ずっと、今日を楽しみにしてくれてたんだ。なんか、嬉しいな///)

うん!食べよう。
一緒に///

バスティン

あぁ。俺が買ってくるから。主様は、そこの屋台と屋台の間にある空いたスペースで待っていてくれ。

いいの?

バスティン

あぁ。主様を並ばせるのは良くないからな。

(あ、そっか。周りからしたら、執事と主だもんね。一緒に並んでる方がおかしいのか。ちょっと寂しいけど、これはしょうがないよね。)

うん。わかった。待ってるね。

バスティン

あぁ。すぐ戻る。

そして、バスティンが屋台に並びに行き、主がバスティンに言われた場所で待っていると見知らぬ男2人が主に声をかけてくる。

チャラそうな男

よ~。そこの姉ちゃん。1人かい?

え?

人相の悪い男

俺たち、ちょうど、暇してたんだよね~。一緒に祭り周らねぇかい?

すみません。待ってる人がいるので。

(はじめてナンパされた…。)

チャラそうな男

え~でも、来てないんでしょ?彼氏。

来ます!

人相の悪い男

なら、その間だけでも俺らとよろしくしようや~。

やめてください!

そして、主に男の手が伸びかけた時、

パシッ

何かを掴むような音が聞こえる。

バスティン

お前ら。俺の彼女になにか用か?

相手の男らを睨みつけ、手を掴まれた男は痛がる。

人相の悪い男

いたっいたっ!

チャラそうな男

すみません!もう、ちょっかいかけないんで許してください!

と1人の男は、もう1人の男を置き去りにし逃げていく。

人相の悪い男

ちょっ!お前!いたたっ…
離せよ!

ギリギリギリギリッ

人相の悪い男

いたたたたっ!すいません!すみません!二度としません!離して下さい!

バスティン

二度と近づくな。次は、ない。

人相の悪い男

はいぃ~!!

そして、バスティンが掴んでいた男の腕を離すとその男も逃げていった。そんな姿を周りで見ていた者たちは

町娘

なんてカッコイイ彼氏さんなのかしら?あんな人とお付き合いしたいわ。

街の男

あの兄ちゃんやるな~。そりゃぁ、モテるわ。

と歓声が立ち込めた空気の中。

バスティン

主様。大丈夫か?!怪我はないか?変なことをされなかったか?

う、うん////大丈夫だったよ。助けてくれてありがとう。

バスティン

良かった。主様が無事で…。
主様は、俺の大切な人だからな。

町娘

まぁ、執事とその主だったの~?禁断の恋なんて素敵だわ...。

街の男

やばいじゃないか。でも、それはそれでなんかいいな…////

バスティン

ここは、目立ちすぎるな…。他へ行こう。歩けそうか?

え、あ、うん。

といい、歩こうとすると、自分が震えていたことに気づく。

(あれ…動けない…。)

バスティン

怖かったんだな...。すまない。1人にして。俺が連れていく。

というとステーキ串を大量に入れた袋を自分の両腕に通し、主をお姫様だっこする。

え?/////

バスティン

歩けないのだろう?気にせず掴まっていてくれ。すぐに人目がない所へ移動する。

わ、わかった…////

(カッコよすぎ!////)

町娘

まぁ~お姫様だっこなんて、人生で1度でもいいからされたいわ~。

街の男

色男だな~。

みんなの黄色い声援を後ろから浴びながら、移動した2人はまさかの宿屋につく。

そして、部屋に入ると、バスティンは、主をベッドサイドに座らせ、自分も主の左横に座った。

バスティン

ここなら、大丈夫だ。誰の目もない。さっきは、本当にすまなかった。怖い思いをさせて。とりあえず、これでも、食べて落ち着いたら出よう。水をとってくる。それとも、ベリアンさんみたいに紅茶の方が落ち着くか?

1度立ち上がり、冷蔵庫に水を取りに行くバスティンは、主に振り返りながら言う。

(なぜ?ここ?なぜ?この状況でステーキ肉の串を食べるの?の疑問に答えてくれてありがとう。でも…こうゆうところは、やっぱり、意識しちゃうよ…////)

…………/////

モジモジ

バスティン

ん?まだ、怖いのか?もう、あいつらはいない。俺がいるから大丈夫だ。それでも怖いなら…。

主から返事が無いため、震えていると勘違いしたバスティンは、そういうと主の元へ来て、また主の左横に座ると主を抱きしめる。

バスティン

俺がいる。〇〇さんをちゃんと俺が守る。だから、もう、大丈夫だ。心配ない。だから、怖がらなくていい。

(あぁ、こんな場所でも、バスティンは意識しないんだ...。ただ、純粋に私を心配してくれるんだね。それなのに、私、不純な考えしちゃって…なんか情けないな…。)

ありがとう。
もう、大丈夫。
一緒に食べよう。

バスティン

あぁ、すぐ来たから冷めていないとは思うが...。

パクッ

う~ん!ジューシーでおいしい!

バスティン

そうか。フッ。

え?

バスティン

〇〇さんが美味しそうに食べて笑ってくれて良かった。もう、〇〇さんのそばから離れない。あんな思いは二度とさせない。

バスティン…。
ありがとう。

と微笑む主に

バスティン

【ドキッ///】

バスティン

(よくよく考えたら…公園でも良かったよな。俺が、こんなとこに連れてきたばかりに、〇〇さんに嫌われたりはしないだろうか?笑ってはいるが、さっきみたいに急に怒り出したりもするからな…。意識し出すと…ますます…//////)

バスティン?

バスティン

あ、あぁ。すまない。
ボーとしていた。
何か言ったか?

うん。バスティンもはい。あ~ん!

バスティン

(そんな顔であ~んなんて////別のことを意識してしまう///いや、こういう時こそ、目の前の食べ物に集中だ!)

パクッ

バスティン

うん。うまいな。

だよね?!帰りにお土産で買って行けないかな?みんなで食べたいなって…だめ?

バスティン

あぁ。構わない。なら、帰りにもう一度寄ろう。その時は一緒にな。

うん!

こうして、二人は共に食事をすると宿屋を出て、再び、屋台を巡り、バスティンが沢山食べるのをみながら、主もちょこちょこつまみながら、帰りにステーキ肉の串を買いに行った後、ベリアンたちと合流した。

ムー

おかえりなさい!主様!
用事は終わりましたか?

ロノ

悪い。ムー。次は、オレと主様が用事あるんだ。今日の夜ごはんは、ササミ多めにするからさ。
勘弁してくれないか?

ムー

そうなんですか…。でも、ササミ多め嬉しいです!わかりました!また、後で会いましょうね。
主様。

う、うん。また後でね。ムー。

バスティン

主様。先程は、ありがとう。楽しかった。主様も楽しんでくれただろうか?

うん!すごく楽しかったよ!ありがとう!
バスティン!

ロノ

(なんか、バスティンの後だから余裕こいてたけど、あんな表情を〇〇さんがしたとなると…きっと、2人はもう…付き合ったよな…。えっ?!オレ、出遅れてるのか?!急に嫌な汗でてきちまったぜ。)

ロノ?

ロノ

あ。すみません。主様。では、行きましょうか。

うん。よろしくね。

ロノ

こちらこそ、よろしくお願いします!主様。

そして、2人が去っていき、ベリアン、バスティン、ムーだけになる。

バスティン

フッ。

ベリアン

どうされたのですか?
バスティンくん。

バスティン

いや、〇〇さんは可愛いなと。

ベリアン

そうですね。私もそう思いますよ。

ムー

ベリアンさん!バスティンさん!あれ、おいそうですよ!

バスティン

なに?!買いに行くぞ。ムー。

ムー

はい!バスティンさん。

ベリアン

あらあら。2人ともはしゃいじゃって…。

ベリアン

(〇〇さんは、バスティンくんへのお返事も了承されたように見受けられましたが...。その状態で、私の時のデートを〇〇さんは、楽しんでいただけるのでしょうか?バスティンくんやロノくんよりも…って私は、人と比べてはなりませんね。私は私ですから。私の全力を持って〇〇さんを喜ばせて差し上げなければ…!)

バスティンとムーが食べ物に気をとられている後ろで、ベリアンは、再び、自分を奮い立たせるのであった。

次回へつづく

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