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カヤ
アキラ
カヤ
アキラ
カヤ
アキラ
カヤ
アキラ
カヤ
2人のこと、というのは僕とカヤの事だろうか それとも……。
アキラ
カヤ
アキラ
そう告げるとカヤはマンションのエントランスに消えていった。その後ろ姿を見送ったあと、僕も帰路についた。
同日同時刻
カケル
カフェでカヤに伝えたこと カヤの好きの価値観 俺の気持ち どれも間違っていなかったと思う
それでも俺は、試されているような気がして胸騒ぎがどうにも静まらなかった
カケル
カケル
きっと、臆病になっているんだろう カヤに答えを出してもらうのを望みつつ 心のどこかでは答えが出ることを恐れて 前へ踏み出せない俺がいる
前向き、竹を割ったようと評されることの多い俺だが、その内実9割は当たっていると思う。残り1割の後ろ向きな俺が一歩一歩を塞き止める。
カケル
カヤに会いたい けど、会ってどうする 何が変わる、何を変えられる
進まなきゃ変わらない けど、そのどれもがいい変化とも限らない 柄にもなく、腰が引けてしまっている
カケル
そう。そう思う。 けれど、始めるためにすべきことが分からない。すればするほど下手になる恋。 若気の至りとはよく言ったもので、少し大人になったかと思えば、蛮勇とも呼べる勇気も今はこの手のひらに残りカスほど余っていない。
カケル
迷った俺はカヤに電話した
カケル
不在着信
カヤ
カヤ
あたしは電話を折り返した
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カケル
カケル
カヤ
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カケル
カヤ
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カヤ
カケル
そう言うとカケルは電話を切った
カヤ
カケル
カケル
考えてみればわかることではある しかも別に咎めることでもない けれど、なんとなくモヤモヤとした気持ちとこれが純粋なヤキモチに他ならない事を俺は気づいていた。
カケル
カケル
俺は置いたスマートフォンを再び開くと カヤにメッセージを送った
カケル