怜夜
よし!まずわ流行りを聞きに行こう!
裕美子
そうね!なら女子高生を辺りに探っていきましょ!
怜夜
そうですね!
こうして僕達は 流行りを探りに バイクを走らせた。
裕美子
よ〜し着いたよ!
怜夜
あの!すみません!
女子高生 M
なんすか
怜夜
流行りの言葉を知りたくて来ました…
女子高生 M
んなめんしるかよ
女子高生はそう言っていたが
女子高生 M
ぴえん とか?
怜夜
そうです!
裕美子
おぉうやったね!怜夜く〜ん!
女子高生 M
なんかあと、最近謎の女子高生が居るみたい
怜夜
謎の女子高生…?
女子高生 M
私あんま知らないから他尋ねなよ
怜夜
でもいろいろありがとう!
女子高生 M
あいよ
こうして。謎の女子高生を 探ることに決めた
天宮 美玲
はぁ…ちょっとだるぅい
天宮 美緒
姉ちゃん…共感だよ
天宮 美玲
寒いしね…あと重だるいよ…
天宮 美緒
うんうん
わたしはこの時まだ知らなかった
お母さんは病気で。死んでしまった。
天宮 美玲
私はお母さんに会いたいよ…
天宮 美緒
僕も…会いたいよ…
美緒!学校行ってらっしゃい!
天宮 美玲
散歩してこよーっと
虹が輝かしい!
天宮 美玲
しかも虹の先がすぐ底にある!
私は向かう事を決意した
天宮 美玲
はぁはぁ
天宮 美玲
ん!?
底には何も無かった
天宮 美緒
姉ちゃん!浮いてるよ?!
天宮 美玲
えっ!?
そう。私は浮いてしまっていたのだった
天宮 美玲
わっ
天宮 美緒
ねっ姉ちゃん!
天宮 美緒
何処に行くの!?
天宮 美玲
キャッ
私は雲の上に居たのだった
目が覚めると。辺りは真っ白で
天宮 美玲
雪…
天宮 美緒
姉ちゃん気を失っていたんだ
天宮 美玲
そうなんだ…
私はまだ知らなかった。 自分は世界と繋がっている事を
天宮 美玲
私は世界と繋がっている。
天宮 美玲
私が暑いってなると。世界は暑くなり
天宮 美玲
私が寒いってなると。世界は寒くなり
天宮 美玲
自分が汗をかくと 雨が降ったり
天宮 美緒
姉ちゃんは世界を狂わせたんだね
天宮 美玲
私が怒ると雷がなる。
天宮 美玲
でもきずいたんだ。微かに消えていっていることに
天宮 美緒
姉ちゃん…ちょっと透けてきてるよ
天宮 美玲
実は。私は雨女。
天宮 美玲
私がこの世界に居ることで一年中晴れにはならない。
天宮 美玲
私がこの世界から消えれば無くなるかな。
天宮 美玲
私は空が晴れると。消えてしまう。
天宮 美玲
なぜなら
天宮 美玲
私は水だから…!