※注意※
こちらはすまないスクールの二次創作です。キャラクターを掴み切れていないことによる解釈違いが起こる可能性があります。
※前回に続きホラーテイストとなっておりますが、今回は流血表現、暴力表現が含まれます。ホラー、グロテスクが得意な方のみ進むことをお勧めします。
キャラクターの顔はスキンからのイメージで描かせていただいております。また今回も長いので、じっくり楽しみたい方向けです。
それでもよろしければ、このままお進みください。
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスター銀さん
ドンッ!
グシャッ
ミスターレッド
怪物の拳を受けたのは兄貴ではない。
怪物の拳をもろに受けたミスター銀さんの頭は、真っ赤に染まっており──
ミスター銀さん
ミスター銀さん
バキィッ!
ミスター銀さん
血塗れの銀さんは、その大きな腕に殴り飛ばされた。
そして、赤く染まった怪物は、ゆっくりとこちらを振り向き───
グルァアアアアアアアア!!!
ミスターブルー
ミスターブルー
数時間前
ミスターバナナ
ミスターバナナ
ミスターバナナ
ミスターブラック
ミスターバナナ
ミスターブラック
ミスターバナナ
教室に向かいながら、僕はミスターブラックと話をする。
ミスターブラック
ミスターバナナ
ミスターブラック
ミスターブラック
教室に行く途中、落ちていた紙切れを見つけた。拾って内容を確認すると、どうやらネット記事を印刷したもののようだ。
記事の一部を切り取ったのだろう、情報が少ないのか紙切れはだいぶ小さい。
ミスターブラック
ミスターバナナ
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターバナナ
すまない先生
ミスターバナナ
ミスターブラック
すまない先生
古代都市という言葉を聞いた瞬間、にこやかだったすまない先生の顔色が変わった。何か知っているのだろうか?
ミスターブラック
すまない先生
ミスターバナナ
ミスターブラック
すまない先生
第2話 ウォーデン
グォォオオオオオオ!!!
ミスターマネー
ミスターレッド
ミスターレッド
カラカラカラ……
ヒュオオオオオオォォォ………
カラカラ……
グルルルル…………
ミスターブルー
ミスターマネー
ミスターレッド
ミスターレッド
突如現れたおぞましい怪物に、俺は完全にパニックになっていた。兄貴達の制止に耳を傾ける余裕などなかった。
不明瞭な中がむしゃらに走るものだからあちこち打ちつけるが、それどころではなかった。
ガッ
ベシャアッ!
ミスターブルー
立ち上がろうと足に力を入れた瞬間、激しい痛みに襲われ、その場に倒れ込んでしまう。つまずいた際に足を捻ってしまったようだ。
おまけに転ぶ勢いで頬と手のひらを擦ってしまった。ひりひりする。相当深く擦ったのか、滲んだ血が滴る。細かい砂利が傷口に刺さり、また痛みが走る。
ミスターブルー
あの時ミスター銀さんは咄嗟に庇ってくれたのに、びびって逃げ出した自分が情けなくなる。
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスター銀さん
ミスターブルー
ミスターレッド
兄貴は持ってきた救急セットを使って、俺を手当てしてくれた。
兄貴はミスター銀さんを背負って俺を追いかけてくれたようだ。いつもなら速攻見捨てて逃げる卑怯な兄貴だが、なんだかんだ言ってこういう時は頼りになる兄貴だなと思う。
ミスター銀さんを見ると、所々に包帯が巻かれている。だが服には血が滲んでいるし、腕の包帯には木の棒が添えられている。かなりひどい怪我だ。
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
兄貴に手当てをしてもらった俺は、兄貴に言われた通り秘密基地を作る。あり合わせの材料だが、ないよりマシだ。 壁に人1人分の穴を開け、その裏側に自分たちだけが入れる空間を作る。
秘密基地や隠し通路は、俺の得意分野だ。即席で作り上げた秘密基地の中に負傷したミスター銀さんを運び、兄貴と共に籠る。
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスター銀さん
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスター銀さん
床は石で硬いので、その辺にあった羊毛ブロックで作ったカーペットを敷いて、その上にミスター銀さんを寝かせている。
震える俺にぎこちなく首を振るミスター銀さん。気にするな、とでも言うかのように口角を僅かに上げている。
血が滲むほどの怪我を負ったにもかかわらず、こんな時にまで俺のことを気にかけてくれるなんて…本当に良い奴だなと思う。
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
扉の隙間から怪物を観察する。俺たちを見失ったのか辺りを彷徨いている。
が、突如奴は地面を掘り始め、そこに潜り込んでしまった。
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターマネーの様子を見ていた兄貴が絶句する。ミスターマネーは壁を登り上からダイヤモンドを遠くに投げて、奴らの気を引いてくれていた。
だが、足を滑らせてしまったのか、数体がマネーに気づいてしまった。なんとか踏ん張るものの、奴らは上にいるマネーに向けて……。
ドォン!!!
ミスターマネー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
衝撃波で吹き飛ばされ床に叩きつけられたミスターマネーに目掛けて、怪物は追い討ちをかけるように波動を撃ちつける。よろめくマネーはもろに背中に受けてしまい壁に激突する。
意識を失ったミスターマネーの首を、怪物が掴む。ぐぐぐ、と怪物が力を込める。
もうだめだ、と思った瞬間、ミスターマネーが怪物の腕を掴み───
すまない先生
すまない先生が黒板にブロックの絵を描き、そこに解説を繋げていく。臨時の特別授業だ。
すまない先生
すまない先生
すまない先生
カンッ、と書き終えた黒板を示すようにチョークで叩く。黒板には、見るも悍ましい怪物が描かれていた。
すまない先生
ミスターバナナ
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
ミスター赤ちゃん
突然誰かが教室に駆け込んできた。ミスター赤ちゃんだ。元気よく走り寄ってくる彼の傍には、校門前で飼われている狼が一匹寄り添っていた。
すまない先生
ミスター赤ちゃん
ミスター赤ちゃん
すまない先生
ミスター赤ちゃん
ミスター赤ちゃん
ミスターブラック
ミスターバナナ
ミスター赤ちゃん
すまない先生
ミスターバナナ
ミスターブラック
すまない先生
ミスター赤ちゃん
ミスター赤ちゃんに応えるように、狼はワンと吠えて校舎の外へ走って行く。校門前で匂いを探り、そしてこっちだと言うようにまた走り出す。
すまない先生と共に僕たちも狼の後を追った。
すまない先生
コメント
21件
いいね沢山押せるので押します♡
ミスター銀さん優しい過ぎぃぃぃぃぃぃ 僕もミスター銀さんみたいになりたいな...
うわぁぁどうなるどうなる?!ワクワクワク(☆∀☆)