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アリサ
夢……
アリサ
私もだいぶ成長したものですね。
アリサ
大人の闇を覚えましたから。
アリサ
少しはうまく立ち回れるようになってきたでしょうか。
アリサ
この1人じゃ広すぎるベッドも
アリサ
もう慣れてしまいましたよ。
今はまだ、おやすみ。
アリサ
いったいどういう意味だったのでしょうか
アリサ
母はいつも笑顔でしたから
アリサ
寂しそうな顔を見せたのはこの時だけでしたね。
アリサさまぁー 朝食いつ いただかれますかー？
アリサ
今からいくわ！
アリサ
メアリーってば
朝からげんきね。
朝からげんきね。
〇〇
…サ…ま。
〇〇
…り…マ
〇〇
アリサさま❗️
メアリー
ぼーっとしすぎでーすよー
アリサ
ごめんなさい。
メアリー
わかったならいいんですよー
メアリー
幼なじみの目はごまかせませんからね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
アリサ
ふふふ
アリサ
なあにその顔
アリサ
メアリーってば
かわいいわ
かわいいわ
メアリー
褒めても何も出ませんよ///
アリサ
朝食出してくれてるじゃないの。
アリサ
メアリーもいてくれているし
アリサ
他に何もいらないわ
アリサ
幸せよ
メアリー
お嬢様…
使用人
お嬢様
使用人
お食事中すいません
使用人
今日はお昼から縁談がございます
アリサ
いやよ
アリサ
断って。
使用人
私どももお断りしたのですが
使用人
聞き入れていただけず
使用人
しかもお相手はわが国の王子です。
使用人
申し訳ございません。
王子も会うだけで良いといってくださっているので
王子も会うだけで良いといってくださっているので
使用人
お茶会という形になりました
アリサ
あらそう
アリサ
ならいいわ
アリサ
メアリーも同席して良いかしら
使用人
許可はいただいております
アリサ
メアリー
一緒に来てくれる？
一緒に来てくれる？
メアリー
もちろんです。
メアリー
しかしよかったのですか？
アリサ
なんのこと？
メアリー
縁談ですよ
メアリー
せっかく王子の婚約者になれるチャンスなのに。
アリサ
興味ないわ
アリサ
めんどくさそうじゃない？
メアリー
まぁそうでしょうけど
メアリー
噂ではいい男って言う話ですよ。
メアリー
我がランバス国の第二王子
メアリー
アルバート殿下。
メアリー
殿下主催の舞踏会には婚約者になりたい年頃の女子であふれるそうですし。
アリサ
どうせこれまでの男たちのように
アリサ
私の顔と
アリサ
学術論文だけを見てきたのでしょう。
あの老害どもと一緒で。
あの老害どもと一緒で。
アリサ
もしそうじゃないなら少し考えても良いのだけれど
メアリー
お嬢様は男運がなさすぎなんですよー
アリサ
そうかしら
アリサ
縁談は午後からでよかったわよね
メアリー
はい
アリサ
なら午前中は部屋でゆっくりしておくわ
メアリー
間違っても研究の続きはやっちゃダメですからねー
アリサ
はいはい気をつけるわ
絶対ですからねー
そういうメアリーの言葉を背中に聞きながら 部屋に入ったのが ほんの数十分前。
うん。 記憶は確かだわ。
現在の時刻は、、、
10時27分
アリサ
さて、なぜあなたがここにいらっしゃるのでしょうか？
〇〇
暇だったんだよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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