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式神秋斗と近藤十四は 拳闘集会が行われている場所へと 駆け出していた
首謀者の正体が解ったのである
争いを止める為 くだらないイベントを終わらせる為 これ以上被害者を出させない為
様々な想いが交差する最中… 拳を強く握りしめ誓う
今日ここで 全てを終わらせると
数分前
パンドラ君
近藤十四
パンドラ君
近藤十四
柊凪朱華
式神秋斗
パンドラ君
式神秋斗
近藤十四
パンドラ君
近藤十四
柊凪朱華
式神秋斗
近藤十四
式神秋斗
近藤十四
柊凪朱華
パンドラ君
パンドラ君
近藤十四
近藤十四
式神秋斗
近藤十四
柊凪朱華
近藤十四
近藤十四
式神秋斗
柊凪朱華
近藤十四
駆け出そうとする柊凪朱華の腕を掴み 静止させる近藤十四
近藤十四
式神秋斗
近藤十四
近藤十四
柊凪朱華
式神秋斗
柊凪朱華
近藤十四
式神秋斗
柊凪朱華
柊凪朱華
式神秋斗
パンドラ君
近藤十四
パンドラ君は語る 現在、拳闘集会が行われている現場を 収入目的で動画撮影している人の ピィンにアクセスし状況を 確認した結果…
複数の武装した男子生徒相手に 木刀の少年が暴れていると
柊凪朱華
近藤十四
式神秋斗
…………
………
パンドラ君
パンドラ君
パンドラ君
式神秋斗と近藤十四は パンドラ君の指示の下 拳闘集会が行われている現場へと 向かっていた
パンドラ君
式神秋斗
喧嘩腰のニ年の男子生徒
喧嘩腰のニ年の男子生徒
バゴォッ!!
喧嘩腰のニ年の男子生徒
力自慢の三年の男子生徒
疾風字颯の手に持つ木刀が 夕凪に照らされる
ハヤテのその顔には 狂気じみた凄味があった
疾風字颯
疾風字颯
疾風字颯
疾風字颯
伊藤阿知羅
伊藤阿知羅
伊藤阿知羅
疾風字颯
近藤十四
式神秋斗
階段を駆け上がり神社へ着く2人 そこには複数の男子生徒が血を流し 倒れていた…
式神秋斗
近藤十四
式神秋斗
近藤十四
式神秋斗
倒れている生徒を尻目に 疾風字颯を探す近藤十四
そこに夕凪の光を反射させる 眩い頭の男が 勇ましく声を上げた
伊藤阿知羅
近藤十四
伊藤阿知羅
式神秋斗
伊藤阿知羅
式神秋斗
伊藤阿知羅
近藤十四
伊藤阿知羅
伊藤阿知羅
伊藤阿知羅
近藤十四
式神秋斗
だが 2人の行く手を阻むかのように 伊藤阿知羅が立ちはだかる
近藤十四
伊藤阿知羅
式神秋斗
近藤十四
式神秋斗
近藤十四
式神秋斗
式神秋斗
式神秋斗は疾風字颯の居る奥へと進む
伊藤阿知羅
式神秋斗
何かあると思ったが… すんなりと通してもらえた… 式神秋斗はそのまま駆け抜ける
近藤十四
伊藤阿知羅
伊藤阿知羅
近藤十四
近藤十四
伊藤阿知羅
月三河海岸
式神秋斗
疾風字颯
バシッ!!!
力自慢の三年の男子生徒
喧嘩腰のニ年の男子生徒
喧嘩腰のニ年の男子生徒
疾風字颯
喧嘩腰のニ年の男子生徒
喧嘩腰のニ年の男子生徒
数十人の男子生徒が 合図と共に疾風字颯に襲いかかる!
疾風字颯
式神秋斗
疾風字颯に向かい走る式神秋斗
ガシッ!
式神秋斗
ドサッ
何者かに襟を掴まれ 後ろへと放り投げられる
式神秋斗
式神秋斗
式神秋斗を放り投げた本人を見据えた 式神秋斗… その姿はとても学生とは思えない程の 巨漢が聳え立って居た
八田理馬武男
式神秋斗
身長は3メートルを超えているのか 威圧感が凄まじい…
だが…
式神秋斗
八田理馬武男
八田理馬武男
八田理馬武男
式神秋斗
式神秋斗
八田理馬武男
式神秋斗
八田理馬武男
ブンッ!!!
八田理馬武男の平手打ちが 空を切り裂く
式神秋斗
伊藤阿知羅
伊藤阿知羅の拳が近藤十四目掛けて 振り下ろされる
だが その拳を数本後ろへ飛んで 華麗に避ける
そのまま脚に力を込め ダンッ!と地面を蹴り 伊藤阿知羅に向かい加速する!
近藤十四
伊藤阿知羅
ダダダッ!!
勢いを乗せた3連続の拳を 伊藤阿知羅へ直撃させる!!
伊藤阿知羅
ドサッ!!
伊藤阿知羅
ガクリ…と 気を喪う伊藤阿知羅
近藤十四
近藤十四
近藤十四は倒れた伊藤阿知羅を 尻目に2人の待つ 月三河海岸へと駆け出した
式神秋斗
ゴォウッ!
ドガッ!!!
式神秋斗の強打が 八田理馬武男の顔面を捉えた!
八田理馬武男
八田理馬武男の体勢が崩れた
式神秋斗
ダダダダッ!!!
式神秋斗の強打の嵐が炸裂する!
八田理馬武男
しかし 攻撃が効いていないのか 八田理馬武男はスッと体勢を戻し 巨体から式神秋斗を見下ろした
八田理馬武男
式神秋斗
ゴォォウウッ!!
ドガッ!!
式神秋斗
一瞬気を緩めた瞬間 3メートル級の巨体から放たれた リーチの長い蹴りが 式神秋斗の腹を直撃した
ズザザザッ!!
激痛で呼吸が出来ない…
やはり一撃喰らうだけで 1発KOも十分あるという事か…
式神秋斗は途切れそうな意識を 意地で繋ぎ止める立ち上がる
式神秋斗
八田理馬武男
式神秋斗
八田理馬武男
式神秋斗
式神秋斗
ふと疾風字颯の方を見る ハヤテは武器を持った 複数人の男子生徒を相手に 1人で闘っている…
だが 他勢に無勢… 目に見えて押されているのが解る
式神秋斗
式神秋斗
近藤十四
突然響く近藤十四の轟音にも似た声
その轟声は辺りに響き 闘う者達の動きを一瞬だけ止める
疾風字颯
式神秋斗
八田理馬武男
その瞬間 その隙を見逃さなかった
式神秋斗
一瞬の隙を突き 一気に疾風字颯の下へと走る
八田理馬武男
疾風字颯
式神秋斗
疾風字颯
式神秋斗
疾風字颯
式神秋斗
疾風字颯
式神秋斗
疾風字颯
近藤十四
疾風字颯
近藤十四
近藤十四
近藤十四
式神秋斗
式神秋斗
式神秋斗
式神秋斗
疾風字颯
八田理馬武男
疾風字颯
式神秋斗
疾風字颯
近藤十四
疾風字颯
疾風字颯
近藤十四
近藤十四
式神秋斗
疾風字颯
集う3人 ハヤテが数を減らしたとはいえ 3人を囲む60人以上の 武装した男子生徒
怪我を負い 息も荒れ 体力も底を尽きかけている
それでもまだいける… 3人は背中を合わせて敵を見据える
身構える3人を尻目に 八田理馬武男は言い放つ
八田理馬武男
イキった二年の男子生徒
物静かな二年の男子生徒
近藤十四
式神秋斗
疾風字颯
武装した三年の男子生徒
鉄パイプを振りかざす三年の男子生徒
しかし その攻撃を木刀で軽くいなす さらに いなした勢いで三年の男子生徒の肩を 木刀で強打する
ドガッ!!
武装した三年の男子生徒
疾風字颯
式神秋斗
鎖を振り回す茶髪の男子生徒
ビュオンッ!!!
振り襲いくる鎖を前に 近藤十四は恐れることなく 前に出る
ダダダダッ!!
拳で鎖を弾き そのまま鎖の所有者を殴りつけた!
鎖を振り回す茶髪の男子生徒
近藤十四
式神秋斗
式神秋斗の前に巨体が聳え立つ
八田理馬武男
式神秋斗
八田理馬武男
ズオォォン!!
八田理馬武男の蹴りが再び 式神秋斗を襲う!!
しかし 八田理馬武男の蹴りを前に 一歩も引かず いや むしろ地面を蹴り 前に飛び込んだ!
ガッ!!!
蹴りによる強打を左腕でガードする 突進していなければ 前回と同じく 吹っ飛んでいたに違いない
式神秋斗
ガードした左腕に強烈な痛みが襲う 例えるなら レンガを思いっきり腕に叩きつける そんなイメージだ
式神秋斗
ズダダダッ!!
八田理馬武男
八田理馬武男の横っ腹に強打の嵐を 叩き込む!
八田理馬武男
ブオォン!!
式神秋斗の脳天目掛けて 肘打ちが振り下ろされる!
ズガッ!!
とっさに身体を逸らし脳天への直撃を避けた式神秋斗 だが 代わりに左肩に命中した
式神秋斗
八田理馬武男
式神秋斗
八田理馬武男
八田理馬武男の顔が下を向いた… 式神秋斗の右拳はその瞬間を 待っていたかのように 八田理馬武男の顎を射抜く!
ドガッ!!
八田理馬武男
式神秋斗
ドスン…!!!
3メートル級の巨体が地面に倒れる
脳を激しく揺らされた八田理馬武男は 静かに空を見上げている 軽い脳震盪を起こしている為 しばらくは動けないだろう
八田理馬武男
式神秋斗
武装した男子生徒
やさぐれた男子生徒
近藤十四
疾風字颯
式神秋斗
イキった二年の男子生徒
物静かな二年の男子生徒
物静かな二年の男子生徒
物静かな二年の男子生徒
長谷川と呼ばれる二年の男子生徒
長谷川と呼ばれる二年の男子生徒
物静かな二年の男子生徒
長谷川と呼ばれる二年の男子生徒
やさぐれた男子生徒
武装した男子生徒
式神秋斗
近藤十四
疾風字颯
喧嘩腰のニ年の男子生徒
力自慢の三年の男子生徒
武装した三年の男子生徒
式神秋斗
拳と拳 拳と凶器 争いは終わりを告げるのか? それとも終わらないのか?
果てなき闘争は勝者を求めて 夕凪の中 男達は闘った…
………
……
気がつけば いつの間にか静かになっていた…
止まない怒声が 鉄パイプが地面を叩く金属音が 拳と拳が交差する音が… 一切聴こえない…
だけど 今はこの静寂がありがたい…
式神秋斗はそっと眼を開けた…
そこには3人の勝者が座り込んでいた
近藤十四
式神秋斗
疾風字颯
近藤十四
式神秋斗
近藤十四
式神秋斗
疾風字颯
式神秋斗
その後 心配になって駆けつけてくれた 柊凪朱華により その場に居た全員が病院送りになった のは言うまでもない
つづけ!