テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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君の歌声は届かない【完】

第2話 - 君の歌声は届かない（1話）

402

2024年02月24日

#BL

#ワイテルズ

#ワイテルズBL

#ご本人様には関係ありません

🍇栞🍇

学校という場が嫌い...

Nakamu

...

前の俺は...こんなんじゃなかった。

人が大好きで...

人を困らせてた...

でも、突然...嫌いになったんだ。

Nakamu

いいなぁ...

Nakamu

...俺も..."普通の子"だったら...良かった。

昔に戻れたら...

何度も考える。

先生

Broooock！！！！お前は居残りじゃぁ！！！

Nakamu

...あの子。

屋上は誰も来ない。

禁止されているから。

Broooock

だから！今日は無理だって！w

先生

無理じゃない！

Nakamu

...問題児だ、

Nakamu

あんな子、ホントにいるんだ...

Broooock

ねー。もう無理だって〜

Broooock

じゃぁさ？！なんかご褒美くれたら頑張るよ？！何もくれないじゃーん

先生

うるさい！

Nakamu

屋上まで声が届くって凄いな...

あ、言い忘れてた。

今は放課後。

俺は、だいたい...17~18時に

帰っている。

理由は...同級生とあわないため。

Nakamu

よいしょ...(ギターを取り出す

Nakamu

...

いつか...この歌が、届けばいいな

なんて、思いながら。

ギターを出して。弾いている、

Nakamu

•*¨*•.¸¸♬︎

Broooock

ねぇー。ほんとにむりー

先生

いいから！

先生

ていうか！Broooockは、テスト何個受けてないんだよ！

Broooock

んー。ざっと...13個くらい、？

先生

全部やって帰りましょうねー^^

Broooock

や"た"ぁ"

？？？

•*¨*•.¸¸♬︎

Broooock

...！

先生

？

Broooock

先生！この音ｯ！

先生

え？音？

Broooock

うん！あの、今日初めて下駄箱で出会った子の演奏だよ！！

先生

音なんて...聞こえないけど、？

Broooock

え？

先生

え？

あれ、？

僕の気のせいか、？

Broooock

...

あの子のこと...もっと知りたいな...

身長小さくて...白くて。

お目目が丸々してて。

可愛い...あの子の事。

Broooock

ねー。せんせー？

先生

あー？

Broooock

下駄箱で出会った子、どんな子なの？

先生

...先生にも分からない。

Broooock

...？

先生

両親に会おうとしても。電話は出ないし。

先生

家にインターホン押しに行っても出ない。

先生

会話出来るとしたら。パソコンだけ...って所。

Broooock

...僕と目が合った時。すごい、叫んでたけど、？

先生

人馴れしてない...子犬...って所かな、？

Broooock

...

対人恐怖症...なのかな、、

先生

ていうか。なんで、お前は...頭いいのに、勉強しないんだ。

Broooock

だって...大学行っても...やりたいこと見つかんないだろーし。

Broooock

それなら。留年して、親を絶望させないなぁって

先生

なんじゃそれ。

あの子...僕を見て怯えてた...

耳を塞いで...震えて...

...やっぱ、対人恐怖症...なのかな

Broooock

ん。終わったー

先生

はい。おつかれ。

先生

帰っていいぞー

Broooock

えー。せんせー。あの子の話もっと聞きたーい

先生

なんで、聞きたがるんだよ。

先生

お前、なんでそんなに知りたいんだよ。

Broooock

...ん？

Broooock

だって...もう少ししたら、修学旅行じゃん？

先生

うん、？

Broooock

あの子、連れていきたいなぁって。

先生

...は？

Broooock

え？先生、連れていかない気だったの？

先生

そりゃぁ...だって。

先生

教室にも上がって来れない子だよ？

Broooock

...

ねぇ、先生...それって。

どうゆう意味で言っているんですか。

あの子だって、学校に来たくて

来てる訳では無いと思うんですけど。

先生達が家まで来てしつこいから。

嫌々で来てるようにしか見えない。

Broooock

そっか！わかった！

Broooock

じゃーね！

先生

さようなら、な？

Nakamu

...ｯふぅ

今の所、誰にも出会ってない

このまま、早く帰ろ...

Broooock

...！

Nakamu

(靴を履く

Nakamu

...(ｽﾀｽﾀ

僕...もっとしりたい。

Broooock

(ｿﾛｰﾘ

Nakamu

...(ｽﾀｽﾀ

彼の事...

だって...

Broooock

...可愛い(ﾎﾞｿｯ

ずっと、目で追ってしまうから。

Nakamu

...

好きでは無い、助けたいだけ。

Nakamu

...ｯ

なんか、後ろ...さっきからついてきてる

何ｯ！？！？

もうそろそろ...怖いんだけど...

Nakamu

...ｯはぁｯ

やだ...嫌だｯ

おじさん

ねぇ

Nakamu

ひ"ぃ"ｯ...

おじさん

俺と遊ぼうよーw

Nakamu

え、あ...いやｯ...(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

おじさん

ねぇ？いいでしょ？(手を握る

Nakamu

や...ｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

怖い怖い怖い怖い怖い

やだやだやだやだやだ

Nakamu

...ｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ねぇ...誰かｯ

Broooock

ねぇ、おじさん

おじさん

あ？

Broooock

(蹴り飛ばす♡

おじさん

...ｯ！？

Broooock

...勝手にナンパして。触って、いい大人がふざけんじゃねーよ。

Broooock

もう1回触ってみろ。

Broooock

次、命がないと思え。

おじさん

...ｯ(ｽﾀｽﾀ

Broooock

.....

Broooock

あ、、

Nakamu

...ｯ(ﾋﾞｸﾋﾞｸ

Broooock

あー。えっと...

Nakamu

...ｯあ、ありがｯ...ｯ

Broooock

いきなりでごめん！

Nakamu

、？

Broooock

君、対人恐怖症...？

Nakamu

...ｯ！？

Broooock

あ、怖いよね...じゃぁ、君はここで待ってて！

Nakamu

...(ｺｸｯ

Broooock

(少し遠くに行く

Broooock

ｽｩｩｩｩｩｩ

Broooock

君！人が怖いの？？？(叫ぶ

Nakamu

...ｯw

Broooock

ここまでなら、怖くない？？？(叫ぶ

Nakamu

...www

Broooock

返事してー！！！！(叫ぶ

Nakamu

あははwwwww

Broooock

...！

Nakamu

あははwwww

あの人は...優しいのかな。

Nakamu

...んふふwwww

バカみたい...

こんなに笑って。

Broooock

笑った！

Broooock

人、克服できた、？

Nakamu

...こんなんで、出来たら...いいんだけどね。

Broooock

？

Nakamu

(ﾆｺｯ

Broooock

！！！

俺...人と、喋りたい...

もっと沢山...

君の歌声は届かない【完】

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