はぁっ、もうコイツなんなのっ、
たくっ、めんどくせーなぁっ、いちいち泣くなよ
赤
幼い頃、 1才くらいの頃、俺は捨てられた
いや、預けられた 実験所に、
赤
怪しい人
赤
手足を拘束され、 怪しい注射をされたり、頭に何か分からないものを被らされたりした
最初の方は痛かったが、もう痛くも痒くもない
毎日変な薬を飲まされ、新しい薬になるたびに立てなくなる
何もかも忘れることも無くなったし、 何も感じなくなった
俺が1番楽しかったのは、もしかしたら両親と暮らしてた時なのかもしれない
たまに、ロボットのように壊れてしまう事があるけど、 それ以外は感情が無いだけの人間
赤
怪しい人
赤
あの人の声で正気に戻る どっちが正気なのかすらも分からなくなる
赤
それからどのくらい経ったのか分からない
多分18歳にはなったと思う
勉強も何もしてないのに、頭が良くなる
外の記憶は1歳間でしか無いはずなのに、 それ以外の知識がある
それが本当なのか、 俺の高い知能でここから出る方法を探した
お金が無ければ生きて行けないことが分かっていたから お金をあの、いつも俺で実験をする人から盗むことから始めた
怪しい人
赤
怪しい人
そう言って背中のホコリを取るふりをしてポケットの財布を握った
何も気付かず、行ってしまった
お財布の中を確認すると、1万円札が10枚入っていた
赤
見渡すと、凄く高いところに鉄格子があった そこから出られるかもしれない
でも、登れるはずもないし、壊せるはずもない
いや、壁には凹凸がある ボルダリングみたいに昇っていけば、、
ただ、落ちる危険性もある パッと見、10m その間にあの人が来たら絶対に止められる
赤
あの人がご飯のお皿を取りに来る、1時間後までに登って外に出なきゃ
赤
登るのは意外と簡単だった
問題はここから、 どうやって鉄格子を壊そうか、
コメント
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続き楽しみに待ってます(*^^*)
続きも待ってます‼️