主
前回までのあらすじ
主
ニンジャ達と手を組みモローの行方を追うことにした生徒達、だがその裏でもなにか動き出していた…!
洞窟の中、奥
モロー
暗い…
ロイド
大丈夫だよ、それとモロー
本当にこっちであってるの?
本当にこっちであってるの?
ゴーストモロー
当たり前だろ
おれが間違う訳ねぇ
おれが間違う訳ねぇ
ロイド
(本当かな…)
ゴーストモロー
おっと、これだ
ゴーストモロー
ロイド、火くれよ
ロイド
…
ゴーストモロー
あー、そんな警戒するな
ただの松明がわりにするだけだ
ただの松明がわりにするだけだ
ロイド
はー…わかったよ
(モローめがけて火を放つ)
(モローの持っていた木が燃える)
(だれかいる)
ゴーストモロー
そこにいるやつ、出てこい!
主
?
主
んん?
モローに近寄る
主
あれ?!あれあれ?!
主
なんでモローがここに?!
主
えー!?どうして?!だって君はあの日以来…
ゴーストモロー
?…貴様の事は
主
それになんか薄くない?触ろうとしたけど透けたし…
主
外の世界でなにがあったのさ!せっかく会えたのに…それに
主
なんか服ボロボロだよ?
主
あれから何年たったんだ?あとあと…
ゴーストモロー
一旦落ち着け!
ゴーストモロー
俺は貴様の事なんかしらねぇ!近いんだよ!
主
え…
ゴーストモロー
要があんのは
このガキのほうだ!
このガキのほうだ!
(モローくんを指差す)
主
…
モロー
えっと…はじめ…まして…?
主
名前教えて
モロー
も、モローと言います…
主
もしかしてレゴ学校の子?
モロー
はい…
主
…
ゴーストモロー
おい、どうし
主
あぎゃあーーーーーーーー?!?!
主
なんでこった?!
主
誰も通らないと思ったのに!
主
どうしよ!どうしよ!
主
ただえさえ、あの渦開けるの大変なのに!
ゴーストモロー
落ち着け
ゴーストモロー
それで、どうすれば良い
主
元の世界に帰す事ね
ロイド
(落ち着くの早っ)
主
あるっちゃあ…ある
主
でも、条件がある
ロイド
条件?
主
あの渦は元々「物語が終われば」出てる仕様なんよ
主
まぁ難しいがな
ゴーストモロー
他人事みたいに…
主
それとロイド
ロイド
なんで、僕の名前…
主
君は色々と有名だから知ってたよ
主
ちょいとお願いがあるんだけどいいかい?
ロイド
?
野宿していたニンジャ達は…
カイ
なんだ…今の…
リビニア
お、起きたかカイ先生
インア
時々うなされてたけど
大丈夫?
大丈夫?
カイ
あぁ、てか腹減った〜
なんか食い物ある?
なんか食い物ある?
フレイク
どうぞ
カイ
おぉ、うまそ
イング
その「エアー術」が最初の試練ですか?
ミサコ
おそらくそうね
習得すれば
短時間だけど飛ぶことができる
習得すれば
短時間だけど飛ぶことができる
リビニア
ひぇ〜
とんでもねぇなその術
とんでもねぇなその術
フレイク
飛ぶなんて事、夢でしか見た事ないからね
ウー先生
だが、エアー術の書はドーヌの博物館で厳重に守られておる
ゼン
口を挟むようで悪いのですが…最近盗まれたと言う情報が…
ジュウ
はぁ?!厳重に守られていたんじゃねーのかよ!
ジェイ
だれなんだよ!そいつ!
コール
心当たりあるんだが…
ジュウ
誰だ?!
コールに詰め寄るジュウ
コール
ローニンって奴だ
カイ
落ち着けってジュウ、ただのぬすっとだよ
離れるジュウ
ジェイ
ははっ!でもラッキーだな!
インア
えー?どこがぁー?
ジェイ
あのモローは盗まれたのを知らないから博物館に行くはずだ!
ジェイ
絶対!
イング
我々はその間にローニンと言う人に会いに行く
ウー先生
決まりじゃな
ウー先生
生徒のお主らはどうする?
リビニア
決まってんだろ!面白そうなカイ先生についていくぜ!
インア
俺も〜俺も〜
ジュウ
じゃ、オイラもコール先生についていくか
イング
同意です
フレイク
僕もニンジャの力になりたいから…
ジェイ
じゃあなるべく足引っ張んなよ!
リビニア
はっ!そっちこそ、普通の俺たちに負けんなよ!
ミサコ
いいの?ウー、あの子たちは普通の子でしょ?
ウー先生
止めても聞かないと思うからな…
ニャー
じゃあ、私も…!
ウー先生
お主はちょいと手伝って欲しいことがあるんでな…
ニャー
えぇー…
リビニア
なんだっけ…この生き物…
インア
さぁ?でも乗れそうだよ?
ニンジャ達が先に乗る
ジェイ
乗れよ、インア
インア
やた〜
ジュウ
失礼するよ、コール先生
コール
おう!
リビニア
ほらカイ先生、手貸すよ
カイ
あぁ、サンキュー
イング
フレイクはどうします?
リビニア
だったら俺の方空いてるぜ!来いよ!
フレイク
じゃあお言葉に甘えて
イング
ゼン先生、お願いますね
ゼン
任せてください
ウー先生
ではそっちは任せたぞ、さぁワシらも行こう
カイ
ハイヤー!あ?動けよ!
リビニア
カイ先生に乗ったのは良いけど…
大丈夫かよ…
大丈夫かよ…