殺処分。
誰もが一度は聞いたことがある言葉だろう。
この言葉には「殺」という漢字が入っている。この時点で良い意味では無いのがわかるだろう。
殺処分は人間に危害を及ぼすおそれのある動物、または不要となった動物を殺すこと。
これは私のワークブックに載っていた文章である。
今の説明を聞いて私は不快に感じた文がある。「不要」となった動物
不要。という言葉には「要らない」「必要が無い」などの意味がある。
さぁ、不要な動物を誕生させたのは誰なのだろうか、そう。「人間」だ、人間が産ませ。人間が殺す。なんて残酷なのだろう。「不要」このような言葉を使わせるような人間に苛立ちが隠せない。
この文章には続きがある。
殺処分を減らすため、さまざまな団体が里親の募集を行っている。
この文にも私は違和感を覚えた。なぜ里親募集から始まるのか、殺処分されるような動物を産ませないという根本的な問題があるだろうに、、
人それぞれ動物に対しての感情は様々だろう。だが、そう私は感じる。非常に気分が悪くなるような文章だ。
人間は"弱い"。
例を一つ作り考えてみよう。
猫好きな家族がいた。ある日突然その家族に痩せた野良猫が餌を求めてやってきた。去勢をしておらず、餌をあげるか迷ったが、猫が好きだったためついついあげてしまった。数日間毎日その野良猫に餌をあげ続けた。ついに4匹の赤ちゃんが産まれたそうだ。だがその家族にはもう3匹の猫を飼っており、産まれた赤ちゃん猫を飼うことはできない。
どうだろう。人間の弱さ、というものが少しわかったのではないか。この文章は例に過ぎない、他にもこのような事例が沢山あると思う。人間には動物に対しての考え、これからのこと、そして慈悲精神というものがあるのだと思う。
特に日本人にはこの慈悲精神(思いやり)というものが強いと考えられる。「ーーで可哀想だった」「可愛いかった」「救ってあげたかった」などの理由で餌をあげるような人がほとんどだろう。ではこれはほんとうに思いやりの行動なのだろうか、貴方はどう思いますか、? 私は"全く"思いません。この先飼えない動物はどうなるのか考えたのだろうか、それは動物達が幸せになれるのだろうか、。飼われなかった動物は日々飢え、苦しみ、最終的に捕まえられ、里親募集か保健所行き。…動物は恐怖でしかないだろう。
今の貴方はどうですか、?人任せにしていませんか?命の大切さ尊さを理解できていますか、?
今一度、動物への責任とはなにか、殺処分とは、慈悲精神とはなにか考えてみて欲しい。
そうすれば、わかるはずだ……命のというものがどれだけ尊いものかが……きっと君達なら大丈夫。殺処分ゼロを目指す貴方達ならば…
コメント
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そーだよね。無責任に餌あげたりするの良くないもんね。 後先考えて行動したら、、 殺処分も亡くなるのかな。
俺 何 し て ん や ろ 那 ~ … 保 護 出 来 へ ん ゎ …