ピピーッとホイッスルが鳴る。
靴の音、ボールを打つ音、 部員達のかけ声。
コート内で12人の部員達が それぞれ動き回る中、
一際目立つ 白黒髪が羽ばたいた。
木兎光太郎
木兎光太郎
赤葦京治
木葉秋紀
赤葦京治
なんて会話が されてるとは知らず、
手すりに腕とあごを乗せながら 練習試合を眺める。
好きな人を眺めるその時間は あっという間だった。
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
試合が終わって 相手チームが帰った頃。
2階のギャラリーから 下りると、
木兎が駆け寄ってきた。
木葉秋紀
浅見円日
木葉秋紀
赤葦京治
浅見円日
浅見円日
と、流れるように 体育館を出る部員達の中で、
律儀に挨拶してきた セッターの男の子。
赤葦京治
浅見円日
浅見円日
赤葦京治
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
騒がしい木兎を引っ張って、 私達は体育館を出た。
赤葦京治
赤葦京治
浅見円日
校門を出てからも、
最寄り駅までの道を 赤葦くん達と歩く。
互いに木兎の世話係として 会話が弾むと、
後ろで木兎は 頬を膨らませていた。
木葉秋紀
赤葦京治
木兎光太郎
木葉秋紀
木兎光太郎
木葉秋紀
コンビニの前に差し掛かると、
木葉と赤葦くんは そう言って中に入っていった。
“2人”という 単語を強調されて、
木兎はなぜか 嬉しそうに頷いた。
コメント
10件
好きです🫶
てまりちゃんの作品全部ドキドキしすぎる🫣💞 The、 青春って感じ … 🥹🫶🏻 最高すぎます ‼️🤦🏻♀️
まじで好きすぎる🤦♀️💕続き楽しみに待ってます❣️