その後、ハルと目良の順番が終わり、残すはレイと結だけだった。ここまで何事もなく終わってきた事もあり、空気はどんどん緊張していった。
ダイヤ
では、次は誰ですか?
細田 結
……
結がうつむきながら台に上る。その手は小さく震えていた。
レイ
…結さん…無理そうなら、順番変わっても…
細田 結
いや……大丈夫、大丈夫だから…君は…そこにいて…
ダイヤ
…
結は大きく深呼吸し、銃を手に取る。
細田 結
……
クラブ
引かないんですか?…やっぱり、死ぬのが怖いですか?
細田 結
…死ぬのは……死ぬのは…!
細田 結
お前の方だ!
パァン
みんな
!!
乾いた銃声が響く。全員が状況を理解したのは、クラブの頭が撃ち抜かれた後だった
ハル
……え?
地面を赤く染める血に、4人は動揺を隠せなかった。
レイ
…あ………ぇ…?
稲荷
これは…
目良
ど、どういうことなの?
クラブの頭は、銃弾が当たった額からリボンが出ており、6つに切断されていた。
ダイヤ
くっ…
ダイヤの体はリボンで固く縛られている。
細田 結
はぁ、はぁ…
目良
…この人、死んじゃったの?
ハル
……えぇ、もう心臓が止まってるわ…。
レイ
……
ダイヤ
…本当に死んでると思いますか?
ハル
えっ…?!
レイ
こんな状況で…生きてるの…?
細田 結
は…?そんなわけ…
目良
…だって、もう生体反応も無いんだよ…?
稲荷
……!まさか…
ダイヤ
ふふっ…
ダイヤ&クラブ
あはハはははハハははは!!!!







