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時間を元に戻して
午後の授業
私は1人慣れないことをしたことに対しての恥ずかしさと
西畑が泣いてるのを初めて見た事による驚き、
そして何よりも私のことを好きだって言ってくれた混乱の3つの感情が入り交じって訳の分からないことになっていた
「それじゃあここを道枝、 答えてくれ」
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
「自分で考えろ、道枝」
道枝駿佑
高瀬はる
授業が進んでることに気がついた私はハッとした
「どうした?高瀬」
しまった、 変に声出したからクラスの全員からも見られてる、
高瀬はる
「そうか、じゃあぼーっとしてた高瀬に答えてもらおう」
高瀬はる
道枝駿佑
高瀬はる
見ただけでわかる問題だったから 何とか説明できた、
「おう、次はぼーっとするなよ 体調不良なら保健室にいけよ」
高瀬はる
あれ? なんか、変、 いつもならぼーっとしてたら 道枝くんが声掛けてくれるのに、
疲れてるの、かな?
そんなことを考えてると 机に私の手じゃない手が伸びてきた
そして机に置いてあるペンを使って 何かを書き始める
今、、日 そ、う、じ、お、わ、っ、た、ら 教、室、の、こ、っ、て、て
この文字の主を知りたくて顔を見ようとすると目の前が暗くなる
えっ、と思ったのも束の間
唇に柔らかい何かの感触を感じる
これは、
キス、されてる、
高瀬はる
「声出さないで」
私にしか聞こえない声で そう言われる、 声の主はすぐわかる、
高瀬はる
声をかけたくて唇を離そうとすると さっきより押さえつけられるような キスに変わる、
さすがに息が苦しくなったから軽く彼の胸を叩くとやっと顔が離れる
顔を見ると息が苦しかった私の顔よりも苦しそうで
泣きそうで、
どうしたらいいかわからなくて、
目を見開くことしか出来なかった
周りに見られてないか辺りをキョロキョロ見渡すと生徒は私たち以外いなかった
時計を見れば授業が 終わっている時間 チャイムいつ鳴ったの? 気づかなかった
改めて彼の顔を見ると 顔つきは変わっていなかった
声、かけるべき?
高瀬はる
道枝駿佑
高瀬はる
道枝駿佑
道枝駿佑
申し訳なさそうに少しずつ話してくれる道枝くん
道枝駿佑
道枝駿佑
高瀬はる
高瀬はる
道枝駿佑
高瀬はる
はるって、呼んだ、
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
高瀬はる
変なところ見られてしまった、 後悔とともに申し訳なさを感じた、
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
高瀬はる
道枝駿佑
高瀬はる
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
大吾のことだけは、
なんで西畑だけはダメなの?
道枝くんと西畑の関係って何?
私の知らないふたりの関係