※これは、第二話です それでもよければ、本編へ
ヤツサナ
おっはよ私。
ヤツサナ
おっはよお母さん・・
ヤツサナ
おっはよお父さん
ヤツサナ
おっはよ私の愛するカレンダー・・え
ヤツサナ
今日だったー入学式ー
ヤツサナ
完全に、前の事件でー
ヤツサナ
ワースーレーテーター
ヤツサナ
い、行かないと!
ヤツサナ
行ってきまーす!
ヤツサナ
あ、鍵掛けないと
ワイワイガヤガヤ
騒いでいる人達
今日は『天音ヶ丘中学校』の入学式
ヤツサナ
騒いでるけど、公立だからね、
ヤツサナ
ま、落ち着いて・・
?
あ、あのー
ヤツサナ
ってどわー!
?
あー!!
ヤツサナ
あの時の!
?
こ、こんにちは
ヤツサナ
いや、今朝だから、おはようだよ!
?
き、聞きたいのだけど、
き、君の名前って何ていうの?
き、君の名前って何ていうの?
ヤツサナ
私の名前はヤツサナ。
?
めずらしいね、カタカナだし。
ヤツサナ
いやあ、仮名なのよー
?
え?
ヤツサナ
あ、やばい
ヤツサナ
な、なんでもナイヨー
?
ま、まあ、いいや
真人
私、僕の名前は、鈴鳴 真人(すずなり まこと)
ヤツサナ
いやーまさか真って書いて人で
まこととはねー
まこととはねー
真人
笑わないでよー
ヤツサナ
すまん。あはは
チャイムが鳴る
ヤツサナ
あ、入学式だ!
真人
早く行こうか!
入学式終了後の教室
ヤツサナ
結局クラス一緒だね。
真人
うん
ヤツサナ
それと、貴方を今から『マーリン』と命名する!!
真人
いや、動揺し過ぎ!
真人
しかもなんで?
ヤツサナ
鈴鳴→リン
真人→マー
真人→マー
ヤツサナ
で、合わせてマーリン
真人
な、なんで(〃ω〃)
ヤツサナ
デレないでいいのに・・
今からね。これを言うの
今からね。これを言うの
真人
やめてよ
ヤツサナ
さ、ちょっと歩こうか。マーリン
真人
・・(〃ω〃)分かった。
ヤツサナ
いい子いい子
キャーーーー!!!!!!!!
外から悲鳴が聞こえた。
ヤツサナ
!!?
真人
い、行こう!
ヤツサナ
オッケーマーリン
マーリン
だからねー
って主!!
って主!!
真人→マーリンとした 主、急に登場
セユル
なあに
マーリン
ちょっとこれ恥ずかしいよ!
セユル
ま、カタカナだらけでいいじゃん
マーリン
おい!
ヤツサナ
あ、主ちゃん。
ヤッホー!!
ヤッホー!!
セユル
ヤッホーヤツサナ。
いや、『・・』
いや、『・・』
ヤツサナ
ん?なにか言った?
セユル
あーなんでもナイヨー
セユル
それじゃねー
ヤツサナ
って行かないと!
マーリン
無視しないでくれー
マーリン
。゚(゚´Д`゚)゚。
私達が最初に目を向けたところは、 屋上にたっていた人影だった。
ヤツサナ
え、えーー
マーリン
なんで屋上に行けるのかが分からないなあʕʘ‿ʘʔ
ヤツサナ
確かに、屋上には厳重警戒が貼られているからね。
その時、人影みたいなものが 屋上から飛び降りた。
マーリン
?!!!
ヤツサナ
驚いている場合じゃないね!
いそごう!
いそごう!
ヤツサナ
降りた方向は反対側よ!
マーリン
っああ。
マーリン
何故か頭が打たれたように痛い。
マーリン
過去に・・なにかが起こったのか?
マーリン
わからないが、
今は彼女に付いて行こう!
今は彼女に付いて行こう!
ヤツサナ
はあ、はあ
マーリン
大丈夫?
ヤツサナ
いや、マーリン、走るの速い・・
マーリン
あ、ごめん。
ヤツサナ
でも、わかった事が一つ、ある。
マーリン
ん?
ヤツサナ
落ちたの、人形、だった。
マーリン
え、その人形ってどこに?
ヤツサナ
か、家庭科室の、倉庫の中に、引きずられたような、跡が、あった。
マーリン
私が行ってこようか?
ヤツサナ
き、気をつけて、もしかしたら、その、実行犯が、いるかも。
マーリン
ああ、とはいうものの、騒いでいる人ほとんどが一年だぞ。
ヤツサナ
・・それもおかしいね。
マーリン
取り敢えず、行ってくる。
ヤツサナ
いってらしっしゃい
マーリン
ここだと思うのだが、
マーリン
お、あったあった
マーリン
これをっと
マーリン
ヤツサナに持っていくだけだな。
その時、私、いや僕は、 気づいてしまった。
背後の人影に。
マーリン
っ!!
背後を振り向いた瞬間、 力が抜けて倒れる事が 自分でも分かった。
そして、視界が暗転する