コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主
主
主
🍓👑6人出てきます。虐待表現出てきます。苦手な人は回れ右! ではスタート
ゆきな
🍓❤️
🍓🧡
ゆきな
🍓💛
🍓🩷
🍓💜
ゆきな
🍓💙
ゆきな
ゆきな
ゆきな
ダンス練習施設
ゆきな
受付
受付
受付
ゆきな
受付
確か…空いてたはず…
受付
受付
ゆきな
受付
ゆきな
受付
ゆきな
ガチャ
ゆきな
ゆきな
ゆきな
ゆきなが退出してから
翔said
ーゆきなが退出しました。ー
翔
ゆき…大丈夫かな…
いつも
俺や翼が発作起きた時も…
浩然の持病が悪化した時も…
大丈夫、大丈夫、私がついてるからって…
ゆきが体調崩してるところ…
見たことない
ゆきが俺を助けてくれた時も…
ああやって…苦しそうに…笑ってたな…
俺の家は産まれた時から母子家庭
毎日のように叩かれて蹴られて…
翔の母
小さい頃の翔
翔の母
翔の母
言葉を発しる権利すらも…俺にはなかった
翔の母
小さい頃の翔
ただ毎日のようにくる苦痛の時間を
ただ歯を食いしばって耐えることしかできなかった
そんな俺の、唯一の望みが
勉強だった
勉強で良い点や結果を出したり
作文や習字、自由研究などで賞を貰った時
褒めてはもらえなかったけど
殴られはしなかった
「私の息子ならそれぐらい当然」と言われても
ママ友の間で嬉しそうに話しているお母さんを見ると
頑張って良かったと思えた
小さい頃の翔
でも
そんな日は長くは続かなかった…
俺が高校生になった時から
お母さんは俺を必要以上に怒ってくるようになった
高校生の翔
バシッ
翔の母
高校生の翔
翔の母
高校生の翔
ビリッビリッビリッビリッビリッビリ(成績表を破る)
高校生の翔
この時俺は高校3年生、受験真っ只中だった
翔の母
高校生の翔
高校生の翔
翔の母
翔の母
翔の母
翔の母
高校生の翔
翔の母
翔の母
翔の母
その時俺は思った…
あぁ…お母さんは嫌なんだ…って…
お母さんも高卒だ…
きっと…お母さんが行けなかった道に俺が行くのが嫌なんだ…
翔の母
高校生の翔
翔の母
翔の母
翔の母
正直お母さんの暴力は痛くはなかった…
うんん…もうどうでも良かった
母子家庭でいじめられて…
親にも必要とされなくて…
泣きそうで…
心のまん中がポッカリと無くなったような気がして…
自分でも分かってた… 勉強したら良いってわけじゃないことくらい…
お母さんが喜んでくれてるなんて… 自分に言い聞かせた理由でしかないことくらい…
全部自分の頭では分かってた…
俺はお母さんを喜ばせられない…
じゃあ…せめて… お母さんが俺に使ってくれたお金の意味だけつけて消えてしまおう…
お母さんの言うことに従えば…きっと
喜んでくれるはずだから
その後俺は大学に行かずに卒業した
学校の模試の判定的にも 「このままいけば東京の大学も行けるんじゃないか」と 先生に説得されたが
俺の意思だと言うと先生もそれ以上は追及してこなかった
クラスメイト
クラスメイト
高校生の翔
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
高校生の翔
高校生の翔
心が苦しくって…痛くて…
でも…こいつらが悪いわけじゃない…
こいつらに当たるのは…悪いよな…
卒業した後俺はすぐに家を出た
お金は貯まってたからどこかに住んでも良かったが
俺が家を出た理由はそれじゃない…
お母さんの「いなくなればいい」という願いを叶えるために 家を出た
お母さんに感謝の手紙を残して…
雨が降ってた…
もういっそこのまま消えられればいいなと言う望みを抱いて
道の隅にうずくまっていた
その時だった…
ゆきな
暖かい、泣きそうになるくらい優しい声…
高校生の翔
見上げたそこにはすごく心配そうに見つめる女性がいた
俺は泣いてしまわぬように必死で堪えていた
でも優しく悲しそうな瞳が…
今までの俺を受け入れてくれているようで…
俺は気づいたら泣いていた…
高校生の翔
ゆきな
ゆきな
そう言って俺の背中を優しく撫でてくれた
その後も俺が落ち着くまで待ってくれて
高校生の翔
ゆきな
高校生の翔
ゆきな
ゆきな
ゆきな
高校生の翔
これが俺のゆきなとの出会い
この時から気になっていた… ゆきなの笑顔は辛そうで…どこか悲しそうだった
俺の過去の話を聞いてくれた時も… 辛さを知っているかのように優しくそばにいてくれた
ゆきなの過去は知らない だけど…きっとゆきなも…色々経験してきたんだろうなって思ってる ゆきなが俺を助けてくれたように今度は
俺がゆきなの希望の光になりたい
主
主
主
主
Thank you for reading!