ティア
生きることってそんなに偉いことなのかな?
ティア
死ぬことは、そんなに悪ཽいことなのかな?
ティア
例えば、あなたが死んだとしよう
ティア
今まであったものが無くなれば
ティア
当たり前だったものが消えてしまえば
ティア
誰だって悲しくなったり、
ティア
寂しく感じるよね
ティア
「もう会えないんだ」って
ティア
それでも人は
ティア
“天国から見守っててくれる”とか
ティア
“心の中に生き続ける”とか
ティア
都合よく解釈して
ティア
惜別の場で涙を流し慰め合う
ティア
それもすぐに“過去の出来事“になって
ティア
居なくなったことに慣れて
ティア
居ないことが当たり前になって
ティア
やがて
ティア
ティア
忘れ去られる
ティア
ひとが死ぬってこんなもの
ティア
僕は、悔しいよ
ティア
ティア
死んだあなたを餌にして
ティア
誰かの“悲劇のエピソード”として
ティア
安っぽく語られることが
ティア
悔しい
ティア
とっても・・・悔しいんだ
ティア
おかえりなさい
ティア
疲れちゃったよね
ティア
頑張ったんだよね
ティア
もうとっくに限界なんだよね
ティア
幸せになりたいよりも
ティア
普通に戻りたい
ティア
何も気にせず無邪気に笑っていた
ティア
あの頃のように
ティア
もうあの時間はどれだけ願っても戻ってこない
ティア
選ぶことも許されずただ走り続けてきたんだよね
ティア
体もココロもいつも一人だった
ティア
誰も気づいてくれなかった
ティア
そんなあなたにこれ以上頑張れなんて言えない
ティア
だから
ティア
もういいんだよ
ティア
選択肢が今までなかったんだよね
ティア
最後くらい選択肢をあなたに
ティア
「死んでもいいんだよ」
ティア
でもね
ティア
もしも死にきれなかったら
ティア
ここへ戻っておいで
ティア
その時は
ティア
お話聞かせてね
ティア
待ってるからね
ティア
生まれてこなきゃよかった
「笑ってなきゃ、頑張らなきゃ」
ティア
心打ちひしがれる思いで
ティア
今日も命を繋いでるんだ
ティア
今日も、心ない一言が
ティア
心の中をめちゃくちゃにしてゆく
ティア
ティア
否定だらけの毎日
ティア
一抹の光さえも失い、
ティア
死にたいと思うようになった
ティア
消えたいと
ティア
なぜ生まれてきたのだろうと
ティア
気づいたら、そんな毎日になっていた
ティア
気づいたら、誰もいなくなっていた
ティア
本当は違うんだ、
ティア
そうじゃないんだ
ティア
今日もまた、
ティア
上手く伝えられず
ティア
嫌われてしまうんだ
ティア
心の傷が
ティア
夜に疼いて
ティア
また深い闇へ引きずり込んでいく
ティア
どこにも、行き場のない
ティア
この気持ちを
ティア
何に例えれるだろう
ティア
この気持ち、あなたにわかる?
ティア
そう、分からないよね