夢子
今回のテストは
入学はじめてのテストだったなぁー

夢子
私は何位だろ?

夢子
やったー!

夢子
一位ー!

桜
一位だ。
ま、当たり前よね

スイ
僕は、、一位か、、。
まぁまぁかな

晴
俺は、、と。
一位かー。
ま、俺にしてはこんなもんだぜ

夢子
もしかしてみんな一位だったんですね

桜
当たり前よ

スイ
まぁね

晴
こんなもんだ!

先生
君達ちょっと

夢子
えー?!

夢子
生徒会!?

先生
そうです。

先生
学力がいい君達に
この『桜川高等中学付属学園』の生徒会になってもらいます!

スイ
いいけど

桜
悪くないわ

晴
全然いいぜー

夢子
私もいいですけど。

夢子
でも今日はちょっと、、

桜
すみませんが
わたしもです。

スイ
ぼくも

晴
俺もだ

先生
では、詳しいことは
明日話しましょうね。

桜
ねえ!

夢子
はい?

スイ
用事ってなに?

晴
ちゃんとした理由をはなさないとな

夢子
えと私は、今日大事な人が家に来るの、、
だから、

桜
なるほど、
奇遇ね

夢子
え?

桜
私達みんなそうだったのよ

だってきょうは
新しい家族が来るの。
母親の再婚相手の父親と
その子供が確か男の子が一人で。
で、あとは、母の友達が亡くなった為、女の子が一人来るらしい。
あとは、母親の姉の友人が
海外に住むらしく、息子は日本にいたいらしく、こちらで
引き取ることになった。
夢子
いっぱいくるなー。

夢子
いったいだれなんだろう?

夢子
はーい!!

夢子
え!?

夢子
君は!

スイ
ぼくのお母さんになる人は君のお母さんだったんだね

夢子
びっくり、、、

桜
私もいるわよ

夢子
ええ!?

夢子
あなたも!?

夢子
てことは、、

晴
俺もいるぜ!!

夢子
だよねー。

お母さん
あら?あなたたちみんな
同じ学校だったのね!

お父さん
これもなにかの運命だな!

桜
改めて自己紹介するわ

桜
私は夢子さんの
お母さんの友達の母の
娘。

桜
小塚桜です。
これからよろしくお願いします。お父さん、お母さん。それから、兄弟になるみんな

スイ
僕はこれから君達のお父さんになる人の息子。
西條スイです。
これからよろしくね

晴
俺は、海外に両親がいて
日本にとどまりたかったから、母の友人の妹の家に住むことになった、
赤根晴。
よろしくな。

夢子
わ、わたしは

夢子
これから、皆のお母さんになる人の娘の
相浦夢子です。
よろしくです!

桜
それにしても、、、

スイ
この家すごいね

晴
夢子の家金持ち?

夢子
え?

夢子
いや、わかんないけど

夢子
でも、引っ越すんじゃないっけ?

スイ
そうだね

晴
たしか、『赤根弓橋高等付属中学園』だったか?

桜
赤根?

晴
ああ、その学園は
俺の父親が理事長だったんだが、海外に行ったから俺が学園を継ぐことになっちまったんだ。

桜
だからわざわざ
引っ越しするのね

晴
悪いな
こっちの都合で

夢子
ううん!
気にしないで

スイ
僕も別に、、、

晴
でもすごいよなー!

スイ
全員同じ学校だったなんて、、

桜
とりあえず
明日は転校の手続きをしなきゃね

夢子
先生には
生徒会に入れないこと謝らなきゃ

晴
なんか期待させちゃったしな

スイ
そうだね

夢子
先生、、

先生
ああ、夢子さん。
それと、、みんな?

夢子
転校のことなんですけど

先生
それね、聞いたわ

晴
すみません。

夢子
ごめんなさい

先生
いいのよ。
別に他にも人を見つけるわ。

先生
あなたたち兄弟になったんですってね!

桜
はい。
これから仲良くやっていきます。

スイ
僕も

先生
色々あるだろうけど!
頑張りなさいね!

スイ
夢子、今日は帰ったら
すぐに引っ越す用意だって

夢子
わかった!

晴
忙しくなるなー。
な?桜ー

桜
ええ、そうね

夢子
ふー!ここが今日から
私達が住むところね!

お父さん
いい家だなぁ!

お母さん
そうね!

桜
都会ね

スイ
東京だからね

晴
しかも新宿、、
さすが金持ち

夢子
両親が海外住んでる晴の方がお金持ちね。

桜
私は父が有名な
画家さんだから、
家賃も私のお金も入ってるわ

スイ
へー。
父親はどうしたの?

桜
父は世界中の有名なスポットを絵に書きまくってるところよ。

桜
そのうちいつか
迎えに来てくれるわね

晴
そっかー。
それだと俺もだなー

スイ
僕はずっと
夢子と一緒だな

お母さん
さ!みんなー!
学校の準備してー!

夢子
はーい!

桜
はやく済ませましょ

スイ
今いくよー

晴
おう!

一階はリビングと寝室と
テレビと、お風呂とトイレと
キッチンに個室が3つ、、
リビングにつながる階段がおしゃれにぐるぐる回ってできてるし、その2階にはペットルームだかなんだか知らないけど
ペットが遊ぶ場所専用になってる部屋があるし、
その奥には私の部屋と並んで
スイの部屋、その向かいの部屋は晴の部屋。その隣の部屋は桜の部屋、、
三階には、スペースが余ったからお客様ルームとなった。
その上はまさかの屋上、、
夢子
はー広い!
迷うー

桜
さっきの階段回りすぎて
気持ち悪くなっちゃった

晴
あれー!?
みんなどこー?

スイ
これはすごいね、、

夢子
明日から学校だけど大変になるね、、、

スイ
そうだね、、、

桜
、、、、

晴
みんなどこだよぉー!!

お母さん
みんな!おはよう!

夢子
おふぁよー

桜
おはようございます!

スイ
おはよー

晴
んー、、、

お父さん
寝覚めはいいかい?

桜
もうぐっすりね

夢子
わたしもぉー

スイ
僕もだよ

晴
んー。

夢子
晴はまだ寝てるみたいね

お母さん
ふふっ!そうね

光岡先生
今日から新しいメンバーがふえるぞー!

夢子
初めまして、、相浦、、

スイ
夢子

夢子
あ、、間違えました。

夢子
西條夢子です、、
よろしくお願いします。

桜
私は、、
小塚、、じゃない
西條桜です。
よろしくお願いします。

スイ
僕は西條スイ。
よろしく。

晴
俺は西條晴!
よろしくな!!

光岡先生
てことで!
よろしく!
みんな!仲良くしろよ!

生徒
はーい!!

夢子
はぁぁー急にテストかぁー

桜
ま、いい点とれたんじゃないかしら?

スイ
僕も自信はないな、、

晴
俺は自信めっちゃあるぜ!

夢子
一緒に見に行こっか。

桜
そうね。

一位、西條 桜
一位、西條スイ
一位、西條 晴
一位、西條夢子
スイ
よし!

夢子
やった!

桜
いい点数ね

晴
さすが俺!
