キーンコーンカーンコーン
愁斗
予鈴なっちゃったね
琉弥
じゃあ,教室に戻ろ
愁斗
昼!…も此処で話そ?
そう言いながら上目遣いをする愁斗
可愛い…って思ってしまった自分に嫌気が差す
相手は男,俺も男 いやいや…そんなわけ…
琉弥
まぁ…知ってると思うけど,俺いつも1人だし
琉弥
…いいよ
愁斗
パァァ(*゚∀゚)
琉弥
あと…昼に限らず時間があれば話そう
愁斗
やった!(*^^*)
愁斗
じゃあ,昼に!
琉弥
…愁斗は?
琉弥
教室に戻らないの?
愁斗
教室に居てもすることないし
愁斗
ここで音楽を聞いて待ってるよ
琉弥
ふーん…
この文は過去形なので,この単語を使います。そうなるとーーーーーー
琉弥
チラッ)隣を見る
愁斗が見えてから隣が寂しい
机の上に綺麗なポピーだけ
愁斗がいるのにいない
ここを…じゃあ…宮世!
もし愁斗が生きていたら楽しく過ごせていたのか?
いや…生きていたら会話を交わさなかったかもしれない
今ある関係がちょうどいいのかもしれない
"幽霊と人間"
琉弥
ボー
宮世ー?
琉弥
あっ…はい
琉弥
答えはーーーーです
正解だ。例えばーーーーーー
あーもう!
愁斗ことばっかり考えるから…
幸輝
なぁ,今日ぼーっとしてどうしたん?
琉弥
え…いや別に…
こいつは山下幸輝
俺の前の席の人だ
突然話しかけてきて驚いた
幸輝
だって,いつも呼ばれたら直ぐに答えるやん?
幸輝
でも今日は違うかったから
琉弥
ちょっと考え事を…
幸輝
へぇ…珍しい!
琉弥
そうかな…
俺はそう言いながらヘッドフォンを取り出して音楽を聴き始める
幸輝
琉弥くん…やっけ?
琉弥
…琉弥でいい
幸輝
琉弥って,いつも何聴いてるん?
琉弥
…適当
幸輝
ランダム派なんやね
幸輝
俺はK-POPをよく聴くんよ
琉弥
へぇ…
琉弥
(外を眺める)
俺は他人には興味がない
でも何故か愁斗には興味湧く
幸輝
隣居なくて寂しい?
琉弥
え?
幸輝
いや…どうなのかなぁって
琉弥
別に…そんな
一応幽霊として居るし…
幸輝
俺は寂しい
幸輝
3年間同じクラスやったから
琉弥
そう…なんだ
幸輝
琉弥って愁斗の会いたかった人知ってる?
琉弥
いや…知らないけど
幸輝
そっか…
琉弥
何で?
幸輝
いや,前にね?
幸輝
愁斗が"会いたい人がいるんだ"って
幸輝
でも,俺には教えてくれんかったんよ
幸輝
ヒントとして"中学生の頃に出会った"らしいんやけど…
中学生…あ,あの時と同じ
いや…まさかね たまたまだよ…たまたま
中学生の頃なんて出会いが多いし
琉弥
…同中の人に聞いてみれば
幸輝
確かにそうやね!
幸輝
あ…急に話しかけてきてごめんな?
琉弥
いや…いいよ
幸輝
ほな,またな!
フレンドリーな人だったな
タイプ的に愁斗にも似てる部分がある気がする
ブンブン(首を横に振る)
何で愁斗と比べるんだろう
別にああいう人他にもいるだろ…






