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続き楽しみです!
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
武道たち視点
今日は頑張った
今のレイちゃんに
少しでも何か楽しい事や 嬉しい事をしてあげたくて
でも、やっぱ
三ツ谷君すげぇ!
こんな不器用な俺でも 根気強く教えてくれて
なんとか今日中に形になった!
武道はニコニコしながら
自分の右手に握られている 紫色のミサンガを眺めた
早く渡したいな
そう思いながら病室に向かう途中で
マイキー君に会った
マイキー君の方は
お菓子を買ったから レイちゃんと一緒に食べたいらしい
俺がマイキー君の持ってる 紙袋を見つめてると
「しゃーねーな」
って言いながら
俺にもひとつお菓子を分けてくれた
まさかくれるとは思ってなかったから
「ありがとうございます」が
少し大声になっちまった
マイキー君はそれを聴いて
少し笑った後
「おう!」って
返してくれた
少し歩くと今度は
イザナ君と大寿君が一緒に 歩いてるのに遭遇した
2人とも当たり前だけど
目的地は同じ
だから一緒に歩いてく
途中
マイキー君のお菓子を イザナが食べようとして
少し危うい雰囲気になったけど
大寿君の
「アンタらが喧嘩したら レイさんが傷つく」
って言葉でやめてくれて よかった
もうすぐ病室ってところで
ガシャンッ
って
大きな音がした
咄嗟にみんな走り出した
もちろん俺も
怖かった
心の中でずっと
これ以上レイちゃんを 苦しめないでください
って
神様に祈ってた
もうあんな未来はゴメンだ
でも
そんな俺の 自分勝手な願いは
すぐに掻き消されてしまった
ガチャ
ドアを開けてすぐに目に入ったのは
裸のレイちゃんが 男を殴っているところ
意味がわからない
でも
わかってしまった
前も
同じ光景を見た事があったから
一虎君とマイキー君
場地君を殺した一虎君を
マイキー君か殺そうとする
思い出したくない光景
あぁ、、まったく同じだ
ただただ見ている事しかできない
そんな自分が大嫌いだ
レイちゃんの姿の次に 気がついたのは
におい
このにおいは嗅いだことがあった
ドラケン君の家で
あの
風俗店特有のにおい
それを感じる理由は もう明白だった
レイちゃんの身に起きた事
レイちゃんが何をされたのか
おぞましい
と同時に思った
こんな事を仕事として 生きてきたのか
と
改めてレイちゃんは
俺とは違うんだって思った
当たり前だけど
ここまで実感したのは 初めてだった
レイは
左の拳で
男の顔を血まみれにしている
レイの顔は
無
マイキーたちに気づかないのか
脇目も振らず、一心不乱に
拳を振り上げ続ける
政府の裏方
もう1人の男はパニクっている
銃をレイに向けているが
射線がブレているため
当たる確率は極めて低い
だとしても
マイキーとイザナは
レイに銃を向ける事を 良しとしなかった
マイキー
マイキーは男の銃を奪おうとした
政府の裏方
政府の裏方
政府の裏方
政府の裏方
政府の裏方
政府の裏方
突然
男は喋るのをやめた
いや やめざるおえなくなった
サクッ
政府の裏方
政府の裏方
男の左眼には
綺麗に
花瓶の破片が刺さっていた
イザナ
大寿
全員がレイを見ると
先程まで男を殴るのに 夢中だったレイが
左手にガラスの破片を持っていた
レイは投げた
うるさく喚き続ける害虫に向けて
そして
男2人が動かなくなって
それからやっと
レイはマイキーたちの方を見た
眼球が赤い
返り血をモロに浴びたせいだ
全員
動かなかった
今動くのはマズイ気がしていた
レイは
黙って
自分の
赤く染まった左手を見て
ひとこと
レイ
♡×50
では、また。