碧斗
本編どうぞ
うーうー
ベリアン
おや?
このサイレンは……
このサイレンは……
ルカス
はぁ……。
最近多くて困っちゃうね……
最近多くて困っちゃうね……
ベリアン
主様。お目覚めになってすぐで申し訳ないのですが……。
少し力をお貸しいただけますか?
少し力をお貸しいただけますか?
碧斗
サイレンはなんの合図なんだ?
そして、いったい何をするんだ?
そして、いったい何をするんだ?
ベリアン
ふふ……。
……天使狩りでございます
……天使狩りでございます
ベリアン
ご安心ください。主様。
天使狩りといっても実際に戦うのは私たち執事です
天使狩りといっても実際に戦うのは私たち執事です
碧斗
(いや、安心出来ない。)そうですか。
ベリアン
ですが、主様がいないと
力を発揮できないのです
力を発揮できないのです
碧斗
(どういうことだ?)そんな急に言われても……な。(夢かまだ夢なのか。)
ハウレス
ロノ、
今回はお前が行ってこい
今回はお前が行ってこい
ロノ
はぁ!?マジかよ……。
なんでオレが!?
なんでオレが!?
ハウレス
じゃあ、
お前にはホールの壁を塗り直す仕事を頼むとするか
お前にはホールの壁を塗り直す仕事を頼むとするか
ロノ
分かったよ!
やればいいんだろ?
やればいいんだろ?
ロノ
それじゃぁ、主様。
行こうぜ
行こうぜ
ベリアン
ロノくん、
主様に対する言葉遣いには気をつけてくださいね
主様に対する言葉遣いには気をつけてくださいね
ロノ
そうだった……。
い、行きましょう、主様
い、行きましょう、主様
ハウレス
ロノ。
主様に失礼の無いようにな
主様に失礼の無いようにな
ロノ
分かってるよ!
歩く
ロノ
そうだ、主様。
主様は天使との戦いは初めてでしょうし。
天使と戦う為の基本を
話しておいた方がいいですね
主様は天使との戦いは初めてでしょうし。
天使と戦う為の基本を
話しておいた方がいいですね
碧斗
(はぁ……)
ロノ
まず天使と戦う為には……。
魔導服を着なくてはいけません
魔導服を着なくてはいけません
ロノ
まず天使と戦う為には……。
魔導服を着なくてはいけません
魔導服を着なくてはいけません
碧斗
魔導服?
ロノ
はい。
魔導服とは唯一、
天使に立ち向かうことができる道具です
魔導服とは唯一、
天使に立ち向かうことができる道具です
ロノ
ちなみに、
今オレが着ている燕尾服も「魔導服」なんですよ
今オレが着ている燕尾服も「魔導服」なんですよ
碧斗
へ、へぇ~……
ちょっと何を言ってるか分からないぞ。
ちょっと何を言ってるか分からないぞ。
ロノ
ま、まぁ!
魔導服の話は後で、
ゆっくりするとして……
魔導服の話は後で、
ゆっくりするとして……
ロノ
とにかく今は
天使を狩りにいかねぇと!
天使を狩りにいかねぇと!
ロノ
急ぎましょう!
歩く
ロノ
ほら……いやがりました。
あいつが天使です
あいつが天使です
天使
……。
……。
……。
ロノ
天使の奴ら何が目的か分かりませんが……。
突然空から現れては人間を襲うんです
突然空から現れては人間を襲うんです
碧斗
へぇー。
碧斗
って、天使って強そ。
どうやって倒す?
どうやって倒す?
ロノ
大丈夫!安心してください!
魔導服の力を使って、オレが戦います!
魔導服の力を使って、オレが戦います!
碧斗
魔導服の力?
ロノ
はい!
その為にはまずオレの力を
解放してもらいます
その為にはまずオレの力を
解放してもらいます
ロノ
主様!
この本をご覧ください。
ページの中央に記号があるはずです
この本をご覧ください。
ページの中央に記号があるはずです
ロノ
その記号を指でなぞってください!
碧斗
めっちゃ一気に喋るじゃん。
本の文字が書いてる所をなぞる。
碧斗
すげー。
ロノ
よし……。
次は、書かれている文章を
読み上げてください!
次は、書かれている文章を
読み上げてください!
碧斗
来たれ。闇の盟友よ。
我は汝を召喚する。
ここに悪魔との契約により、
ロノの力を解放せよ……
我は汝を召喚する。
ここに悪魔との契約により、
ロノの力を解放せよ……
ロノ
ありがとうございます!
これで、
力が解放されました!
これで、
力が解放されました!
碧斗
(すげー、カッケー)
ロノ
それじゃあ、
主様はオレの後ろへ……。
あとはオレにお任せください
主様はオレの後ろへ……。
あとはオレにお任せください
碧斗
あ、おう
碧斗
今日は、ここまで
ロノ
次回
ベリアン
さよなら