私は泣きながらひたすら歩く。
もう帰りたくなんかない………………。
廉の顔だって一緒に居た女の人だって…………
もう誰の顔も見たくない……………………。
皆消えちゃえ…………
一瞬そんなことが頭をよぎった。
私は近くの公園に行き、ブランコに乗る。
○○
○○
今思い返せば、初めっから廉は私のことを 好きじゃなかったのかも知れない。
○○
今もあの綺麗な女の人と イチャイチャしてるんだろうな………………
なんて、勝手に考えてしまう。
○○
○○
○○
さっきやっと止まった涙がまた溢れてくる。
冬の風でヒンヤリと頬が冷たくなる。
地面も涙で染めていく。
止めたくても止められない。
前にもこんなことがあったっけ……………………
思い出すのは楽しいことでは無く、
嫌な思い出ばかり。
○○
正直、今の気持ちはよく分からない。
もうグチャグチャだよ…………………………。
気付けばため息をついて涙を流してる。
泣いても笑っても時間は進む。
公園に居座って数時間。
周りで遊んでた子供達は皆帰ってて私1人だった。
○○
もうどんなことにも涙が溢れてくる。
どれだけ廉が好きだったのかが分かる。
でも、その好きって気持ちを抱いてたのは 私だけだったみたい………………笑
行く宛てもない私は公園の遊具の中で眠った。
○○
目を覚ますと公園のはずがベッドの中だった。
誘拐……?
私ってもう死ぬんだ…………。
なんて考えてたら_________
??
○○
○○
??
??
○○
??
そう言って額に触れる。
??
??
男の人は部屋を出て行った。
とりあえず殺されないから安心かな………………?
あっでも……………………
〜妄想中〜
??
○○
??
○○
なんて奴隷にされるのかも?!!
○○
なんて妄想をしてしまう………………笑
少し経つとお鍋を持って部屋に入ってきた。
??
??
○○
熱のせいなのか 手が震えて上手く食べることが出来ない。
??
??
そう言って食べさせてくれた。
その人が作ったらしきお粥は 今まで食べたこと無いくらいに美味しかった。
美味しかったこともありあっという間に完食した。
??
??
優しい声で言いまた部屋を出て行った。
そしてまた妄想タイムに入る………………笑
○○
○○
なんて妄想してしまう。
??
○○
??
○○
??
??
○○
○○
○○
??
○○
??
○○
??
○○
この人凄いな………………
心が読まれてる……………………
○○
私は全てを話した。
名前も知らない彼に。
彼は子供のように泣いている 私の背中を優しくさすりながら話を聞いてくれる。
優しいな………………。
私は泣き疲れて寝てしまった。
続く
コメント
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最高!!続き楽しみ😊