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ほむら
さんど
ぴぇこ
ほむら
さんど
ぴぇこ
ほむら
さんど
だるまさんがころんだ
それは嵐のように突如として現れ。
俺を指差して言った。。
ほむら
ほむら
さんど
わけの分からぬ事をと周りを見れば、正気の沙汰なし。
ほむら
と言う奴を余所目に袋小路。 彼女を餌にして先んじよう。
待て仲間を手に掛けるなんて。
さんど
どこかに打開策があるはずだ。 さあ思考を巡らすのだ。
だだだだだだだ。
だるまさんがころんだ。
さんど
つられて俺も転んだ。 そのまま地面に伏せた。 名前は呼ばれなかった。
だるまさんがころんだ。
ゆん
彼女が微かによろけた。 ゆらりそちらを見やった。
ほむら
名前呼ばれ彼女は捕まった。
それは居るだけで汗の流れ落ちる暑い夏の日であった。
目の面白い子は豆鉄砲。 くらった鳩のよう。
動かぬ口の代わりに目で訴える。
さんど
でもそんな雑念に囚われていてわ袋小路。
彼を囮ににして裏掛けば?
ぴぇこ
ぴぇこ
さんど
更に荒唐な表情を見せとくれ。 さあ思考を巡らすのだ。 だだだだだだ。
ぴぇこ
さんど
つられて俺も転んだ。 そのまま地面に伏せた。 名前は呼ばれなかった。
ぴぇこ
ぜある
彼が僅かにふらついた。
ふらりそちらを見やった。
ぴぇこ
名前呼ばれて彼は捕まった。
だるまさんがころんだ。 早くしないと連れてっちゃうよ。 だるまさんがころんだ。
早くしないと指切っちゃうよ。
だるまさんがころんだ。 早くしないと冷めきっちゃうよ。
だるまさんがころんだ。
真剣勝負と云うには不条理なこの直線距離だけどうにか縮めたい。
酸いも甘いも飲み込んで。
ぴぇこ
ほむら
思考を巡らすのだ。
だだだだだだだだだだだ。
ほむら
さんど
全速力で駆けた。
先の傷は痛くなかった。
さんど
痛みすら思考の外だった。
ぴぇこ
奴の背中に触れた。
さんど
ほむら
ゆん
ぜある
彼等は意識を戻した。
さんど
だるまさんがころんだ。 全速力で駆けた。
さんど
先の傷は痛くなかった。
痛みすら思考の外だった。
ほむら
と手を挙げ叫んだ。
さんど
体が動かなくなった。
奴等は真っ直ぐ近付いた。
ぴぇこ
俺の前でピタリと停止した。
ほむら
さんど
さんど
さんど
ほむら
さんど
ぴぇこ
ゆん