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向日葵、、

なんで向日葵が聞こえないんだろう

ふと気づくと蓮くんは

鳥居の先に居た

陽葵

その直後

あの子は終わりだ

脳内に「あの子は終わりだ」 という言葉が聞こえた

陽葵

終わり、、?

陽葵

どう、いうこ、、と?

陽葵

ハッ

陽葵

考えてる場合じゃない!!

陽葵

蓮くん!!!!!!!!

精一杯の大声で叫んだものの

蓮くんの耳には入らなかった

蓮くんは鳥居の先も光の中へ

消えてしまったのだ

陽葵

これ、追いかけた方がいいのかな、

陽葵

でも追いかけた方が、、

その時、またあの鈴の音が聞こえた

チリン、

だが、振り返ると誰もいない

陽葵

もうなんなの、、、

私は前を向くと

そこには

神社は無かった

あるのはいつか見た空き地だけ

陽葵

ぇ、、

違う場所にあるのかもしれないと思い

私は知っている限りの

神社を見て回った

だが

どこも輝く鳥居が無かった

陽葵

はぁ、、、はぁ、、、

陽葵

とりあえず、、家に

陽葵

帰ろうかな、、

ガチャ🚪

陽葵

桜の木の下で〜神々眠る〜♪

陽葵

連なる鳥居の先は〜♪

陽葵

向日葵咲き誇る〜♪

私が"あの歌"を口ずさんでいると

お父さん

その歌を歌うな!!!!!

と、お父さんは口を荒らげた

陽葵

ぇ、、

お父さん

その歌をどこで知った?!!!

陽葵

陽葵

陽葵

陽葵

陽葵

私は今まであった事を

正直に伝えた

お父さん

そうか、、、

その後、お父さんはそれ以外

何も言わなかった

お父さんはこの歌を知っているの? お母さんは何者なの? 桜木神社って何?

聞きたいことは山々あったが

これ以上聞くのはまずい気がした

私のお母さんは私が知らない間に

亡くなった

お父さんに聞いても

答えてはくれなかった

私はお母さんの姿は見たこと無かった

いつも部屋から出て来ていない

声は聞いたことがあるのに

姿は見せてくれなかった

参観日にも三者懇談にも

いつもお父さんが来ていた

辛い時や悲しい時

お母さんを頼りたかった

抱きしめて欲しかった

それでも

お母さんは部屋から出てこなかった

【鳥居の奥に行きたいですか?】

陽葵

誰ッ!?

どこからか

懐かしい声が聞こえた

陽葵

、、鳥居の奥に行きたいです

【分かりました】

【空き地へ向かってみてください】

陽葵

!!

陽葵

ありがとうございます!!

私は家を出る際

部屋からなにか聞こえた気がした

【惑わされないでくださいね】

外はいつの間にか

明るくなっていた

陽葵

てかあの声、、

陽葵

お母さんの声だった気が、、、

陽葵

まぁ

陽葵

気のせいか!!

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