コメント
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なんということでしょう…「そんな気」無いのに顎クイする思わせ振りキングの雪さん、年齢を感じさせない可愛さのびゃくらさん…読み進めるたびに好きになっていきますね😳😳。 そしてあの、切り替える!みたいな感じで髪を束ねて出て行ったところが個人的に好きです😳。 顎クイしたんやからキスすると思うやん、、
うわーすごい! めっちゃ好きです! 私も物語を書く勉強をしてるので、テラー通信で久遠さんの作品が紹介されてるのを見て、全部読み漁ってます٩( 'ω' )و 尊敬してます!続き待ってます!
雪
深くため息をつき、天井を見上げる
雪
雪
雪
雪
ふと
滑らかな風が頬を撫でる
雪
差し出した指に停まったのは
白銀の美しい鳥だった
白銀の鳥
雪
雪
雪
白銀の鳥
雪
白銀の鳥
雪
白銀の鳥
雪
雪
白銀の鳥
雪
雪
白銀の鳥
白銀の鳥
そう言うと 鳥は光に包まれる
次の瞬間、 鳥は1枚の形代へと姿を変えて
雪の手に収まった
雪
雪
白來
目を開けると 暗い天井が目に入った
真っ暗なのにある程度見えるのは
青白い光が 差し込んでいるからかもしれない
白來
白來
白來
ふるふると首を振り 身体を起こす
白來
白來
そう考え、大きな白狐の姿から 白い髪の青年へと姿を変えた
白來
白來
何か落ち着く、と
そう言おうとして、自覚した
白來
白來
立っていられなくなり 床に座り込む
白來
そこで初めて気が付いた
紫色の羽織を掛けて眠っている 雪の存在に
白來
月の光に照らされた、 陶器のようなその肌は
昼間とは違う美しさを宿していた
思わずじっと 身を乗り出して見つめていると
白來
パチリと目を開いた雪が 素早く白來の腕を掴んだ
雪
白來
雪
白來
伸びてきた白い指に 音もなく顎を捕えられ
身体を起こした雪の方に 視線が上がった
雪
雪
雪
白來
白來
白來
雪
白來
いともあっさり離された指を 思わず目で追う
それを知ってか知らずか 雪は再び横になって羽織を掛けた
雪
雪
雪
白來
雪
白來
雪
雪
じゃ、おやすみ そう言い、雪は瞳を閉じる
白來
真っ赤になって熱い頬を 夜の風が撫でていく
白來
白來
思考しても答えは出ず
白來は諦めて本来の姿に戻ると 雪と同じように目を閉じた
翌日
雪
妖
妖
雪
雪
妖
妖
勢い良く駆けていく その後ろ姿を見て
目元を少し緩めた
白來
雪
白來
雪
雪
雪
白來
雪
白來
雪
白來
白來の声が 急に静かなものに変わり
思わずそちらを向く
白來
白來
雪
白來
雪
白來
白來
雪
雪
白來
白來
白來
雪
白來
雪
白來
白來が頬を膨らませた時
ふわりと風が抜けていった
雪
白來
雪
雪
白來
雪
下ろしていた髪を纏め 後ろで1つに束ねてから
雪は部屋を出ていった
第3話【熱い頬】
続く