雪
少女
雪
雪
少女
少女
雪
雪
少女
雪
少女
少女
少女
少女
雪女
雪
雪女
雪女
雪女
雪
雪
雪
雪女
少女
雪
雪女
雪女
雪女
雪
雪
雪女
雪女
雪
雪女
雪
雪女
雪女
雪
雪
雪女
雪女は銀色の髪の毛を 後ろに払い
着ていた着物を下ろす
剥き出しになった深い傷に 雪は一瞬顔を顰めた
雪
雪女
雪女
雪
雪
雪
雪女
雪女
雪
雪
雪
雪女
頷いた雪女は ニコニコと嬉しそうだ
それを視界に入れつつ 雪は棚から壺を取り出した
雪
雪が作る薬は、不思議と ヒトならざるものにも効果を示す
薬の調合か、 はたまた別の理由なのかは
なんとも言えないが
雪
雪女
独特な香のする深緑のそれを そっと患部に塗っていく
雪女
雪
雪女
・ ・ ・
薬を塗り終わった雪は 丁寧に包帯を巻いていた
雪
雪
雪女
雪女は珍しそうに 巻かれる包帯を見つめる
その表情は、来た時よりも かなり明るくなっていた
一方その頃
白來は、雪女の姿を見て 頭を捻らせていた
白來
白來
襖1枚の向こう そこから聞こえてくる声に
聞き覚えがあるのにと 思い出せない悔しさを募らせる
雪
白來
襖の向こうの雪に気が付かれ 白來は素っ頓狂な声を出した
雪
白來
白來
まだドキドキする心の臓を 落ち着かせながら
白來は部屋の中に入った
白來
雪女
白來
雪
白來
雪女
雪女
雪
雪女
雪女
雪女
雪女
少女
雪
白來
雪女
雪女
白來
雪女
いたずらっ子のように 雪女は立って頬を膨らます
雪
雪
雪女
雪女
雪女
雪女
白來
白來
雪女
雪女
雪女
白來
雪
雪女
そういうと、雪女は トンと白來の胸を押す
不意を突かれ、白來はそのまま 雪の胸に飛び込んだ
話の流れが 掴めていないうちに
気が付いたら白來が 腕の中にいた
雪
白來
雪女
雪女
白來
雪
雪
真っ赤になった白來は
違うと強く言う反動か、無意識に 雪の羽織を握り締めている
雪
雪
雪女
雪女
雪
雪
白來
雪女
雪女
雪女
あははと笑う雪女に 「もう…!」と文句を言う白來は
雪の腕の中にいたまま その薄紫色の羽織を握り締めていた
第4話【訪れたのは少女】
続く
コメント
4件
照れてるびゃくらくん最高っす߹ 𖥦 ߹
おはようございます! 妖を治療する薬師、雪の活動編です(活動編とは)(この章だけじゃない) 初回からかなり個性的なキャラだなぁと書きながら思っておりました🙄 白來の記憶に関しても、少しずつ進めていきたいです!