TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

⚠注意⚠ 大日本帝国や戦争等、不謹慎な キャラクターや表現が含まれます。 男同士のR18(性的) シーンが含まれます。 史実を改変、または美化 しております。 実際の歴史とは異なるものです。 以上が了承できる方のみ、 閲覧ください。 うえにかいてあることが よくわからなかった ひとは、みないで、 もどるボタンをおしてね。

※アメリカと日帝がセフレ設定です。

アメリカ

いやぁ、まさか、
偶然日帝チャンと出会えて、
“こんなこと”までできるなんて!
今日は最ッ高の日だ!

日帝

………最悪だ。私からしたらな。

日帝

(どうしてこうなってしまったのだろうか…)

ー遡ること数時間前ー

にゃぽん

じゃあ、韓国ん家行ってくるね!

日帝

あぁ、気をつけろよ。

にゃぽん

日帝お兄ちゃんこそ、今日は家に一人なんだから、気を付けて。
不審者が来ても、殺さないでね?
あといつも言ってるけど、
私の部屋は絶っっっ対に開けないでね!!

日帝

はいはい、楽しんでこいよ。

にゃぽん

うん!!
行ってきまーす!!

いつもは騒がしい日本家も、 その原因たちが出てしまえば 静かになる。 日帝は、この時を心待ちにしていた。 にゃぽんを見送るなり、自分の部屋の本棚から分厚い小説本を 引っ張り出す。 かねてより読むのを楽しみにしていたとっておきの一冊。 静寂は、読書に没頭するに最適。 もともと日帝は本好きであったが、 引退して暇な時間が多くなると それがさらに高じた。 静寂を求めるのであれば、 それこそ図書館で読めばいいだろうが、近くを通る国の気配は 喧騒よりさらに日帝の集中力を阻害する。 しかし、すべての条件を満たした 最高の空間は今ここにある。 一度ページを開いたなら、その手はもう止まらない。 広大な日本家に、紙をめくる音と、 掛時計の音だけが響く。 そうして、最後のページをめくってようやく気づく。

日帝

……これ、上巻だったのか。

日帝

…………本屋に下巻が売っていて良かった。

あのあと、すぐに本屋に駆け込んで下巻を購入した。 一応、上巻だけでもとても満足できる代物だったのだが。 次、日帝以外の者が全員出かける日を待つというのも少々辛かった。

日帝

もしかしたら、その前に世界が滅亡してしまうかもしれないからな。

日帝

(我ながら、おもしろいジョークではなかろうか。)

それはそうと急がねば、 と足を早めた矢先、頭にぽつ、 と冷たい感触がする。

日帝

…雨?

周りを見るとみんな傘を手にしている。 そうか、今日の降水確率は高めだったな… なんて、冷静にしている場合じゃない。 せっかく手に入れたこの下巻がびしょ濡れになる、なんて自体は絶対に回避しなければ。

日帝

鍵が無い……?

日帝

いや、鍵が閉まっているということは、確実に持って出かけたはずだ。
ということは、落としたのか…?

血の気が引く。 まさか、今夜は玄関前で雨ざらし? …いや、それはさすがにないとしてもこの本はどうする? なんて考えているうちに 雨音もどんどん強くなっている。

日帝

都道府県達に泊めてもらうか?
……いや、私は彼らによく思われていないようだし、それは迷惑か。

日帝

かと言って先輩やイタ王の家は遠いし………

日帝

米国…は論g

アメリカ

呼んだ?

日帝

うわぁぁぁぁ!?!?

アメリカ

米国…がなんだって?

日帝

な、なんでもない。
貴様には関係のないことだ。

ふぅん、と 不敵にニヤつくアメリカ。 実は本を抱えて走る日帝を見つけてから尾行してきたのだ。 そのため、日帝がピンチであることは把握済み。 そして、ここで今夜の宿として我が家を提供したのなら、 日帝を家に連れ込むことが可能なんじゃないかと密かに目論んでいるのだ。

アメリカ

なぁ、家に入れないんだよな?
なら俺の家に来ればいいさ。

日帝

い、いいや、結構だ。

アメリカ

遠慮しなくていいって!
ほら、家お前ん家と違って俺一人しかいないし。

日帝

それが嫌なのだ。
貴様と一緒に寝床で寝るなど…

アメリカ

え、ベッド2つあるけど?

日帝

一応ここで補足しておく。 彼らの間には、体の関係がある。 もう一度いう。 彼らは、常習的にセックスしている。 俗に言うセックスフレンドなのである。 もともとアメリカが かわいい愛してるアイラブユー 等々好き好きアピールをしていたのだが、 日帝はそれを敗戦国への嫌がらせと解釈した。 いくらハグしようが、キスしようが、日帝は本気で受け止めない。 だから無理矢理わからせてやった。 そのときになって本当に愛されていることに初めて気がついて、 その日は、気持ち悪さと、 何か裏切られたような悲しさとで、 泣きながらホテルから帰った。 それから何度も肌を重ねている。 日帝もそれを許している。 いや、アメリカ相手に拒否権なんてなかっただけだ。 アメリカも、その関係に満足しちゃいない。 日帝とセックスできるのは嬉しい。 でも、できるなら、彼とは 「恋人」でありたいと思っている。

アメリカ

あー、そうだな、最近ヤって
なかったもんな。

日帝

い、いや、違っ……
………忘れてくれ。

アメリカ

HAHAHA!
別にいいよ。俺にだってちゃんと理性くらいある。
何もしなくていいから、泊まりな?

日帝

………ほんとに、何もしないのなら、な。

ここで冒頭のシーンに戻るわけである。

日帝

………なんで相合い傘なんだ。

アメリカ

だって傘一本しかねぇじゃん?

日帝

……付き合ってるって思われたらどうする!!

アメリカ

付き合ってねぇの?

日帝はふい、と顔を逸らす。 ここまで「恋人」であることを否定されると、さすがのアメリカも少しも傷ついてしまう。 それでも、食い下がってしまうのが アメリカという男。

アメリカ

な、手ぇ繋ごうぜ?

日帝

ーーーーは?
今の話聞いてたか?

アメリカが手を繋ごうとすると 日帝はぶつくさいいながらもそれに応じる。 (恋人繋ぎではなかったからかもしれないが。) 片方の腕で大事に本を抱えながら。 頬を赤く染めながら。

アメリカ

(こういうことするから、いつか恋人になれるかも、なんて思っちゃうんだよなぁ)

もしもこれさえ自分への接待で あったと言われたなら、 アメリカは酷く精神を病んでしまうだろう。

アメリカ

(ま、ごっこでも日帝と恋人みたいなことができるなんて、やっぱり今日は最高にラッキーだな。)

今回はここで一旦終了です。 なんか微妙な文章になってしまいましたが、初めてなので大目に見てください。 感想やあなたの推しカプ等をコメント欄に書き込んでいただけると幸いです。

loading

この作品はいかがでしたか?

567

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚