⚠注意⚠ 大日本帝国や戦争等、不謹慎な キャラクターや表現が含まれます。 男同士のR18(性的) シーンが含まれます。 史実を改変、または美化 しております。 実際の歴史とは異なるものです。 以上が了承できる方のみ、 閲覧ください。 うえにかいてあることが よくわからなかった ひとは、みないで、 もどるボタンをおしてね。
※アメリカと日帝がセフレ設定です。
アメリカ
日帝
日帝
ー遡ること数時間前ー
にゃぽん
日帝
にゃぽん
日帝
にゃぽん
いつもは騒がしい日本家も、 その原因たちが出てしまえば 静かになる。 日帝は、この時を心待ちにしていた。 にゃぽんを見送るなり、自分の部屋の本棚から分厚い小説本を 引っ張り出す。 かねてより読むのを楽しみにしていたとっておきの一冊。 静寂は、読書に没頭するに最適。 もともと日帝は本好きであったが、 引退して暇な時間が多くなると それがさらに高じた。 静寂を求めるのであれば、 それこそ図書館で読めばいいだろうが、近くを通る国の気配は 喧騒よりさらに日帝の集中力を阻害する。 しかし、すべての条件を満たした 最高の空間は今ここにある。 一度ページを開いたなら、その手はもう止まらない。 広大な日本家に、紙をめくる音と、 掛時計の音だけが響く。 そうして、最後のページをめくってようやく気づく。
日帝
日帝
あのあと、すぐに本屋に駆け込んで下巻を購入した。 一応、上巻だけでもとても満足できる代物だったのだが。 次、日帝以外の者が全員出かける日を待つというのも少々辛かった。
日帝
日帝
それはそうと急がねば、 と足を早めた矢先、頭にぽつ、 と冷たい感触がする。
日帝
周りを見るとみんな傘を手にしている。 そうか、今日の降水確率は高めだったな… なんて、冷静にしている場合じゃない。 せっかく手に入れたこの下巻がびしょ濡れになる、なんて自体は絶対に回避しなければ。
日帝
日帝
血の気が引く。 まさか、今夜は玄関前で雨ざらし? …いや、それはさすがにないとしてもこの本はどうする? なんて考えているうちに 雨音もどんどん強くなっている。
日帝
日帝
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝
ふぅん、と 不敵にニヤつくアメリカ。 実は本を抱えて走る日帝を見つけてから尾行してきたのだ。 そのため、日帝がピンチであることは把握済み。 そして、ここで今夜の宿として我が家を提供したのなら、 日帝を家に連れ込むことが可能なんじゃないかと密かに目論んでいるのだ。
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝
一応ここで補足しておく。 彼らの間には、体の関係がある。 もう一度いう。 彼らは、常習的にセックスしている。 俗に言うセックスフレンドなのである。 もともとアメリカが かわいい愛してるアイラブユー 等々好き好きアピールをしていたのだが、 日帝はそれを敗戦国への嫌がらせと解釈した。 いくらハグしようが、キスしようが、日帝は本気で受け止めない。 だから無理矢理わからせてやった。 そのときになって本当に愛されていることに初めて気がついて、 その日は、気持ち悪さと、 何か裏切られたような悲しさとで、 泣きながらホテルから帰った。 それから何度も肌を重ねている。 日帝もそれを許している。 いや、アメリカ相手に拒否権なんてなかっただけだ。 アメリカも、その関係に満足しちゃいない。 日帝とセックスできるのは嬉しい。 でも、できるなら、彼とは 「恋人」でありたいと思っている。
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝
ここで冒頭のシーンに戻るわけである。
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝はふい、と顔を逸らす。 ここまで「恋人」であることを否定されると、さすがのアメリカも少しも傷ついてしまう。 それでも、食い下がってしまうのが アメリカという男。
アメリカ
日帝
アメリカが手を繋ごうとすると 日帝はぶつくさいいながらもそれに応じる。 (恋人繋ぎではなかったからかもしれないが。) 片方の腕で大事に本を抱えながら。 頬を赤く染めながら。
アメリカ
もしもこれさえ自分への接待で あったと言われたなら、 アメリカは酷く精神を病んでしまうだろう。
アメリカ
今回はここで一旦終了です。 なんか微妙な文章になってしまいましたが、初めてなので大目に見てください。 感想やあなたの推しカプ等をコメント欄に書き込んでいただけると幸いです。
コメント
2件
めッッッッッちゃすきです!!!✨ セフレって言うのがまたいい!雨宿りって言うのがとてつもなく発想がいいと思います!!✨ あと、文章がわかりやすいですね!!