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p

ッ____ハァッ……ハァッ………

俺は簡潔に述べると吸血鬼

今、とても身体が熱い

なんでかって?

今丁度家から放り出された所なのである

p

クソ先ぱ……いッ…!開けて…開けてくださいッッ!!

kn

ハッ!誰が開けるかよッッ

その原因は………

kn

俺のしゃけ喰いやがった分際で!!!!

p

だッ!だって美味そうでしたもん!!!

p

喰えって目してましたよッッ!?!?

kn

切り身のしゃけに目なんてねぇわ!!!

kn

出直してこいッッ!!!帰ってくんな!!

ドアを開けようとしてもご丁寧に施錠されていて

p

クッソ…………あんのクソ先輩ッッッ

悪態をつく

だが、吸血鬼は人一倍熱を取り込みやすい体質

日の本に長時間晒されると最悪タヒんでしまう

タヒななかったらどうなるかは俺は知らない

ただこれだけは言える。

現在 朦朧とし今にもぶっ倒れそうな状況にあった

p

ハッ………ハッ……やばい……このままだとほんとに……

死ぬ____ そう思い影を探しに行こうと辺りを見回すが 影なんて全く無く

唯、そんな悠長なこと言ってられるほど 余裕はなかった

俺の身体は意にせず前に倒れていき 意識も其処で途切れた

p

________

kn

はぁ…全くあの野郎

kn

しゃけ喰うとか…無いわぁ…

チラと時計をみる 彼を追い出してから1時間経っており

kn

そろそろ開けてやるかぁ………

kn

おーいショッピぃー!!!入ってええz……

kn

ってショッピ…!?!?

そこには苦悶の表情で倒れている紫がいた

kn

やべぇ…兎に角運ばないと……

kn

kn

あっつ!!!!

kn

は?こいつの身体熱すぎやろ……

kn

熱なら先言えよな。全く………

※彼は吸血鬼の特性を知りません

p

ん____

kn

おぉショッピ大丈夫か?

ソファに腰掛けさせ俺にもたれている状態である

p

こねしましゃん………

何故か彼は呂律が回っておらず

kn

おうおう、どうしたよw

p

身体があちゅいでしゅ……

kn

www

kn

さっきよりは引いた感じやけどまだあっついなぁ

p

むむぅ………

kn

(こいつ…幼児化した?)

仕草や喋り方等が退化してる気がする

kn

いや、そんなまさかな………

p

こねしましゃん

kn

ん?

p

だ…抱っこしてくだしゃ…!

彼は手を広げて構えている

kn

………は???!!!

kn

いやちょっと待て落ち着いてショッピ君

p

はい

kn

お前…いや、君。なんつった…?

p

抱っこしてって……

kn

………………………

p

………………………

p

だめぇ??

kn

(上目遣いはよくないって…)

kn

ええよ、してやろ

彼の身体はいつの間にか身体も少し縮んでいた なので持ち上げるのも簡単で、膝に乗せる

kn

あっち〜…………

p

ひんや〜〜(◍•ᴗ•◍)…!

kn

…………まぁええか

こんなかわいいやつを断る訳には行かないだろう

…なんだろうか、無性に犯したくなってしまう

いやいや、こんな幼児(?)には駄目だ 怒らえる…

p

どうしましたか?

kn

〜〜〜〜〜!!!

kn

もう、諦めよ

p

??

p

p

ンン〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

彼の顎をくいとあげ、 噛み付くように唇を奪い

暫くその状態でいると 彼が弱々しく背中をたたいてきて

息が持たなくなってきたのだろうと思い 口を外してやる

p

フハッ____こねしまさn____!!

ただ、息継ぎだけしか許さず 何かいいかけた彼の言葉を遮ってまた奪い

奪って奪って、奪いつくす

20分後

kn

ハァッ、ハァッ

p

ハァッ………ハァッ……

p

こねさ………やめてくださいよッ気色悪いッッッッ

kn

あれ…戻った??

p

戻った…ってなんすかッもうッッ

彼は頬を膨らまして言って

kn

ハッハッハッwすまんすまんw

p

もう……

p

これはお仕置きですねッ

kn

お仕置k?……っておい!!

彼は俺の首元に口を近付け齧り付く

その時独特の痛覚が身体を巡り、跳ねさせる

それをみてニヤと嗤う彼 その笑顔に悪寒が走り

ピチャピチャと耳元で音がする 多分血を吸っているのだろう 血が減り朦朧とする視界の中、そう思い

kn

ショッ………ピ君………

p

なんすか

kn

そろそろええん……ちゃうか

kn

何時もよりも数倍長いで…?

p

死にゃせんので大丈夫っす

kn

いや大丈夫じゃないって…!

p

ん…飲みにくいっすねぇ………

俺の話を完全無視し、一人呟く彼

諦めの気持ちで耐えていると ふと首元にあった彼の気配が消える

何事かと思い口元を少し赤く染めた彼が こちらを見て唸っているではないか

kn

な、なんやねん

p

こねさん…上脱いでくれません??

kn

は、ぁ!?

kn

なんでやn

p

まぁ、ええからええから

そういって抗うまでもなく上半身裸にされ

そして隙きも無く首元に再び牙を刺され

kn

ン…グッ

p

あー飲みやすいです、ありがとうございます

p

お詫びに…血ィ吸って気持ち良くしてあげましょう

kn

えっちょ、何言って…!

血なんてさっきから吸っとるやないか、と 突っ込む余裕なぞなく 彼の牙が深く首に刺さり

痛いと反射的に思ったが痛くなく 何故か逆にくすぐったいような心地良さで

p

じゃあいきますよ

kn

ぁ……ヒャぁ…んッ

血吸が始まるとくすぐったさが体中を駆け巡り 思わず変な声を上げてしまい 顔を赤くする

p

かわええ(ボソッ

彼は何事かつぶやくと口を外し

俺はすぐさま 流れてくる血をティッシュで押さえつける

kn

はぁ………もう散々やで

p

コネさんが先やったんすよ!?ッ

kn

そうやっけ?

取り敢えず白けておきやり過ごす

p

……こねさんの血。何時もに比べ変わった味しました

kn

どんな?

p

それは……いいませんッ

kn

なんでやねん!教えろよ〜w

p

い〜や〜で〜す!!

kn

え〜w

ケラケラと笑う彼の横顔を見ながら 人知れず呟き

p

甘い、恋の味でしたよ。クソ先輩

この作品はいかがでしたか?

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