〇〇
三途
三途
三途のただでさえ大きな瞳が目一杯に開かれる。
そこに立っていたのは竜胆そっくりの顔をした養護教諭だった。
竜胆
竜胆
三途
竜胆
蘭
三途
三途
三途
三途
蘭
先生がにっこりと艶めかしく笑う。
竜胆と顔こそそっくりだが、纏う雰囲気、物腰、どれをとっても全く違う。
鏡の国のアリスってこんな気持ちだったのかな…と脳味噌が現実を逃避し始める。
蘭
竜胆
蘭
三途
未だ此方側に戻って来れていない三途をよそにどんどんと話は流れていく。
蘭
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
三途
彼岸向きの男、三途。
なかなか現世に戻って来れない。
竜胆
竜胆
三途
三途
三途
蘭
蘭
蘭
三途
三途
三途
竜胆
竜胆
蘭
三途
三途
三途
今まで可愛い名前ですねと言われる度にブチギレてきた三途だったが、今回ばかりはそうでないようだった。
唇の先が吊り上がりそうになるのを必死に抑える。
最早三途の頭の上には花でも舞っているのではないかという勢いであった。
三途
三途
三途
三途
竜胆
竜胆
三途は最高の自信と破壊力を誇る顔で上目遣いに竜胆を見つめる。
三途
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
三途
竜胆
竜胆の顔が花開くように綻ぶ。
普段引き締まった顔をしていることもあり、余りの可愛いらしさに三途は息を呑んだ。
竜胆
竜胆は何やら一人でぽそぽそと呟いている。
蘭
蘭
蘭
蘭
竜胆
蘭
蘭
竜胆
三途
三途
三途
三途
蘭の前での竜胆は弟全開だった。
表情はころころ変わるし、雰囲気も緩んでいる。
蘭
蘭
竜胆
竜胆の耳がほんのり赤くなる。
竜胆
三途
竜胆
蘭
蘭
蘭
蘭
三途
蘭
蘭
三途
三途
蘭
蘭
蘭
蘭
三途
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
蘭
蘭
竜胆
竜胆
竜胆
三途
三途
竜胆
竜胆
ふと竜胆が三途の足に目を向けると膝だけ茶黒く汚れているのが目に入った。
三途
三途
竜胆
竜胆
三途
竜胆
三途
三途
三途
三途
竜胆
竜胆
そういって近くてに干されていた布巾をとると竜胆は三途の前はしゃがみ込んだ。
なんかプロポーズされるみたいだな、と考え不可抗力で顔に熱が集中する。
真剣な先輩の目の色が、
ブリーチしまくっただろうにそれでも尚輝きを失わないその髪が、
更に三途をドキドキさせる。
竜胆の手が、そっと三途の膝に置かれた。
三途
ーーー竜胆の手が、三途の膝に触れたーーー
いったぁぁぁぁぁぁ!?
三途の絶叫が、保健室内に響き渡った。
続く
コメント
4件
最後予想の斜め上いったwww
ちょっw最後っw予想外なんですけどwいったぁ!ってw
絶対春千夜擦りむいとるやろww最後痛いって!!続き楽しみです頑張って下さい!!!!