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創作BL

一緒に……見たかったな…、

この花火…

涙が落ちる

樹くん。

は……、

俺が後ろを振り返ると

…こんばんは、

髪が乱れ、汗をかいた いつもと少し違う

蓮くんがいた、

っあ、…

ごめんね、こんなに遅くなって…

……っ…

俺は走って蓮くんに抱きつく

…、ごめんね、

ば、か…っ

俺は涙を零しながら 蓮くんの服を精一杯の力で握り締める

…ちゅっ…

蓮くんは俺の額にキスをした

っ、ぁ…

こんな奴でも、まだ一緒にいてくれる?

ぃ"、ぃるにきまっでる……っ

良かった、♡

蓮くんは俺の涙を拭く

ばか、…

…♡

俺は自分のお面を取って 蓮くんの頭につけた

ぅお……。

くれるの?♡

ぅん、…

ありがと、♡

……。

……怒ってる?

俺は蓮くんのお面をずらし 背伸びをして口にキスした

ん、…♡

怒ってるよ、

浴衣姿、楽しみにしてたのに…、

ごめんごめん、♡

最後の花火が打ち上がった

…、

…樹くん…♡

なに、

樹くんの機嫌、
俺の一言で直してあげる♡

いくら推しだからって

そんなの、出来るわけ…

俺と、付き合ってください…♡

っえ…、

俺の顔が一瞬で赤くなる

蓮くんが見つめてくる中、 俺は必死で顔を隠す

返事は?♡

っ…は、……はぃ、…で、

やった…♡

で、機嫌は?♡

な、っ……なぉって、なぃ…っ……

んー、そっか…♡

残念、♡

っ……、

ぁ、センター分けだ♡

かわぃ♡

蓮くんは俺の髪を触る

っ、ん……

樹くん…♡

なに、…

こんな俺でも付き合ってくれてありがと

愛してる、♡

っ…は…?

死ぬまで大事にする…♡

か、……かってにしろょっ…

これが俺にとって 最大の照れ隠しだった。

オタクの俺とアイドルの君

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