嘘の裏にある真実とは。

どんな物語もよくあるよね。

ヒーローは遅れてやってくるって。

あれから数分戦っているが。

まるで歯が立たない。

足止めはできてるが…

あの詠唱を止めるには至らない。

全員まだ戦えるが、

もはや倒すほどの余力は残ってない。

……呑気にプリンの蜂蜜掛けを食ってる奴らもいるが、

そして時は来たる。

そして全員背を向けると、

急いで俺とオーターさんは駆け寄るが、

このままでは逃がしてしまう、そう思った時。

ｼｬｷﾝｯｯｯ!!!

次の瞬間、聞きなれた声とともに、ゲートが切られたのだ。

そして切られたゲートは、

そこには、任務に向かっていたはずの、

うちの局長が立っていた。

次の瞬間、女の後ろから人1人分のゲートが出てきた。

そして女は消えていった。

この時シルクは死を覚悟したｯｯｯｯ！！！