猫坂ミミ
怖いにゃん
斯波光一
まあとりあえず、警備しますよ
猫坂ミミ
現職の刑事さんなら安心にゃん
斯波光一
あ、待田さんから連絡だ
待田無夫
写真と顔をみたが、とりあえず、二人怪しいが、おそらく、…まだ敵が来るなぁ、まあほんのちょっとで来れるから安心しなさい
待田無夫
あと、内部犯もいる可能性がある
斯波光一
マジですか
待田無夫
あぁ
斯波光一
?!
斯波光一
なんかスゴい破壊音が
待田無夫
電話越しに聞いている、急ぐ
ヴォアアアアアアア、と蟹みたいなやつがハサミを振り回し暴れていた
熊田玄
近づくな!!
熊田玄
こいつは、俺がやる!
斯波光一
(熊になった?!やっぱすげぇな)
斯波光一
あの六人のなかに、あいつは誰なんだ?
次の瞬間、体が動かなくなった。
斯波光一
んぐっ
手が本の形になっているやつがケヒヒと笑っていた。
図師一孝
ケヒヒ、オレと蟹江以外は動けない
蟹江宗作
キシャー
蟹江宗作
ブクブク
斯波光一
ぐっ
待田無夫
ふーん、動けるんだが?
図師一孝
なっ?!
図師一孝
部屋の重圧は1トンだぞ?!
図師一孝
なんで?!
待田無夫
ほー
蟹江宗作
ぐぉおお!!
待田無夫
蟹って確か再生するよな
待田無夫
つまり、折りますか
蟹江宗作
ぐぉ、お、が、ぎ、ぐ、ゲハッ
図師一孝
て、鉄より固い体を?!
待田無夫
お前さんは書くという所作が必要だから、はなから相手にしていない
右手が切断され、狂ったように叫ぶ図師一孝
そのうち動かなくなった。
待田無夫
さて、と帰りますか







