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莉犬くんの夢の中(過去)
莉犬
俺は、昔っからいじめられっ子だった。家では虐待、学校ではいじめ、外では、変な人によく捕まっては甘い夜にされた。
莉犬
そんな過去を16年間送っていたせいか、人が怖くなった。
莉犬
そんな、一昨日の夜、俺は、真夜中にマンションの屋上から飛び降りた。けど、運が悪く、死ぬことはできなかった。
莉犬
12月のクリスマスの夜。この日は、−20℃にもなっていたのに、死ぬ予定でいたから薄着で裸足だった。
莉犬
そうして俺は、雪の中へと埋もれていった。
莉犬
そして気がついたら、この病院居た。
父
こっち来んな！
母
この役立たず。
A
お前ってさ、なんのために生きてんの？
B
みっともないから、早く死んだほうがいいんじゃなぁい？
C
何泣いてんの？キモいんだけど。
D
しょっおが〜いしゃっ！
しょっおが〜いしゃっ！
しょっおが〜いしゃっ！
「「「「「「早く死んで？」」」」」」
莉犬
や〜〜ぁ゛！！！！！！！
ころん
莉犬くん？！
ジェル
大丈夫かぁ？！
莉犬
ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、ﾋｭｰ､ｹﾞﾎｯ
ころん
莉犬くん、莉犬くん！
「ふざけんな！」
莉犬
ﾋｭｰｶｯ､ｹﾞﾎ､ｹﾞﾎ､ﾋｭｰｹﾞﾎｯ
「役立たず！」
ジェル
莉犬、聞こえるか？！
「この障害者！」
莉犬
ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、ﾋｭｰ
「早く死んで？」
「毎日毎日気持ち悪いんだよ！」
ななもり
莉犬くん！
さとみ
莉犬！
るぅと
莉犬ぅ！
莉犬
ｹﾞﾎｯｵｪｪｪｪ
先生組
ｯ､！
莉犬くんが吐いたものの中には、血が入っていた。
ななもり
もう落ち着いた？
さとみ
莉犬大丈夫かぁ？
るぅと
莉犬…！
ころジェル
莉犬くん！
莉犬
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ、ﾋｸｯ､ﾋｸｯ､
ご、えなさ、い
ご、えなさ、い
ななもり
大丈夫だよぉ(о´∀`о)
さとみ
そうだぞ！
るぅと
謝らなくてもいいんですよ？
ころん
そうそう！
ジェル
莉犬は、何も悪くないねん！
るぅと
じゃぁ莉犬、お着替えしに行こっか。
莉犬
うぅ、(うん)
るぅと
戻りましたよぉ〜
って、なんで電気付いてるんですか？
って、なんで電気付いてるんですか？
ころん
電気、付けたほうがいおと思った。
ジェル
俺は、ちゃんと止めたかんな？！
ななもり
(；´∀｀)
さとみ
(´-﹏-`；)
ころん
てか、莉犬大丈夫？！
ジェル
もう平気か？
莉犬
ﾋﾞｸｯ…
ｺｸ
ｺｸ
ころジェル
よかったぁ〜。
莉犬
(ホントに、なんでこんなに優しいんだろう。)
今までの生活が正しかったんじゃないの…？
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コメント
3件
そうですね
莉犬くんを虐めた奴は許さない莉犬くんを虐めた奴は許さない〇してやる( っ'-')╮ =͟͟͞͞ 🔪ﾌﾞｫﾝ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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