人の愛し方が分からない、というのは我儘だろうか
いつからかなんて忘れてしまったけれど
それでも私は、ちゃんと妹の事を愛せているはずなんだ
きっと
多分、手を両親の血で染めたその日から変わってしまったのだろう
人生の歯車が狂いだしたのは
……その日から、だろうか
妹は決して幼くない
いくら笑って誤魔化しても通用しない
……察されていたんだろう
軽く俯きながら無理して笑っていた
姉なのに、なさけないと思ってしまった
沈黙
いつの間にかわたしは酷い顔をしていたらしい
絶望したいのは、悲しみたいのは、怒りたいのは妹の方のはずなのに
その日から、わたしは妹との上手な接し方を忘れてしまった
けどせめて妹の愛情には答えようと思った
コメント
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フェリシーちゃんカナ((((
私が書くからシリアス挟まるのは当たり前です!!慣れろ!!!((((