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この夏が終わる前に

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この夏が終わる前に

1 - この夏が終わる前に

♥

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2019年04月30日

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夏空(そら)

私、水谷 夏空(みずや そら)

夏空(そら)

友達なんていない

夏空(そら)

そもそも、いらない

学校

夏空(そら)

読書したいのに周りマジうるさいな

青波(せいは)

「水谷さんが困ってるだろー、静かにしろよー」

夏空(そら)

いつも渡辺君に助けられるなー

青波(せいは)

「何読んでんの?」

夏空(そら)

「夏恋物語」

青波(せいは)

「今度貸してよ」

夏空(そら)

「分かりました。」

青波(せいは)

「てか、クラスメイトなんだから、敬語じゃなくていいのにー」

夏空(そら)

「うん」

キーンコーンカーンコーン♪

担任

「帰りの会始めまーす」

担任

「明日から夏休みです。怪我のないようにしっかり気をつけてください。また笑顔で二学期会いましょう。」

夏空(そら)

そう、明日から夏休みだ

夏空(そら)

私にとっては今年の夏休みは大事な日だ、だから、早く帰らなきゃ

担任

「日直さん号令をお願い」

日直

「帰りの挨拶さようなら」

担任

「さようなら」

夏空(そら)

急がなきゃ

そら家に到着

夏空(そら)

「ただいま」

そら母

「おかえり」

そら母

「早く行くから、準備して来て」

そらとそら母病院に到着

医者

「次の方ー」

そら母

「どうですか?」

医者

「厳しいですねー」

夏空(そら)

「やっぱ今年の夏で終わりですよね」

夏空(そら)

そう、私は生まれつき持病がある

夏空(そら)

それで、今年の夏までしか持たないらしい

そら母

「手術は、出来ないんですか?」

医者

「それが、まだ開発されてなくて…」

そら母

「お願いしますよ。この子を助けてください。お願いします。」

医者

「お母さん、落ち着いてください、私達も今の所開発を順調に進めてるんで」

そら母

「お願いします…」

夏空(そら)

「お母さん、大丈夫だよ私、心の準備は出来てるから」

そら母

「お願いします…」

医者

「また、来週来てください」

夏空(そら)

「分かりました。」

そら母

「そら、行くわよ」

そら、そら母家に到着

夏空(そら)

「ただいま」

そら母

「そら、はい」

夏空(そら)

「何これ?」

そら母

「145万」

夏空(そら)

「え!?」

夏空(そら)

「いいよ」

そら母

「いいから、使いなさい」

夏空(そら)

「あ、ありがとう」

次の週

夏空(そら)

病院行く準備しないと

夏空(そら)

「お母さん、行ってきます」

そら母

「ごめんね、お母さん行けなくなって」

夏空(そら)

「1人で行けるよ」

そら母

「行ってらっしゃい」

夏空(そら)

「うん」

そら病院に到着

医者

「今日は、お母さんは?」

夏空(そら)

「仕事で来れませんでした」

医者

「そっかー」

医者

「水谷さん、今から言う話をしっかり聞いてね」

夏空(そら)

「はい、無理なんですよね」

医者

「ごめんね、医者側も頑張ってるんだけど」

夏空(そら)

「大丈夫ですよ」

夏空(そら)

「今日は、その話だけですか?」

医者

「うん、そうなんだ、ごめんね、」

夏空(そら)

「それでは」

そらが待合室で待ってると

青波(せいは)

「あ、水谷さん?!」

夏空(そら)

「…」

青波(せいは)

「何してんの?」

夏空(そら)

「話を聞きに来た」

青波(せいは)

「何の?」

夏空(そら)

「私、持病持ちなの」

青波(せいは)

「え!?」

夏空(そら)

「渡辺さんは?」

青波(せいは)

「おばあちゃんのお見舞いだよ」

夏空(そら)

「そうなんだ、お大事に」

青波(せいは)

「そう言えば、今日この後暇?」

夏空(そら)

「特に何も無いけど」

青波(せいは)

「じゃ、俺の家に来なよ」

夏空(そら)

「分かった」

そらせいはの家に到着

ピンポーン♪

青波(せいは)

「どうぞー」

夏空(そら)

「お邪魔します」

夏空(そら)

「なんで、私呼んだの?」

青波(せいは)

「話があって」

夏空(そら)

「何?」

青波(せいは)

「水谷さん、俺の…」

夏空(そら)

「お、俺の?」

青波(せいは)

「親友になって欲しいの」

夏空(そら)

「なんで?」

夏空(そら)

「渡辺さん、人気者じゃん」

青波(せいは)

「俺は、水谷さんと親友になりたいんだ、だめ?」

夏空(そら)

「別いいけど」

青波(せいは)

「じゃ、メアド教えて!」

夏空(そら)

「いいけど、なんで?」

青波(せいは)

「そしたら、夏休みそれで連絡取れるじゃん」

夏空(そら)

「分かった」

夏空(そら)

「@6203〇〇〇〇」

青波(せいは)

「ありがとう」

夏空(そら)

「私それじゃ、帰るね」

夏空(そら)

「お邪魔しました」

青波(せいは)

「いつでも、連絡していいか?」

夏空(そら)

「うん」

青波(せいは)

「じゃあなー!」

夏空(そら)

「うん」

次の日

夏空(そら)

「はぁ、はぁ」

そら母

「そらら大丈夫?」

夏空(そら)

「だ、だいじょ、う、ぶ」

そらは、軽い発作を起こしてしまった

そら母

「救急車、今から呼ぶからね」

そら母、救急車を呼んだ

そら母

「早く、お願いします」

救急車

「すみません。遅れました」

救急車

「ストレッチャー準備」

救急車

「1、2、3」

夏空(そら)

「はあ、はあ」

夏空(そら)

「わ、た、なべ君」

青波(せいは)

「み、水谷さん?!」

青波(せいは)

「え!?大丈夫?!」

救急車

「行きますよ」

そらは、病院に到着した

救急車

「軽い発作ですね」

そら母

「大丈夫ですか?」

医者

「もうそろそろ、目を覚ますと思います」

そら母

「ありがとうございます」

青波(せいは)

「すみません、水谷さんのお母さんですか?」

そら母

「そらのお友達?」

青波(せいは)

「親友です!」

青波(せいは)

「水谷さんに何が?」

そら母

「ごめんね、心配かけちゃった?」

そら母

「もうそろそろ、目覚ますらしいわ」

そら母

「ごめんね、本当」

青波(せいは)

「大丈夫です」

青波(せいは)

「水谷さんの病室は、何号室ですか?」

そら母

「327号室だよ」

青波(せいは)

「行ってもいいですか?」

そら母

「あら、ありがとう。親友がいた方がそら、安心すると思うし」

青波(せいは)

「分かりました。」

327号室

青波(せいは)

「水谷さん!?」

夏空(そら)

「渡辺さんっ!?」

青波(せいは)

「大丈夫?」

夏空(そら)

「もう、今は大丈夫」

夏空(そら)

「ごめんね、心配かけて」

青波(せいは)

「大丈夫だよ」

青波(せいは)

「それより、俺に言うことないのかよ?」

夏空(そら)

「え!?」

青波(せいは)

「隠してることあるだろ」

青波(せいは)

「水谷さん、夏で終わりでしょ」

夏空(そら)

「なんで、し、知ってんの?」

夏空(そら)

「お、お母さんが?」

青波(せいは)

「いや、違う」

青波(せいは)

「思い出してくれよ」

夏空(そら)

「え!?」

夏空(そら)

「ま、まさか」

夏空(そら)

「わ、渡辺君って」

どうでしたか?

次回また続きを出します

見て貰えるとうれしいです

♥よろしくお願いします

それでは、

さいなーら

この作品はいかがでしたか?

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