俺、どうしよ。
倦怠期を言い訳にして康二を避けてしまっている
分かってるんだよ。でもさ、
なんて、言えばいいのか。
コンコン
康二
康二
康二
康二
康二
ちょっ、嘘だろ。
康二は気づいてたんだ。
阿部ちゃんの家に行ってたこと。
当たり前だよな。気づくに決まってるのに。
俺、なんで泣いてるんだろ。
泣きたいのは康二なのに。
最低だ。俺。
康二、探さなきゃ。
康二
亮平
亮平
康二
亮平
来たよ。来たよ。
待ち望んでいた事が起きたよ。
もう。これで康二は俺のもの。
ごめんねぇ。目黒。
大切に出来ないなら、俺のもの。
亮平
康二
康二
亮平
亮平
あーあ。目黒残念。こんな可愛い彼女に
あんな酷い態度とっちゃぁねぇ。
倦怠期なんて言い訳にしなきゃ良かったのに。
康二
亮平
康二
亮平
え?今さ抱っこしたんだけど、
めちゃ軽い。
亮平
康二
亮平
康二
目黒はほんとにお馬鹿さん。
そうやって紐解いてるから取られるんだよ?
亮平
康二
ふふっ(笑)。
もう、俺の腕の中。
このままカップルまで持って行けたら
超計画通り
可愛い寝顔を隣に。
俺も夢の中へと。
目黒
目黒
目黒
目黒
目黒
目黒
康二は帰ってこない。分かってるのに。
やはり探してしまう。
まだ、大好きなのに。愛してるのに。
俺のせいなのに。
せめて既読付けてよ。
既読もつかないまま、朝日が昇ろうとしていた。
康二
亮平
康二
康二
亮平
亮平
康二
亮平
康二
亮平
康二
康二
亮平
康二
亮平
康二
あーあ。少し計画からズレたけど。
まぁ、いっか。俺の康二だしね。
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