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沫雪 (あわゆき)
あわのように軽くて溶けやすい雪。
クラス替えのあの日から 半年と少しが経った。
何とか話しかけたり 同じ係に立候補したりして、
今となっては普通に会話できる “お友達”になっていた。
寒さも深まり、 そろそろ雪が降る季節。
彼と出会った あの季節が来ようとしている。
氷野天花
朝、校門で朝練終わりの 北くんを見つけて駆け寄る。
氷野天花
北信介
と、凍結した コンクリートに足を滑らせ、
私は宙で ド派手に海老反りになった。
咄嗟に踏み出した北くんが 私を抱き留めてくれて、
火がついたように顔が熱くなる。
北信介
氷野天花
北信介
北信介
氷野天花
ガバッとすごい勢いで離れ、
赤くなった顔を 見られないように俯く。
対して北くんは 至って通常運転で、
お説教までされる始末だ。
北信介
氷野天花
北信介
顔上げぇと言われて 恐る恐る北くんを見る。
すると彼は薄く微笑んで言った。
北信介
氷野天花
氷野天花
その笑顔は決して満面の笑みとは 言えないけど、
舞い落ちる沫雪のような 優しい笑みだった。
その頃、天花と北から 数メートル離れた所では。
宮侑
宮治
銀島結
宮兄弟
銀島結
宮侑
宮治
宮侑
宮侑
尾白アラン
教師
4限目の授業が終わり、 昼休み。
日直の私は黒板と戦っていた。
氷野天花
黒板消しを握りしめて 精一杯背伸びをするけど、
どうしても1番上に書かれた 1文字が消せない。
足をプルプル 震えさせていると、
後ろから手が伸びてきて、 黒板消しを取られた。
氷野天花
北信介
北信介
氷野天花
北信介
黒板と北くんに挟まれ、 一気にバクバクと鼓動が早まる。
北くんは難なく文字を消すと、
離れて黒板消しを置いた。
氷野天花
北信介
氷野天花
沈黙。
何も言わないのに 動くこともない北くんに
ハテナを浮かべていると、 程なくして口を開く。
北信介
コメント
6件
ほんとお久しぶりです‼️‼️😘😘容量の関係で1回消してしまって...でもてまりさんの作品見たくて戻ってきました!!❤️🔥ハイキュー作品やっぱ最高です‼️‼️北さんの恋する顔みたい...
北さん……イケメン過ぎるって💕 こりゃ全人類惚れますって
キュンキュンします 🫠💓