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僕は最近、
西岡くんに、睨まれてる気がする。
どうしてだろう。
雄太君
そう、不思議に思っていた。
でも、数日後
理由は分かった。
「西岡君は、いじめられてたんだ。」
ドカーンっ!!
いじめっ子2
いじめっ子3
いじめっ子
西岡君
いじめっ子
ドカーン!
西岡君
また僕を睨んできた。
僕は、
「なんで僕がいじめられなきゃいけないんだ、 本当はお前の方がいじめられなきゃいけねーだろ?」
と言っているにちがいない。そう思った。
でも、それはまた、後日
西岡君の本当の気持ちが分かった。
また、いつもの様に
ドンガラガッシャーン!!
西岡君
いじめっ子
いじめっ子2
西岡君
また僕を睨んだ。
でも、今日の西岡君の表情は
いつもと一段違う。
顔がぐしゃぐしゃになって僕を見ている。
明らかに、
「助けてっ、」
と、僕にSOSをしているみたいだ。
僕はバカだ。
あんなに以前にも、助けを求めてたのに...
僕はただ、睨まれてるだけだ。
なんて思ったりして、
そう思うと、僕は悔し涙が止まらなかった。
僕は
雄太君
と、西岡君の前でたてをつくった。
僕はこれくらいしか出来ない。 役に立たない。
そんなのは、わかってる。
でも、西岡君を助けたい。
雄太君
そりゃすごく怖かった。
でも、
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子2
いじめっ子3
いじめっ子は逃げた。
僕は、僕は勝ったんだ。
そう思っていると、
西岡君が僕の手を包んで、
西岡君
雄太君
西岡君がそっと微笑んでそう言った。
ありがとうっ、だなんて、
本当は僕が言わなきゃいけないのに....
そう言われるとまた、
涙が溢れ出た。
雄太君
ありがとう🌸