友達A
えー!?るいの好きな人いるの!?
友達B
絶対柳君だ〜!
友達A
わかるー!いっつも一緒に帰ってるし!
るいの
違う…柳はそんなんじゃないよ…
ただの幼馴染…
ただの幼馴染…
友達A
とか言っちゃって〜!
ある日、るいの達はるいのの好きな人について盛り上がっていた。
あかり
ちょっと?
柳くんって聞こえたんだけど?
柳くんって聞こえたんだけど?
あかりは、柳のことが好きなクラスの陽キャギャルである。
友達B
あ…やば…
友達A
ごめん、るいの…
るいの
いや僕柳好きじゃないんだけど…
柳
ゴホッ
その会話を聞いていた、るいののことが好きな柳である。
それからあかりによるるいのへの嫌がらせが始まってしまうのである──
るいの
……
あかり
あーらごめんなさぁい〜
手が滑っちゃった〜
手が滑っちゃった〜
るいのは頭からバケツの水を被った。
友達B
大丈夫…?るいの…
るいの
大丈夫。
雨に濡れたとでも思えばいいよ。
雨に濡れたとでも思えばいいよ。
あかり
くっ…
るいのは強かった。
いや、強がっていた。
でも、ひたすら耐えた。
ずっとずっと。
そしてある日の昼休み
るいの
僕、クリスマス前に告白しようかなって、思う。
友達A
お、いいじゃん!
友達B
頑張って〜!
その会話を聞いたあかりはもちろん黙っていない。
あかり
そんなの無理に決まってるわ!
あんた周りからなんて呼ばれてるか知ってるの?!
あんた周りからなんて呼ばれてるか知ってるの?!
あかり
自称ボクっ娘の厨二病よ!!
あかりは、ついカッとなってこんなことを言ってしまった。
あかりにとってこれは、何をしてもへこたれなかったるいのへの八つ当たりに過ぎないが、るいのには相当なダメージとなった。
るいの
……っ
友達A
るいの!!
るいのは、逃げ出してしまった──
るいの
ひぐっ…うっ…うぐっ……
るいのは泣いていた。
柳
るいの!
そこに駆けつけたのは柳だった。
るいの
僕は…僕に恋愛なんて…できないのかなぁ……グスッ
柳
できる…できるって…絶対、お前のこと好きな奴はいるって!
るいの
……ありがとう、でもね…そう言ってくれるのは柳だけ。
だったら僕はもう…
だったら僕はもう…
??
チョット待ったァァァ!!!
??
…ん?
??
何これ
??
恋愛書こうとしたら訳わかんなくなった
??
そうか!るいのの好きな相手を決めてないからだ!←
??
やり直すかー…
??
乙つー←







