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shk
nk
今回は喧嘩組中心です
shk
特に予定もなく、暇な休日。
どこか遊びに行こうか、とも考えたが、あいにく今の俺には遊べるほどの金の余裕がなかった。
俺は大学生で、友達に勧められたサークルに所属してはいるがほとんど顔を出さず、それ故に交流関係も狭かった。
唯一友達とも呼べる存在の奴と夜が明けるまで遊び呆けていたら、たちまち金は溶けるように消えていった。
俗に言う貧乏大学生ってやつだ。
毎月来る親からの仕送りで今はなんとか生活できているが、それもそろそろ限界だろう。
shk
働く意欲なんてある訳ないし。
勢いでバイトを始めたとて、1ヶ月も経たないうちに辞める未来が見えている。
…あーあ、
shk
俺の独り言は、乾いた扇風機の音と共にかき消された。
shk
どうせ晩飯も買わなきゃだし。
俺はなんとなく重い体を引き上げて、家を出た。
shk
コンビニに着いてから。
なぜか外に張り出されていた紙が妙に気になって、ガラス張りの店に近づく。
shk
なんだ、ただのバイト募集か。
そう思って目を離そうとする。
shk
shk
時給2000円って…相場的には結構高いんじゃ…?
俺は目の前のポスターにすっかり見入っていた。
shk
見れば、そこに書かれている仕事内容は普通の配達のようだった。
会社はあまり聞いたことがないが、まぁアルバイトなんてそんなもんだろう。
俺は電話番号をスマホにメモして、コンビニに入ることもせずにそのまま家へと足を運んだ。
shk
shk
shk
ピッ
shk
叫びたくなる気持ちをなんとか堪えて、小さくガッツポーズをする。
コンビニから帰ってきた後。
まぁ善は急げとも言うし、とかそんな軽い気持ちで俺はさっきの配達会社に電話をしていた。
話を聞く限り、仕事の内容はやはり普通の配達と変わらないようだった。
採用に面接がないのは意外だったが、人と話すのが苦手な俺にとっては好都合だった。
それに、週に何度入れるか、と普通のバイトでは聞かれるであろう台詞も一切なしに、今週末に指定の場所に来てほしい、とだけ伝えられた。
もしかして単発の仕事なのか?
shk
などと、どことなく違和感を感じる部分はあったが、まぁこの際気にしない方が吉だろう。
そう思い、俺は上機嫌のまま冷蔵庫を開けた。
shk
shk
……まぁいいか。
shk
───仕事の日になって。
指定された場所に向かうと、そこは会社でもなんでもなく、普通のアパートの一室だった。
もしかしたら、ここが社長…というか、俺を雇ってくれた人の家だったりするのかな。
なにかがおかしいとも思ったが、やはり時給2000円という文字が俺の頭を掠める。
shk
…これ終わらせれば、金もらえる訳だし。
そう深くは考えないようにして、俺は意を決してインターホンを押した。
ピーンポーン…
?
快活で明るそうな声が響く。
この声の主が俺の上司なのかな。
…やべぇ、なんか緊張してきた。
どたばた、と誰かが走る音が聞こえたと思うと、勢いよくドアが開いた。
ガチャッ!
shk
?
shk
目の前に現れたのは、綺麗で澄んだ水色の瞳をしている青年だった。
片目が前髪によって隠れていて、身長や顔を見ると子供らしく見える。
?
nk
shk
nk
shk
なんかこの人距離の詰め方おかしくない?
仮にも上司なんじゃないの?
nk
shk
nk
nk
shk
昨日の電話と声は違ったが、そういう情報はあらかじめ知っているものなのではないか。
nk
shk
なんか、上司って感じしないな。
まぁ、親しみやすい方が働きやすいのかもしれないけど。
nk
nk
shk
nk
nk
shk
shk
shk
nk
shk
おかしい
shk
nk
shk
nk
“これから俺と、一緒に暮らすんだよ?”
shk
ねむ
ねむ
ねむ
ねむ
ねむ