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『 死を知った君へ』
今君は何をしていますか?
今君は私のことを覚えていますか?
この後の言葉が続かない…
手が震えて
颯に送る手紙がかけない
菜乃花
涙が落ちる
手紙に落ちなくてよかった
泣いてるって思われる
私は友達と遊んだ帰り道
気分が変わっていつもと違う 帰り道に行った
人気がない場所
裏道 お母さんと1度だけ来たことがある
菜乃花
菜乃花
私はふと思った
こんな裏道にポストがある
菜乃花
こんな裏道にポストがあっても
手紙を入れに来る人は いるのだろうか
ふとポストを見てみる
菜乃花
小さく文字が書いてある
菜乃花
菜乃花
イタズラかと思った
でも私はそのポストを
日が経っても忘れることはなかった
菜乃花
私はまたあのポストがある 裏道に来た
菜乃花
ポストはなかった────
菜乃花
友達A
友達A
友達A
友達A
友達B
友達B
友達B
友達B
友達A
菜乃花
菜乃花
友達A
友達B
友達B
友達B
菜乃花
“1ヶ月に1回だけ”
颯
菜乃花
颯
菜乃花
颯
菜乃花
菜乃花
颯
菜乃花
颯
菜乃花
颯
菜乃花
菜乃花
颯
菜乃花
こんな楽しい日々が続いた
だけど…
私の目には涙が溜まってる
これ以上
颯との思い出を 思い出したくない