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コメント
6件

リクエストです! すっちー以外のみんなが喧嘩してすっちーが風使ってめっちゃ怒るやつみたいです!そんですっちーの風ってすげーとなるやつ。 お願いします🙇♀️⤵️

初コメ失礼します!今回も最高でした✨✨もしよければすちくんの体調不良やってほしいです!!これからも応援してます!
めっちゃおもしろかったです! 主さんが書く体調不良系大好きです! リクエストしたいんですけど誰でもいいので体調不良になって他メンバーがすごい過保護になるのが見てみたいです!
主
主
⚠︎nmmn注意⚠︎ ⚠︎キャラ崩壊注意⚠︎ ⚠︎誤字脱字注意⚠︎ ⚠︎神様パロ⚠︎ ⚠︎︎過呼吸⚠︎︎ ⚠︎︎重め⚠︎︎
主
主
主
番外編 リクエスト
六奏神社の朝は、静かだった。
昨日の大掃除の名残で、空気は澄みきっている。
風邪が通る度、どこか軽やかだった。
𝒩
なつが、縁側で伸びをする。
𝒦
こさめが笑う。
𝒩
ℐ
いるまが肩を竦めた。
らんは静かに境内を見ていた。
ℒ
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すちも頷く。
𝒮
そして。
ℳ
みことがそう言った。
昼前。
境内には、ちらほらと人が訪れていた。
願いは様々だ。
合格祈願。
健康祈願。
家族の幸せ。
そして――
一人の子が、静かに手を合わせていた。
年は、高校生くらい。
声は小さく、震えていた。
それだけ。
それだけの、祈り。
ℳ
みことは、わずかに違和感を覚えた。
祈りの“重さ”が、妙に軽い。
普通なら、願いにはもっと“執着”がある。
けれど。
ℳ
どこか、諦めに近いもの。
ℒ
隣で、らんが小さく呼ぶ。
ℳ
ℒ
短く返す。
ℳ
守護の神は、“願いを守る”。
それが、どんな形であれ。
生きたい願いも。
誰かを守りたい願いも。
すべて、等しく。
みことは、静かに手を重ねた。
ℳ
淡い光が、その子を包む。
危険を遠ざける。
悪い流れを断つ。
“最善”へと導くための力。
それが、守護。
――その夜。
空気が揺れた。
ℒ
らんが顔をあげる。
ℒ
一本、不自然に揺れている。
𝒩
なつが眉を顰める。
ℒ
らんは、言葉を失った。
ℒ
それは、“終わり”の気配だった。
みことは、その場に立っていた。
昼に見た、あの子の気配。
それが、もう――
ℳ
声が震える。
ℳ
確かに守護をかけた。
危険を避けるように。
なのに。
ℳ
呼吸が、浅くなる。
ℳ
頭の中で、言葉が繋がる。
ℳ
ℳ
もし。
もしその子にとっての“最善”が。
――苦しみから開放されることだったら?
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息が、詰まる。
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誰かの声。
でも、届かない。
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口から、勝手に言葉が漏れる。
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呼吸が、乱れる。
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吸えない。
苦しい。
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視界が歪む。
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なつが肩を掴む。
𝒩
𝒩
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𝒩
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𝒩
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𝒩
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呼吸が落ち着いたあと、ぽつりと続けた。
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ℳ
ℳ
言葉にならない。
謝罪だけが、繰り返される。
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こさめが、そっと手を握る。
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優しい声。
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みことが強く否定する。
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ℒ
らんが、静かに言った。
ℒ
ℳ
ℒ
らんは、一度言葉を切った。
ℒ
沈黙。
みことの呼吸は、まだ荒い。
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小さく、呟く。
ℳ
その言葉に。
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すちが、静かに言った。
𝒮
ℳ
𝒮
みことの肩が、わずかに震える。
なつが、息を吐いた。
𝒩
ぽつりと、言う。
𝒩
みことが、ゆっくり顔をあげる。
𝒩
𝒩
𝒩
正直な声。
𝒩
なつは、まっすぐ見た。
𝒩
ℳ
𝒩
𝒩
みことの呼吸が、少しずつ落ち着いていく。
まだ、完全じゃない。
でも。
ℳ
手を握り返す。
こさめの手を。
ℳ
また、言う。
けれど今度は、少し違った。
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こさめが、小さく笑う。
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夜。
縁側に、六神が並ぶ。
風が吹く。
鈴が鳴る。
みことは、静かに目を閉じた。
ℳ
ℳ
分かっている。
でも、受け入れるのは難しい。
ℳ
隣に、誰かがいる。
それだけで。
少しだけ、呼吸が楽になる。
番外編 リクエスト