気まぐれsxxn短編集

⚠️注意⚠️ CP黄緑 skfn様の二次創作です 本人様と関係は一切ありません この物語はBL要素が入ります 地雷の方や、BLやnmnmなどが分からない人は今すぐこの小説を閉じましょう

すち

みこと

ん…？

最近俺は嫌な夢を見る

今日はまだマシだったかもしれないけど

俺の彼氏のみことちゃんが他の女の人とイチャイチャしている所

みことちゃんはいつだって優しくて、俺の事を愛してくれている

だって寝る前にいつも電話して「愛してる」って言ってくれるもん

俺は今みことちゃんと遠距離恋愛をしている

俺は海外にいて、今日やっと日本へ帰れるのだ

久しぶりにみことちゃんに会える

嬉しいはずなのに、何だか不安になってしまう

みことちゃんが浮気なんてするはずがない、それは分かっている

でも、やっぱり毎日あんな夢を見ていると不安でいっぱいになってしまい、素直に喜べない

嫌な想像を振り払うように俺は頭を振って準備を始めた

あれはやっと日本に着き、みことちゃんを驚かせようと

俺がみことちゃんには秘密でこの前教えてもらったみことちゃんの家へ向かっていた途中だった

みことちゃんを見つけて、嬉しいと思っていたのもつかの間だった

まさか、正夢になるなんて思ってもみなかったなかったｯ

俺は隣にいた女の子の声を無視してすちくんに話しかけた

みことちゃんに話しかけられたが、今はとにかく逃げたくて走り出した

俺はみことちゃんの声を無視してただひたすら走った

俺はみことちゃんに追いつかれてしまい、手首を掴まれた

俺よりもみことちゃんの方が力が強く、振り払えない。

俺は逃がさないとでも言うように強く手首を掴む

愛してたよ…ｯ？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

別れよｯ…？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

もうみことちゃんには会わない

だって会ったらまた、みことちゃんの事好きになっちゃうから

俺はすちくんを止められなかった

だって俺が悪いから

声を漏らしながら泣く俺

すちくんが海外に行って遠距離恋愛になって愛されてるのか不安になっちゃって

それをを埋めるかのように俺は浮気を繰り返した

こんなことをするのは最低で、いけないことだって分かってた

でも、どんなにたくさんの女の子がいてもすちくんほど可愛くて素敵な人はいなかった

自業自得だｯ

すちくんは傷ついた顔をしていた

分かってたのに…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

自分で自分に呆れる

好きだよ…すちくんっ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

そう言ってすちくんが俺に笑いかけてくれることも、もうない

あぁ…神様…

俺にもう一度、チャンスを下さい

もう二度とあんな事したりしない

俺のエゴでしかないのにね

『愛してたよ…ｯ？』