高津美鈴
京香
組長の娘さんでね
京香
手伝いをしてもうらう
ことになったから
京香
任せるといいよ
高津美鈴
よろしくお願いします
佐知
佐知
佐知
京香
聞いてないのかい?
佐知
京香
組長が一堂に集まるんだよ
京香
兼ねた大事な会合でね
京香
試される場でもあるから
京香
手を出す訳には行かなくてね
佐知
全く聞いてない…!
普段から組のことは あまり話してくれないけれど
さがにこんな大事なことを 黙ってるなんてどうゆういつもりだ あいつ…!
佐知
いいですか?
京香
預かる大事な仕事が
あるだろ?
京香
おろそかにちしちゃいけないよ
京香
頼んだわけさ
高津美鈴
佐知
京香
京香
どうにも心配で
胃がむかむかしてねぇ
京香
わかなくってね
佐知
佐知
佐知
佐知
史
史
史
かみひこうき
史
高津美鈴
史
健吾
健吾
健吾
精出す姑みたいなこと
健吾
高津美鈴
京香
見限ってもっといい所に
お嫁に行きなって説得したい
ところだよ
朔叶
佐知
史
朔叶
あっちで遊んでようか
史
健吾
健吾
居るわけねぇだろう
高津美鈴
高津美鈴
健吾
健吾
佐知
高津美鈴
お世話してあげるから
高津美鈴
健吾
健吾
京香
健吾
健吾
男でを寄越せ言うたんだが?
京香
なってるけど
京香
向こうの組員達もやりやすいって
もんじゃないないか?
健吾
それもそうか
健吾
佐知
佐知
健吾
分からないことがあったら
伊勢崎に聞け
高津美鈴
高津美鈴
元々組の事に口を出す権利は 俺には無い
知らせるつもりも なかったくせに 今更確認を取る必要なんか ないだろうが
高津美鈴
佐知
睨まれた…?
気のせいかな…
高津美鈴
高津美鈴
佐知
まだ6時半なんだけど
佐知
してまでもらわなくても…
高津美鈴
聞いたんだけど
佐知さんはここで居候してるんですってね
高津美鈴
お客様でしょ?
高津美鈴
ゆっくりしてちょうだい
佐知
「お客様」…
他人はどこまでいっても 他人だからな(健吾)
佐知
佐知
高津美鈴
ちょと違うわね
佐知
佐知
高津美鈴
朔叶
朔叶
朝ごはんの匂いは いつも違う香りだった
佐知
朔叶
佐知
朔叶
佐知
朔叶
嘘つき…
朔叶
佐知
課題を広げドラマみながら 終わりそうもない課題を 1つ1つ終わらせていく
佐知
朔叶
佐知
朔叶
適当にスマホで流してるから
わかんない
佐知
朔叶
朔叶
短命の僕は死にたがり屋
佐知
朔叶
佐知
朔叶
佐知
朔叶
佐知
佐知
朔叶
佐知
高津美鈴
でも昨日終わらせれば良かったのにね
朔叶
出来上がった 料理が次から次えと運ばれてくる
すごい…
料亭の朝食みたいだ…
俺の雑な料理とは 比べ物にならないな
健吾
史
史
健吾
史
朔叶
史
健吾
健吾
何してやがる
高津美鈴
史
高津美鈴
朝食くらい作らせてよ
高津美鈴
私がいる間くらいは
高津美鈴
あげべきじゃない?
健吾
佐知
好きで作ってた訳じゃない
作らないくって済むなら
その方がいい
みんな揃った時 どこか冷たくピリついた空気になった 特に美鈴さんと佐知さんどこか2人とも 喧嘩みたいな空気を出していた
健吾
健吾
佐知
八つ当たりみたいに健吾さんに当たる佐知さん 大人の事情に子供が首を突っ込むと 面倒な事になりそうだけど 佐知さん寂しそうな顔をしていた
昨日の夜健吾の言葉を思い出す 別にお前には関係ねえことだから わざわざ知らせるまでもねぇと思っただけだ
昨夜会合の事を聞いてみると 健吾はそう言った
健吾に重要なことって 俺にも重要なことだと
そんなふうに色々な 事を2人で分かち合いたいと 思っていたのに
健吾はそうじゃないのか…
俺は出しゃばらずに ただそばにいればいいだけ…?
どゆうふうに 振る舞えばいいのか分からい…
史
高津美鈴
さぁ食べましょ
高津美鈴
高津美鈴
健吾
史
史
史
佐知
佐知
でも美鈴さんが作った料理の方が
美味しぞ
史
佐知
佐知
美味しいよな
佐知
料理が上手なんですね
高津美鈴
いつでもお嫁に行けるようにって
母から仕込まれたのよ
佐知
美鈴さんをお嫁にする人は
幸せですね
高津美鈴
だけどね
高津美鈴
健吾あんたあのニュース見た?
健吾
健吾
あそこまで方針を転換して
くるとはな
高津美鈴
儲け時よねこっちは
手を回し抜かりないわよ?
健吾
敵に回したくねぇ女だな
経済の話はさっぱり なんだよな
美鈴さんはすごいな 健吾と対等に話してるし…
組が運営している 会社を任され
かなりの利益を 出しているらしい
そんな知的な面と 若々しい美貌を併せ持つ 魅力的な女性
…だと思う
どゆう関係だったんだろう…
健吾の気持ちを疑ってる わけじゃないけれど…
高津美鈴
朔叶
佐知
朔叶
朔叶
何か適当な物作って弁当作ってよ
お小遣い無くなりそうだから
佐知
高津美鈴
朔叶
僕は佐知さんのお弁当が食べたいから
知らない人が作った物あんまり食べたくない
佐知
朔叶
史
佐知
だろう?
高津美鈴
あった?
史
史
佐知
珍しいな
佐知
佐知
史
史
佐知
佐知
書いておくか
佐知
先生に言うんだぞ
史
健吾
食欲わかねぇんだが
佐知
佐知
切る必要があるな
健吾
佐知
朔叶
史
健吾
佐知
高津美鈴
佐知
佐知
健吾
佐知
高津美鈴
わがまま言わないの
高津美鈴
私が代わりに結んであげるから
佐知
佐知
朔叶
それは俺の役目だろう
史
そう叫びたくなった
こんなに俺は 心が狭かったんだな
朔叶
佐知
佐知
佐知
近い方のスーパー商店街で
買い物して帰れるな
舞桜
なんですか?
佐知
佐知
なんだけど…
舞桜
時間かかりますもんねぇ
佐知
舞桜
しないんですか?
舞桜
佐知
舞桜
舞桜
変わりましたよねぇ
舞桜
すぐに家に帰ってるんでしょう?
舞桜
接待にも付き合いわないって
組員の方が聞きましたよ
佐知
佐知
健吾がほぼ毎日夕飯時に 帰ってくることを 当たり前のように 受け止めてしまっていたけど
忙しい身なのに史のために 無理してるんじゃ…
ドンドン
佐知
開けてあげて
舞桜
舞桜
どうやら今日は まだ帰れないみたいだな
結局定時から2時かも遅れた
2人も腹空いてるよな 急いで夕飯の準備を しないと…!
佐知
健吾
史
史
おしごとたいへんだった?
佐知
佐知
佐知
史
史
みすずさんがさちは
おしごとでおそくなるからって
史
おそくならるからって
史
つくってくれたの
佐知
…まるで
俺の方が部外者みたいだな…
健吾
健吾
佐知
佐知
ばたばたしてちょと疲れたかも…
ここは 俺の居場所だよな…?
健吾
佐知
佐知
健吾
高津美鈴
佐知
健吾
疲れるから俺が探してくる
佐知
蓮夏
蓮夏
朔叶
蓮夏
風馬
葛羽
蓮夏
風馬
朔叶
葛羽
葛羽かテーブルの上に うつ伏せ状態で話す みんな心配そうにしているのは わかっている
朔叶
葛羽
風馬
朔叶
風馬
朔叶
ここに居たい
今の家の中は 息がしずらく苦しく感じるだから 帰りたくないと答えたらきっと 蓮夏さん達は泊まっていいよと 言ってくれるわかってる
蓮夏
蓮夏
心配してるのなら
朔叶
ずっとここに居させてもらう訳には 行かない…
蓮夏
朔叶
蓮夏
だめ
朔叶
蓮夏
朔叶
うどんの味が少しだけ佐知さんの 味に似ていた優しく暖かい味
朔叶
蓮夏
泊まっていくか?
朔叶
朔叶
葛羽
風馬
朔乗った味方だからね
蓮夏
1人で抱え込むなと何回言えば
わかるんだでも無理に話さなくっていいからな
朔叶
蓮夏
帰ってやれよ
朔叶
健吾
青砥
いませんでした
那雲
詩都
健吾
ピッコン
健吾
朔はもうすぐ帰ってくる
青砥
朔叶
佐知
朔叶
佐知
健吾
健吾
高津美鈴
良かったわみんな心配していたのよ
朔叶
佐知
早くお風呂入ってねるだぞ
朔叶
高津美鈴
真似は
朔叶
佐知
朔叶







