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人気な先輩……   (リクエスト)

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人気な先輩…… (リクエスト)

1 - 人気な先輩…… (リクエスト)

♥

451

2020年11月30日

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女子

キャー!あれが髙橋くん?

女子

カッコよすぎる……

女子

メアド交換できるかな?

女子

やばい!

ここ湊川学園では、学校一のイケメン髙橋海人という女子達に人気の男子がいる。

正直私はその男のどこがいいのか全く分からないが、髙橋海人を目当てにここの学園に転校してくる人達が年々増えてきている。

だけど、髙橋くんは私の1個うえの3年生。

今年で高校を卒業する。

ゆう

(髙橋先輩が卒業したら、伸び伸び学校に通える。)

この男のせいで、いつも女子達が騒ぐせいで私の貴重な読書時間を邪魔されて…嫌な思いをしていた。

海人

( ̄□ヾ)ファ~……

女子

あ〜♡あくび姿も可愛い

女子

わかる!

女子

メアド交換してくださいって言ってみたら?

女子

いけるかな?

女子

やって見なきゃわかんないじゃん?

女子

そうだよね。行ってみる。

女子

うん!

女子

あ……あの。

女子

嘘…髙橋くんに声をかけた!?

海人

何?

女子

ドキッ……

女子

メアド……交換して貰えませんか?

海人

……

女子

(やだ…髙橋くんメアド交換しないで!!!!)

海人

ごめん。

女子

そっか……だよね。ごめんね。こっちこそ

海人

うん。じゃ。

女子

どうだった?

女子

ダメだった。でも、髙橋くんまじかで見れたし。いいや

女子

良かったね!

海人

はぁ……

隼人

海人!

海人

おぉ……隼人

隼人

今日も相変わらずモテてんな〜。俺にも海人の女くれよ〜

海人

好きなだけどうぞ。てか、俺に女なんか居ねぇし。

隼人

嘘つき!いつも海人に着いてきてる女子とかギャーギャー騒いでるやつとかだよ。

海人

だから、勝手に声掛けてメアドとかでも交換したらいいだろ?

隼人

そうだけどさ……

隼人

あ!…いいこと思いついた

海人

なんだよ…

隼人

海人…合コン行こうぜ

海人

はぁ?絶対に嫌だ。

隼人

なんでだよ。新しいめぐり逢いがあるかもしれないんだぜ?

海人

そんなのしたくないし……そもそもする気ないし。

隼人

ノリ悪いな〜。

隼人

まぁ、海人は強制で連れていくけどな

海人

は!?いやいや、本当に俺行かないからな

隼人

お願い!!!!この通り!

海人

え〜……

隼人

着いてきてもらうだけでもいいからさ。

海人

さては、隼人一人で行くのが怖いんだろ?

隼人

そりゃあさ、少し一段とした大人の世界へと行くんだから。怖くなるぐらいあるだろ?

海人

そうか?

隼人

おぉ…やっぱさすが男って感じするわ

海人

まぁまぁ……とりあえず、行くだけ行ってみるか。

隼人

ありがとう!!!!神様

海人

いやいや、神様じゃないし。

隼人

この恩は永遠に忘れない!

海人

はいはい。

放課後

ゆう

はぁ……今日も髙橋先輩のファン凄かったな。

ゆう

さすがだな。

トコトコトコ……

ゆう

(帰ったら宿題して、お風呂はいって……)

トコトコトコ……

ゆう

(え…誰かついてきてる?)

トコトコトコトコトコトコ…

ゆう

(ど…どうしよ。)

私はあまりの恐怖で後ろを振り向くことが出来なかった。

すると、背後から手が伸びてきて、私の口を抑えた。

ゆう

んんー!!!!んんんんー!

大人しくしとけよ。

早く車に乗せて。

OK。

私は無理やり車に乗せられた。

カラオケ店

ひまり

隼人くん今日は誘ってくれてありがとうね!

美月

めっちゃ嬉しい!

あかり

そちらの方は?

海人

あ、隼人の友達の髙橋海人です。

美月

へぇ〜。めっちゃイケメンですね!

あかり

え!こんなにイケメンなのに合コン!?

隼人

こいつ、学校でモテすぎて女子が選ばれないからここの合コンに来たんだよ。

ひまり

え!マジで。やっぱりモテるんだよね。

海人

いや、別にそういう訳じゃ…

隼人

そういうことでいいじゃん。な?

海人

あ…うん。

海人

(こいつ調子乗ってんな。マジでウザイ。なんなんだよこの女達は。みんな学校にいる女子と同じぐらいの感じだな。)

美月

ねぇねぇ。髙橋くんって好きな子いるの?

海人

う〜んとまぁ…

美月

へぇ〜意外だね。

海人

(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…(こいつ鬱陶しいな。早くどっか行けよ。)

あかり

ちょっと、私も混ぜて!

美月

髙橋くんとは私が喋るから。

あかり

ずるい!私も

海人

ごめん…ちょっとトイレ行ってくる。

隼人

おぉ。行ってらっしゃい

美月

ああ…あんたのせいで髙橋くんどっか行っちゃったじゃない。

あかり

なんであたしのせいなの?意味わかんない。

海人

ハァ…マジでやだわ…鬱陶しいし。どんだけ密着してくるんだよ。

んー!!!!んんーー!

海人

へ?何今の?

俺の耳にははっきり悲鳴をあげている女の子の声が聞こえた。

海人

どこだよ……

大人しくしろってんの!

こいつどうすんだよ。

どうするって、ヤルしかないだろ?

あ、マジでヤるんだ笑

だったら、捕まえた意味ないじゃん

ゆう

(やだ…こんな奴らとヤりたくない!)

ゆう

んんんーーー!んん!

うるせぇな。静かにしろや!

ゆう

ビクッ……

ゆう

(助けて……誰か………助けて……)

海人

おい。何やってんだよ。

あぁ?

誰だよお前。

ゆう

(高橋先輩!?なんでここに)

海人

(あ……あれは確か俺が気になってた子じゃん。2年A組の〇〇ゆう)

海人

その子は俺の大事な子なんだ。だから、返してくれ。

返す?は?笑わせてくれるな。

今からこの女とヤるんだよ。邪魔すんな。

海人

そいつはやりたそうな雰囲気じゃないけど?

うるさいな。お前には関係ないだろ。

海人

あんまりしつこいと、警察呼ぶぞ。

……チッ

覚えとけよ。

え……帰るの?

男2人組はゆうを置いてカラオケ店を出ていった。

海人

おい。大丈夫か?

ゆう

あ……髙橋先輩。

海人

怪我は?

ゆう

だ……大丈夫です。

ゆう

かすり傷だけで……

海人

怪我してんじゃん。

海人

こっち来て。

ゆう

あ、はい。……

海人

大丈夫?何があったの?

ゆう

あ……

ゆう

学校の帰り道に後ろから着いてきた男の人に急に口を抑えられて、無理やり車に乗せられてここのカラオケ店まで来たんです。

海人

(カラオケ店来ててよかった……)

ゆう

助けてくれて本当にありがとうございました

海人

いやいや。全然偶然だったし。

海人

はい。手当終わったよ

ゆう

ありがとうございます。では、私はこれで。

海人

待って……

ゆう

へ?

海人

俺さ…前からずっと〇〇さんのこと気になってたんだ。

ゆう

え……

海人

俺と付き合ってくれない?

ゆう

ほ…本当ですか!?

海人

うん。

ゆう

(あんなに女子がわんさか髙橋くんに引っ付いてくるのに、なんで私を選んでくれたんだろ…)

ゆう

こんな私でいいんですか?

海人

ゆうが好きなんだ。

ゆう

キュン…

ゆう

(本当は髙橋先輩苦手だったけど…案外優しかったな…フフッ)

ゆう

いいですよ!

海人

ありがとう!

~END~

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コメント

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最高だったよありがとう!

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