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転校生アルノー・イヲリが来てから一週間が経とうとしていた。
意外にも貴兎はアルノーとの親睦を深めており、 昼休みにご飯を一緒に食べようと誘った
OKを貰い、貴兎は軽い足取りで屋上へと上がっていった
貴兎
貴兎
貴兎
まだ階段を上っている最中のアルノーを見下ろしながら 色々と妄想を膨らませていた貴兎だったが
絶対に起こり得ないとピンク色の思考を振り切った
アルノー
アルノー
貴兎
アルノー
アルノー
貴兎がふっと吹き出しながら笑うとアルノーは不機嫌そうに頬を膨らませた
貴兎
アルノー
アルノー
貴兎
アルノー
貴兎
貴兎は持ってきた弁当箱を開け、箸を手に取る
貴兎
アルノー
貴兎の問いかけに対しアルノーは焼きそばパンのパッケージを突き付ける
貴兎
貴兎
アルノー
貴兎
貴兎
アルノー
不満げな表情
貴兎
アルノー
貴兎
アルノー
アルノーは貴兎の肩に体重を預けるとたこの形をしたウインナーを指差す
布越しにアルノーの体温を感じ、貴兎は自身の鼓動が 加速していることに気が付く
貴兎
いつも貴兎は箸も一緒に渡しているのだが今日は弁当ごと差し出す
このままずっとべったりいられるといつ自身のそれが 硬くなるのかも分からないからだろう
アルノー
貴兎
箸も渡す
アルノー
貴兎
アルノー
アルノーは口をもごもごしながらも微笑む
貴兎
アルノー
貴兎
アルノー
そう言い残すと屋上の扉を開け、トイレへと向かって行ってしまった
貴兎
貴兎
ふと空を見上げた時、機械音が鳴った
…多分アルノーの鞄からだろう
他人の鞄を漁るだなんていけないと思ってる
でもちょっと……
貴兎
アルノーの鞄に手を伸ばし、触れる
貴兎
思いのほかスマホはすぐに見つかった
そっと電源を付ける
スマホを手に取った時、バイブレーションが鳴る
「かわいい」……「住み」……「ヤろう」……?
この文章だけで察しはついていたがそんな筈はと心が否定していた
スマホにロックは掛かっておらずそのままTwittorを開き、プロフを見る
清楚だってずっと思ってた
あぁ、そういう子なんだな
俺の知らないところで俺の知らない奴と交わって、頬を染めて、 媚びて、イくんだろうな
貴兎
貴兎
貴兎
それでも本心は諦めきれなかった
もうアイツは誰かに汚されている……
でも、
それでも……
ベッドに横たわり、Twittorであのアカウントを検索する
…俺も裏垢作んないと
貴兎
貴兎
服を脱ぎ、ズボンを少し下目に下ろしてぎりぎりブツが見えない位置にする
ベッドにいることが一目見て分かるように少し余白を持たせつつ 筋肉も見えるようなポーズをする
貴兎
ボタンを押し、シャッターを切る
貴兎
Twittorの画面に戻り、アカウント作成を押す
先程撮った写真をアイコンにし、自己紹介の部分は 他の裏垢の人のものを参考にしつつ書く
そしてまた一つ写真を撮って投稿してから アルノーのアカウントにフォロリクを送る
貴兎
貴兎
貴兎
貴兎
貴兎
貴兎
……
貴兎
貴兎
貴兎
DM
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
usagi@うらあか
usagi@うらあか
Aruru
usagi@うらあか
usagi@うらあか
usagi@うらあか
Aruru
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
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Aruru
Aruru
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Aruru
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Aruru
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Aruru
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
Aruru
Aruru
Aruru
usagi@うらあか
Aruru
貴兎
貴兎
…でも海外住んでいたんだろ。 そんなもんなのか?
貴兎
貴兎