人けの少ない電車に揺られ 大阪の都心から片道2時間 郊外にある俺の実家 両親が遺した遺書に書いてあった 50億と屋敷の所有権 それが全て俺に譲渡され お家争いから逃げてきたのである
sha
どうせごますってくる奴らは みんな、この大金目当てだ それくらいなら 俺が早めに使うのが1番だ ちょうど、部下の失態を俺のせいにされ 会社をクビにされたタイミングで… なんて、都合が良いのだろう 嫌いな両親が死に、 家とも縁を切ったから 俺を縛る物はもうない
sha
それに、金に困ればこの顔で儲ければ良い モデルにでもなれば、 俺は将来安泰だしな
sha
今日は暗いしホテルに泊まる だから家は明日になってからのお楽しみだ
sha
俺はガタガタと揺れる車内で 眠気に耐えながら、 目的の駅まで行った
朝、ホテルの中にある 小さな喫茶店で朝食を食べていた 部屋もよくて 中にはヒノキ風呂も完備されており 泊まったホテルでも 上位に入るくらい良いホテルだったので 大満足の1日目であった そんな事を考えながら 近くに座っていた 若い女性2人組の会話にでてきた 森の中にたたずむ 大きな幽霊屋敷の話を聞き まさか今から行くのそれじゃないよな? と考えながら 出されたサンドウィッチを食すのだった
sha
レビューは5やな!これは!
今日、全く眠くない
コメント
12件
sho「変なもんなかったらええな…」 shoちゃん…それはフラグってもんだぜ…
見るの遅れてしまった!😣 今回も最高です!!続き待ってます!!