廊下に出た瞬間鬼と遭遇してしまい、その場にいた10人中4人が怪我をしてしまった
4人を支えながら逃げるよりここで鬼を倒した方がいいと判断した悠斗は鬼に立ち向かう
鬼
鬼が雄叫びを上げると同時に悠斗は鬼に向かって走り出した
悠斗は鬼の近くまで寄り、剣を腕に向かって振るが、鬼は避けてしまう
悠斗
幽乃
蒼
幽乃は銃を構え、鬼に向かって撃つ
蒼は薙刀を持って鬼に向かって走り出す
結実
結実も銃を撃ち始める
優奈
凜叶
背中に斬撃を負ってる優奈、凜叶、凜音も立ち向かう
優奈は少し離れたところから弓を射つ
凜叶と凜音は蒼や悠斗の影から槍を持って走る
悠斗は鬼に避けられた後少し大回りして鬼の背後を取ろうとした
鬼は悠斗を殺そうと視線で悠斗を追いかける
すると、幽乃や結実、優奈、悠穂、玲華が鬼に銃や矢を撃ち始める
鬼は飛んでくる弾や矢を避けるため幽乃達の方を向いた
幽乃達の後ろから蒼が鬼の方へ向かい、凜叶と凜音はその反対側から向かう
凛も少し遅れて蒼と同じ方向から鬼の方へ向かう
囲まれていると気付いた鬼は腕を振り上げ、斬撃を繰り出す
悠斗
凜音
斬撃は鬼の近くに居た悠斗と凜音に直撃
悠斗は右腕を斬られ、凜音は左肩を斬られた
凜叶
凜叶は凜音を心配して鬼から目を逸らす
すると鬼は凜叶の目の前に行き、斬撃を繰り出そうとする
凜叶
慌てて槍を刺そうとするが、鬼が斬撃を出す方が早かった
凜叶は刺そうとした槍と腕で斬撃から身を守ろうとする
斬撃は槍と腕で食い止め、両腕は斬られ、槍は折れてしまった
凜叶
凜音
斬撃を受けて固まっている凜叶の背後から凜音が出てきて槍を刺そうとする
と同時に悠斗と蒼が鬼の元へやってきて、それぞれ武器を振るう
鬼は慌てて斬撃を繰り出すが、急いでいたためか狙いが外れ、斬撃は幽乃達の方へ
幽乃
優奈
幽乃と優奈は胸の当たりを横に斬られ、悠穂は右腕が飛び、結実と玲華は胴体を2つに斬られてしまった
結実と玲華は体が映像のように乱れ、消える
凛
凛が叫んだと同時に悠斗、蒼、凜音の3人は武器を鬼の体に刺す
鬼
鬼は雄叫びを上げながら悠斗達を振り払う
悠斗
凜音
蒼
凛
3人が吹っ飛ばされた直後、遅れて鬼の元へたどり着いた凛が薙刀で鬼の腕を斬ろうとする
鬼は腕を振り上げ、斬撃を起こす
凛は鬼が振った腕と反対の腕に向かって薙刀を振り、それが鬼の腕を切断したと同時に凛の胴体を斬撃が切り離す
凛の体は映像のように乱れ消えた
優奈
優奈は斬られた胸を抑えながら叫ぶ
幽乃
幽乃も胸を抑えながら優奈に呼びかける
悠斗
蒼
悠斗と蒼は立ち上がり、再び鬼に向かう
悠穂
右腕を斬られ、弓矢を撃てなくなった悠穂は矢を持って鬼に向かう
悠斗
蒼
悠斗と蒼は鬼を挟むように斬り掛かる
鬼
鬼は2人をなぎ払おうと腕を振るが、その腕に悠斗の剣と蒼の薙刀が刺さる
鬼
鬼は刃先が刺さったまま腕を思いっきり振り、その衝撃で悠斗と蒼、そして鬼の圏内に入っていた悠穂は吹き飛ばされる
悠斗
蒼
悠穂
優奈
優奈は胸を押えながら立ち上がり、凛の使っていた薙刀を拾う
幽乃
幽乃が引き留めようとするがそれも虚しく、優奈は立ち向かって行った
優奈
優奈は薙刀を振り、凜音も鬼に向かって走っていく
そして、鬼は腕を振り上げた
鬼の背後からは斬撃が繰り出され、凜音の左腕と優奈の胴体を切り離した
凜音
優奈の体は映像のように乱れ、消えた
悠斗
蒼
悠斗と蒼も再び立ち上がって鬼へ向かって走る
悠穂は優奈が使った薙刀を拾い、再び鬼へ向かう
悠斗は剣を1本鬼の胸へ向かって投げ、もう1本を持って走る
蒼と悠穂は挟み込むように鬼に向かって薙刀を振る
悠斗は鬼の手前でジャンプし、体重を剣に載せて鬼へ向かっていく
鬼は手を振り上げようとしたが、その前に蒼と悠穂の薙刀は横腹に、悠斗の剣は心臓に刺さり、鬼は映像のように体が乱れ、消えた
凜音
凜音がポツリと呟く
19時36分、ようやく鬼との戦闘が終了した
と同時に悠斗達はドサッとその場に崩れ落ちた
悠斗
幽乃
凜叶
凜叶はよろよろと立ち上がり、凜音を支えながら立ち上がらせる
幽乃
幽乃も壁に手を付きながら立ち上がる
悠穂
悠穂は左腕で悠斗を引っ張る
悠斗
幽乃
蒼
そうして残った6人は、支え合いながら治療室へと向かった
19時47分
悠斗達は奏太達と出会った治療室まで戻ってきていた
悠斗
扉を開けて目にしたのは衝撃的な光景だった
ベッドや床、壁などに赤い血が大量に散らばっており、治療室に残ってもらっていた奏太達もいなければ、治療していたはずの未乃達もいなかった
幽乃
蒼
凜音
凜叶
悠穂
悠穂が恐る恐る言うと、凜叶が呟く
凜叶
すると悠斗は治療室に置いてあるタンスを開ける
幽乃
悠斗
タンスには白い布…すなわち、ベッドのシーツがぎっしり入っていた
悠斗
凜音
凜音は悠斗達の顔色を伺いながら言う
幽乃
幽乃はタンスからシーツを取り出してベッドに敷き始めた
凜叶
凜叶達も続いてシーツをベッドに敷き、各々リストバンドを付けて眠り出す
悠斗
幽乃
幽乃
悠斗
そして、悠斗達は眠りについた──
少し時は戻って19時20分
奏太は祐穂、友花、亜朱花を体育館にある治療室へと運び終え、考え事をしていた
奏太
奏太
奏太
奏太
そんなことを考えていると、寝ている3人が目を覚ます
友花
祐穂
亜朱花
奏太
奏太
亜朱花
亜朱花
友花
祐穂
祐穂
奏太
奏太は言うかどうか迷った
一緒に行動してた仲間達は、自分の意思とは裏腹に動く“自分”に殺されたと
でも、自分じゃない自分が殺してただなんて、信じてもらえるだろうか…?
そう考えた奏太は、こう説明する
奏太
奏太
奏太
友花
亜朱花
祐穂
祐穂
奏太
亜朱花
祐穂
友花
奏太
奏太
3人は、奏太の嘘に納得したようだった
奏太
奏太
奏太は、はないちもんめが始まる前に図書館で聞こえた声を思い出した
奏太
奏太
もう…許してくれよ
コメント
1件
最近完成度が低くてごめんなさい スランプ中です